えむちゃんの悪魔のささやき 囲碁見聞録

主に某研究会の備忘録ブログ

世界アマ囲碁選手権 2回戦 

2012-09-27 22:37:29 | 囲碁

  私の黒番    同世代の彼とは約10年ぶりの対局。  非常に感慨深かった。

  月日はあっという間にすぎたけど、嬉しかったのがお互いあまり変わってなかったこと。

  僕にとって心に残る1局となったかな。勝ち負け以上のものが得られた気がする。

  碁のほうは見ての通り逆転勝ち。。。

  序盤早々悪くなった。16の対応に15分かけたが対策がみつからず妥協。15では76(5Q)

  くらいだったか。

  24まで悪い。 25の打ち込みに期待するも、38までさっぱり。むしろ損した。

  

  39は早すぎだろう。8Qに打ってぼちぼち打つしかなかった。

  60まで必敗の形勢。62はやや恐いか。

  

  65は勝負手。86、88は相手に誤算があった模様。

  92で93に打つと後手をひくのをうっかりしたらしい。

  とはいえ予定変更の92が冷静。98まで以前として白優勢。

 

  白は131を見ていなかったらしい。秒読みの中132(誤算あり)が致命的1手、敗着だろう。

  O17に打って、黒2目を取る図を選ぶしかなかった。それでやや白良しでお互いの形勢判断

  は一致。おそらくコミがかりの形勢。

  137にまわり好守逆転、147まで黒良くなった。

  

  正直この碁は大会を通じて一番苦しかった。内容で完全に負けていた。僕は悪手ばかり。

  勝負に勝つのは大事だけど、実力が伴わないとダメだめだ。

  彼はセンス抜群で強いといつも思う。。これから何度全国で打てるか分からないが60、70

  歳になっても彼と打てたらと思う。80になってもとは言う自信が全くありませんが(苦笑)

  

 148手以下略  黒4目半勝

 この碁に勝ち、1度死んだ身、勢いに乗れた気がする。

  


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