私の黒番 同世代の彼とは約10年ぶりの対局。 非常に感慨深かった。
月日はあっという間にすぎたけど、嬉しかったのがお互いあまり変わってなかったこと。
僕にとって心に残る1局となったかな。勝ち負け以上のものが得られた気がする。
碁のほうは見ての通り逆転勝ち。。。
序盤早々悪くなった。16の対応に15分かけたが対策がみつからず妥協。15では76(5Q)
くらいだったか。
24まで悪い。 25の打ち込みに期待するも、38までさっぱり。むしろ損した。
39は早すぎだろう。8Qに打ってぼちぼち打つしかなかった。
60まで必敗の形勢。62はやや恐いか。
65は勝負手。86、88は相手に誤算があった模様。
92で93に打つと後手をひくのをうっかりしたらしい。
とはいえ予定変更の92が冷静。98まで以前として白優勢。
白は131を見ていなかったらしい。秒読みの中132(誤算あり)が致命的1手、敗着だろう。
O17に打って、黒2目を取る図を選ぶしかなかった。それでやや白良しでお互いの形勢判断
は一致。おそらくコミがかりの形勢。
137にまわり好守逆転、147まで黒良くなった。
正直この碁は大会を通じて一番苦しかった。内容で完全に負けていた。僕は悪手ばかり。
勝負に勝つのは大事だけど、実力が伴わないとダメだめだ。
彼はセンス抜群で強いといつも思う。。これから何度全国で打てるか分からないが60、70
歳になっても彼と打てたらと思う。80になってもとは言う自信が全くありませんが(苦笑)
148手以下略 黒4目半勝
この碁に勝ち、1度死んだ身、勢いに乗れた気がする。