emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

ゴーイング マイ ホーム 第6話

2012-11-21 14:28:53 | 2012秋ドラマ
第6話 「良多、良からぬ事をたくらみバチ当たる」

坪井良多(阿部寛)は、夢の中でクーナ(阿部サダヲ)が「今さぁ、俺たちブーム来てない?3度目位の。去年あたりからさ。君らが自信を無くすと、だいたいいつも来るんだ、ブームが」と話すのを聞く。
良多は、部下・真田(新井浩文)と一緒に長野へ行き、スポンサーが付くという話を下島菜穂(宮崎あおい)にするが、「夢が夢じゃなくなるというか・・・。いきなり1億円のスポンサーって言っても」と渋られる。
良多は「(1億円は)万が一見つかったらですからね。ひとまずは宣伝費とお菓子の現物支給ということで」と言って説得し、HPのリニューアルをして、赤い帽子をモチーフにしてもっとポップなデザインにすること、目撃情報をインタビューして純次順次アップするなどして盛り上げようと提案する。
妻・沙江(山口智子)は、フードスタイリストとしてCM撮影の現場に入り、クライアントから「映っていない物を想像したいんだけど。それ表現できる?」と注文を受け、今までにない要望に燃える。
菜穂は、勤めている市役所の「過疎検討委員会」で「何かないのかねぇ、女の子が『かわいい!』って言うような」と意見を求められ、3年前から行っているクーナ探しについて話すが、「それは政治活動だって、開発推進派から苦情が上がっているんだ。公務員が政治活動をやるのかって」「自然保護だけで飯食えないからね。もう分かっているだろうけどさ」と言われてしまう。
良多と真田は、町の人にクーナの目撃情報をインタビューして歩き、「怖いっていうより(自分は)一人じゃないなって(思った)」「(クーナの)話をした夜は、決まって夢の中で婆さん(死んだ妻)に会えるので、クーナが婆さんに会わせてくれているんだと思います」「廃校になるって決まった頃には、もうその声もすっかり聞けなくなりました。人懐っこい奴らでしたから、きっともっと賑やかな所に引っ越したのかもしれませんね」といった話を聞く。
一緒に話を聞いていた新聞記者(中村靖日)は「少なくとも僕たちが今クーナという存在を必要としているというのは間違えないと思いますね。僕たちが大きくなり過ぎたのかもしれませんね、色んな意味で」と話し、真田は首をかしげるが、良多は頷く。
沙江は、先日娘・萌江(蒔田彩珠)が「夏に亡くなっためぐみの机」を教室に戻したことについて、担任・園田(千葉雅子)に呼び出される。
沙江は、亡くなった友達への(目には見えない)思いを強制的に乗り越えようとさせるのは暴力と同じではないかと園田に反論し、帰り道に萌江に自身の父が亡くなったエピソードを交えて「萌江の気持ち、ちょっと分かるよ」と声を掛ける。
良多たちは、引き続き目撃情報を聞いて回っていると、クーナ研究家である錦織(古舘寛治)から、クーナをおびき寄せるために赤い帽子を先月30個ほど撒いたという話を聞き、先日良多や萌江たちの見つけた帽子が、錦織が撒いた「偽物(クーナのものではない)」だった可能性が出てくる。
消沈した良多たちだったが、真田が女性を集める企画の一つとして沙江をイベントで料理させることを提案し、沙江から了承を得る。
沙江は萌江に、「だし」について説明する中で「料理も目に見える物だけで出来ているんじゃないのよ」と話す。
父・栄輔(夏八木勲)は、病室に菜穂を呼び、失踪した菜穂の夫の消息が分かったと告げ、「辛いかもしれないけど、きちんと話しておいで」と声を掛けるが、菜穂は「元気ならそれで」と言うだけで帰っていく。
そんな後ろ姿を見て、栄輔は「若いから難しいってこともあるかもしれない」とつぶやく。
赤い帽子が偽物だと分かって菜穂の息子・大地(大西利空)が消沈しているのを見た良多は、消しゴム等を加工してクーナのニセ足跡を廃校舎に付けに行くが、そこには同じことを考えていた大地の祖父・鳥居治(西田敏之)もいて、見回りに来た警官・梶(山中崇)にひどく怒られ・・・


というような内容でした。

「クーナ」について懐疑的だった沙江や母・敏子(吉行和子)も、徐々に「クーナ探し」の事を認めてきた感じですね。
沙江が、だんだんと萌江の気持ちが分かるようになってきて、萌江も心を開いてきたように見えました。
あとは姉・多希子(YOU)位でしょうか、クーナを認めていないのは(笑)
栄輔はだいぶ元気になってきたけど、敏子にはまだ「クーナ」のことは話したくない感じ?
まぁ、自分がかつて恋した女性に会いたくて探しているなんて、敏子には絶対知られたくないでしょうから。
良多が代わりにクーナの事で歩き回っているのを、敏子の前ではあんな顔をしていましたが、内心は喜んでいるのかな?
それとも、商業化に走り過ぎないか心配しているのかな??

