emitanの心にうつりゆくもの

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S-最後の警官- 第4話

2014-02-06 20:11:22 | 2014冬ドラマ
第4話 「最強の敵Mを倒せ!真のバディとなって」

NPSとSATの合同訓練二日目。「エントリー訓練」に人質役として参加する予定の科学警察研究所研究主任・横川秋(土屋アンナ)は、会場に向かう途中で国際テロリスト「M」こと正木圭吾(オダギリジョー)らに拉致され、その知らせを聞いた作家であり元警察庁次長・霧山六郎(近藤正臣)は「いよいよ動き出しましたね、この日本で国際テロリストが」とつぶやく。
警察幹部たちは、SATの隊員が運転手についていながら拉致されたという事で「日本警察最後の砦たる『S』が出し抜かれたんだぞ!こんな失態が許されるか!」と怒鳴り、事件が明るみになれば諸外国との対応にも影響を与えることから、極秘で対応に当たるようNPSとSATに命じる。
移動の車中で、NPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)は隊員らに、横川はハーバード大学卒業後に経済学者になる予定だったが、友人と教授が爆弾テロに巻き込まれて死亡し、「経済で人を豊かにするより、直接人の命を守りたい。二度と大切な人のぬくもりを消したくない」として警察官になったことを話す。
現場警備本部に到着したNPSの突一隊員・神御蔵一號(向井理)は、ケータイに幼なじみ・棟方ゆづる(吹石一恵)からの着信が入っているのに気付いて電話を掛け、ゆづるが横川とケータイで話している最中に横川が事件に巻き込まれたことを知るが、神御蔵はゆづるに詳しく事情が話せないまま電話を切る。
その直後に、神御蔵のケータイにメールが入り、そこには暴行を受けて傷だらけになっている横川の動画と「神御蔵一號、お前が一人でここに来い。さもなければ、この女の命はない」というメッセージが入っていた。
本部で、このメッセージに対する協議がなされ、犯人は先日の神御蔵のインタビュー映像を観て神御蔵を指名したのではないかと考え、神御蔵を本部に残して、他のNPSとSATの隊員らで情報収集に当たることにする。
自分も捜査に参加したいと訴える神御蔵に対して、SAT隊長・中丸文夫(嶋政宏)は「今回の相手は、貴様の軽はずみな行動が命取りになる。これ以上人質を危険にさらすことは絶対に許さん!それを忘れるな!」と一喝し、神御蔵の胸に拳を当てて持ち場に向かう。
SAT隊員・蘇我伊織(綾野剛)は、ゆづるの元を訪ねて横川との電話の時の様子を尋ね、ゆづるは「上玉だな、Mが言ってたとおりだ」と話す男の声がしたことを話し、ゆづるは横川が事件に巻き込まれたのかを尋ねるが、蘇我は訓練の一環だと話す。
ゆづるが「大変ですね、本当に。警察の人って、色んなものを飲みこみながら仕事をしなきゃいけなくて。帰りを待つ家族も大変…」と話すと、蘇我は「自分には家族はいません」と話して去っていく。
拉致された横川は、倉庫内で正木がナイクラッド弾という着弾すると先端が裂けて内臓を切り裂く弾を扱っているのを見て、「警察に恨みでもあるわけ?だったら、末端じゃなくてもっと上の人間狙えばいいじゃない」と話すと、正木は「まき餌だよ、神御蔵一號は。そう、先生が見つけた。この国の背中を押す…それが俺の役目だ」と話す。
香椎は、事件の知らせを聞いた霧山が「国際テロリスト」という言葉を発したことに疑問を抱き、警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)に霧山が主宰する「霧山会」が本件に関係しているのではないかを尋ねるが、天城は否定し、そのやりとりを通りがかった蘇我が物陰から聞いていた。
横川が監禁されている場所が分かり、NPSとSATは作戦行動に移るが、横川のニオイを捜していた警察犬を連れた梶尾竜一(高橋努)が銃撃を受けてしまう。
その知らせを聞いた蘇我は「マル被の標的はNPSの突一のはず。なのに、別の隊員を狙撃し、おそらくワザと打ち損じている。負傷者を出すことによる仲間の足止め…突一を孤立させるためではないかと」と中丸に無線で話す。
そんな中、倉庫の中から銃声が聞こえたため、横川の安否が心配な神御蔵は隊員たちの制止を無視して倉庫に向かうが、隊員たちは次々と打ち込まれる銃弾に阻まれて先に進むことが出来ず、神御蔵だけ倉庫内に入っていく。
香椎は罠だと無線で叫ぶが、無線アンテナが破壊されてしまい、神御蔵と連絡を取る事が出来なくなる。
その様子を腕を骨折して負傷中のSATの突一隊員・嵐悟(平山祐介)が聞いて、嵐も無指示で倉庫内に入っていく。
倉庫に入ってきた神御蔵に対して、正木は「目指すはヒーローだったな?だが、どれだけ正義を掲げても救えない命はある。それが現実だ」と言い放ち、「お前の死が、この国の警察力を飛躍させる。誇りながら死ね」と言って神御蔵に対して銃を撃つが、その間に嵐が入り込み、嵐が被弾する。
嵐は神御蔵に「お前には障害踏破の時の借りがあるからな。それに、誰かの背中を見るのは趣味じゃねぇんだよ。日本一の突一だからな」と声を掛けていると、後ろから蘇我がやってきて「伏せろ!」と叫んで正木に向かって銃を撃ち、その間に神御蔵と蘇我は嵐と横川を物陰に退避させる。
嵐は蘇我に「ミッドナイトエントリー・・・それしかねぇだろ。やるんだよ、お前ら二人で」と話すが、蘇我は「無理です。コイツ(神御蔵)は俺たちとは違う。コイツは銃を持っていません」と言って拒否するが、神御蔵が「指示してくれよ、どうすりゃいいのか。SATもNPSも関係ねぇ。今ここで、横川さんと嵐さんを助けるのが俺らの役目だろうが!」と言うため、蘇我は「失敗は絶対許さん」と言って自分が銃を撃った後に突撃するよう神御蔵に命じる。
神御蔵は正木にパンチをして倒すが、正木は照明弾を投げてその隙に逃げ去ってしまう。
翌日、香椎は霧山に、横川の報告で正木が「先生」という言葉を発していたことを伝えると、横にいた天城が「世の中には先生と呼ばれる方はたくさんいらっしゃいますよ」と言って香椎を帰す。
霧山は天城に「鋭いね、彼。真正面から私の顔色を読みに来た。ただ、今回の件が公表できないのは実に残念ですなぁ」と話し、天城が「今後の計画には支障がないかと思いますが」と話すと、霧山は「今回の試合でも得るところはありましたから。私の想像以上にNPSが使えるという事ですよ。SATとNPSの共闘・共存…しばらく見ているのも面白そうですね」と話す。
帰宅した神御蔵は、ゆづるに「俺さ、警察官向いてないのかもな。ビビっちまった…自分の目の前で人が傷つくこと。知ってんだろ?ホントは俺、ビビりだって。色々考えるのが嫌で、立ち止まるよりガーッて突っ走ってる方が楽でさ。だからゴメン、特殊部隊に入ったって、危険な仕事だって事、ちゃんとゆづるに言えなかった」と打ち明けると、ゆづるは「向いてると思うよ、警察官。人を助けたくて今の仕事してるんでしょ?ビビりで、自分の目の前で人が傷つくのが嫌で、でもだから助けられたんじゃない?一つだけ言わせて。これからも絶対に生きて帰ってきて」と話して、二人は笑い合う。
翌日、神御蔵が嵐の見舞いに行くと、嵐は「分かってるんだろ?ヒーローは自分の負傷を人のせいになんかしねぇ。責任感じてるとかホザくんじゃねぇぞ。俺は俺の覚悟を持って警察官やってるんだからな。分かったらさっさと仕事に行け!」と言って神御蔵を帰す。
神御蔵が出勤すると、新しいNPSの隊員として蘇我が紹介され・・・


というような内容でした。

少し辛口感想かも、です。

霧山は、自分が描く何らかの筋書き通りの世界を実現するために、横川を誘拐してボコボコにしたってこと?
Mを動かしているのが霧山だとしたら、その世界の実現のためには人が死ぬことも構わないってこと??
(第1話や第2話の犯人は、人質や警察官を殺そうとしていましたよね?)
そこまでして得たいものとは何なのでしょう?
元警察官僚なのに・・・
今後の展開が気になりますが、何だかドキドキすると言うよりは「嫌な感じだな」と思ってしまいました

蘇我は、誰の意向でNPSへ出向することになったのかなぁ?
NPSに蘇我が来たという事で、一気にNPSが引き締まるような気がして、少し気分が上がりました
なんかねぇ・・・倉庫に突入する時のNPSの動き方が今回も「行き当たりばったり」感が否めず、神御蔵が隊員の制止を振り切って倉庫に入っていく場面は、あまりにも運任せで苦笑いしか出ませんでした
終盤で、神御蔵がゆづるに「色々考えるのが嫌で、立ち止まるよりガーッて突っ走ってる方が楽でさ」って言ってたけど、そういうのはいいのですかね?
「突一」というのは、そういうもの?
でも、上司の命令に背いて突っ走るのは、非常に危険というか・・・
SATの嵐も命令なく突破していたけど・・・突一はNPSもSATもどっちも○鹿なのか?と思ってしまいました・・・

うーーーん、ストーリーに無理があるのか、演出が甘いのか・・・
暴力シーンは痛々しく見えたので、オダジョーさんは流石だというか・・・
蘇我もすごく渋くてカッコ良く見えて、綾野君も流石だなぁと思うのですが・・・
全体的に見ると、イマイチまだググッと来ていないのが正直なところです。

予告編で、綾野君蘇我が「猫派です」って言っていたのが、すごく気になりました(私も猫派なので 笑)

週始めに用事があったため、感想を書くのが遅れてしまいました

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話
※公式HP(こちら
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