中村靖日さん演じる新聞記者のセリフで「少なくとも僕たちが今クーナという存在を必要としている」というのがありましたが、今回のキーになるセリフだったかもしれませんね。
そして、目に見えない物にも私たちは支えられている、ということに思いを馳せることが出来るか/出来ないか、そういう考えを許せるか/許せないかが、このドラマの評価の分かれ目なのかもしれません・・・。
こういう話を信じない人がいても不思議ではないですし、私も「信じている」というよりは「空想の世界を楽しんでいる」という感じです。
でも、こんなに視聴率が下がるとは・・・
時間帯が悪いのかなぁ・・・私の中では今期で1番好きなドラマなのですが

冒頭の「クーナ劇場」の夢を見た後に、良多が落ちている綿棒をフリフリしているのが面白かったです。
確かにクーナの大きさだったら、綿棒は「シェイプアップ(?)に使うフリフリ棒」になるかもしれませんね(笑)

菜穂の家の食卓に出てきた「ラーメンサラダ」ですが、北海道では居酒屋の定番メニューなのですが、本州では無いのかしら?
こっちは、夏場にスーパーで「ラーメンサラダ用の麺」が売っていたりもするのですが。
腹もちがする上に野菜もたっぷり取れるので、私は居酒屋でよく注文します。
そんな北海道ネタ、今回もありましたね~。

「潮干狩りや芋掘りは、あらかじめ埋められているものを掘り出す」って・・・。
北海道の芋掘りは、そんなことは無いとは思うのですが・・・。
なんだか悲しい時代ですね・・・でも、だからと言って、クーナの足跡を付けるのはダメだと思いますけど

どんなイベントになるんでしょうね~
すごく楽しみです
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2 コメント

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がーん・・・ (まこ)
2012-11-23 13:38:14
一昨日、コメント投稿したつもりが、きっと数字を
間違えたか、打ち忘れたかで認証されなかったと
思われ・・・

で、今回のお話ですが・・・
まずはラーメンサラダなるメニューがある事にびっくり!
んで、それが北海道では定番の物と知り、二度びっくり!
ラーメンというがっつり系の食べ物と、サラダという
さっぱり系の食べ物の合体。前菜なのか、主食なのかも
不明で、味も想像出来ないですわー。
ラーメンサラダ用の麺は、普通の麺と違い、
やはり特別なモノなんだろうか?と疑問が膨らむばかり(笑)

>「少なくとも僕たちが今クーナという存在を必要としている」
クーナがただの伝説の生き物というだけでなく、
死者とをつなぐ役割があるというのが何とも複雑ですねぇ。

単に、出会うと幸せになれる・・・みたいなメルヘンな
言い伝えならわかりやすかったんだろうけど、意味深・・・

人って本来、目に見えるものより、見えないモノに
救いを求めたり、信じたりしやすいですもんねー。
ちょっと間違うと宗教みたいで怖いけど
返信する
>まこさんへ (emi)
2012-11-23 21:43:05
まこさん、コメントありがとうございます!
2度も打ち込んでいただき、申し訳ありませんm(__)m
gooブログって、たまに認証エラーが起きますよね・・・私も時々コメントが消えて寂しくなる時があります

そうなんですよ~、ラーメンサラダは、どの居酒屋にもあるわけではないのですが、置いてある居酒屋はけっこうあるような気がします。
メニュー表には「サラダ」の欄にあるので、居酒屋では「前菜」になるのか・・・でも多分「他の料理だけではちょっと量が足りないかな~、野菜も取りたいな~」というようなニュアンスで頼むかな、と思います。
お酒の弱い人や飲まない人(私)には、お腹が満たされてけっこう嬉しいメニューです♪
麺は「冷やし中華」みたいに思っていただければ。。。
味は「胡麻ドレッシング」です。
このドラマを機に、全国に広まらないかな(笑)

>ちょっと間違うと宗教みたいで怖いけど
私も、ちらっとそう思ったことがあります(^_^;)
そのさじ加減を間違えてしまうと怖いことになるから、情報の取捨選択には普段から気をつけていかないといけませんね。

>死者とをつなぐ役割があるというのが何とも複雑ですねぇ。
ですねぇ・・・「栄輔と久実」「萌江とめぐみちゃん」はどうなっていくのでしょうね。
会えるというストーリーにはしないような気がするのですが、どうまとめていくのかが、非常に気になります!
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