第3話 「恋をはじめるのに、理由が必要ですか?」
小平丈太郎(生田斗真)は、足を怪我した大河内欣治(ミッキー・カーチス)の田んぼの稲刈りを終え、大河内から昔は収穫のお祭りをしていたと聞く。
すると、それを一緒に聞いていた子供たちがお祭りをしたいと言い出し、丈太郎は考え込む。
夜、家に大家の娘・今井春菜(木村文乃)がやってきて、家の点検をした後、持ち込んだワインを飲んで寝込んでしまう。
困った丈太郎は、二階堂かほり(真木よう子)に来てもらい、丈太郎は外の車の中で寝ることに。
かほりと二人っきりになった春菜は「今度は邪魔しないでね。好きっていうか必要なの。私には丈太郎さんが必要」と言う。
翌朝、丈太郎は「地域おこし課」課長・日下哲也(松重豊)にお祭りを復活させたいと提案するが、人手とお金が必要であることと「復活させたら毎年やってほしいとか、他の地域でやってほしいという声が上がると思うんですよね」と言われてしまう。
しかし、丈太郎は「先の事を考えていたら、何もできないですよ。1回でも復活させましょう」と折れず、そんな熱意に藤井順一(桐谷健太)も賛同したため、日下は「必ずみなさんの同意を得てからやってください」と答える。
・・・どことなく分かっていた。
目の前に頑張ることがあれば、先の見えない不安から目をそらせることを・・・
丈太郎たちは、地域住民の同意を得て、カンパを集め始め、子供用の神輿を作り始める。
丈太郎は、森下彩花(香椎由宇)にお祭りのことを話し、「もしお祭りを復活させることができたら、彩花さんにご褒美をもらえたらな」と言うと、「いいんじゃない、ご褒美。何が良いか考えておいてね」と言われてとても喜ぶ。
順一に呼ばれて、かほりの姉・島田さより(国仲涼子)もお祭りの手伝いをしていたが、迎えに来たかほりがカンパを渡すのを見て、「私の1日分のパート代よりたくさん」と言われてしまい、かほりは「簡単に稼いでるわけじゃないよ。まぁそれだけの大変な思いはしているつもりだよ」と言うが真意は分かってもらえない。
かほりは、入院患者の点滴の量を間違えてしまい、看護師たちに陰で「研修医みたい。使えないし、やりにくい。一番中途半端で迷惑」と言われているのを聞いてしまい、とても傷つく。
台風が上陸するが、彩花は毎月16日に行っているお墓参りに行き、ずぶ濡れになって家に戻る。
丈太郎は、お祭りの神輿等を収納している納屋の窓を閉め忘れたことに気づき、車で行くが、帰り道に橋が冠水してしまい家に戻れなくなる。
かほりは、高熱の老人の往診に行くが、帰り道に丈太郎と同じ橋で会い、神輿のある納屋で一緒に一晩を過ごすことに。
かほりは丈太郎に「(何も考えずに来たのに)すっかりここに馴染んでいて羨ましい。どこにいても落ち着かないの。実家も病院も、すごく居心地が悪い。でも、東京に戻ることなんかできない。教授に呼び戻してもらわない限り無理だから。(呼び戻されることが)無いって分かっていても、毎日教授からのメールが来ないかってチェックしている。バカみたい・・・」と話し、今まで研究ばかりしてきたため、看護師の助けを借りないと臨床では何も出来なく「『私は医者です』なんて言えない」と打ち明ける。
翌朝、かほりは昨日往診に行った老人の家を再び訪ねると、老人の顔色はすっかり良くなり、「先生がおってくれてありがたいです。ありがとうございます、二階堂先生」と何度も感謝されて、かほりは思わず泣き出してしまう。
・・・自分が望む場所にいられるとは限らない。
でも、誰だってその場所で考えている。
誰かに認めてもらいたくて。
誰かに必要とされたくて。
誰かに愛されたくて・・・
お祭りは無事開催され、大盛況となる。
かほりは、帰り道に会った元彼・松本弘樹(柄本佑)と一緒にお祭りへ行くが、弘樹は「あの頃に戻れたらなぁ」とつぶやく。
彩花は丈太郎に、お祭りのご褒美としてキスをし・・・
というような内容でした。
いやぁ・・・かほりが往診した家で泣いたところで、私の涙腺もゆるんでしまいました
ようやく、かほりの本当の気持ちが出ましたね。
地域の人々の命を預かっているという気持ちが芽生えた矢先に、ミスを起こしてしまい看護師に散々に言われ、姉にもひがまれ、東京に戻りたくても戻れない・・・という、色々と悩んでいる姿がとてもよく出ていたと思います
メールチェックは、東京の教授からの連絡を待っていたということだったんですね。
往診先のご老人から感謝されたことで、かほりは少し変わっていくことができるのかな?
かほりの気持ちも何となく分かるし、姉・さよりの気持ちも何となく分かるような。
この辺の人間描写が、このドラマは本当に素晴らしいなと思います。
弘樹は、前回の出来事で劇的に変わった訳ではなく、少しだけ心を開いてきたという感じでしたね。
まぁその方が自然だと思うので、こういうゆったりとした心の動きで良かったと思います。
実家の父親は、アルコール中毒なのかな?
実家に居られなくて、彩花のアパートに居候しているのかなぁ。
また弘樹にスポットが当たることがありそうですね。
彩花は、毎月16日にお出かけ(墓地へ)。
ということは、誰かの月命日ということでしょうけど・・・。
墓石に彫られた字を見ると、33才で亡くなった方がいるようですが。
最後に丈太郎にキスをしていましたが・・・ここらへんの感情を含めて、彩花はまだまだミステリアスですね~。
・・・と、丈太郎以外の事をたくさん書いてしまいましたが、丈太郎も明るさの裏側で色々と悩んでいるんですよね。
このドラマの、丈太郎のナレーションが、とても好きです。深い。
今回は、色つき&斜め字で書いてみました。
このナレーションが、これからどう変わっていくのでしょうね。
今回は、新聞のラテ欄にあったタイトル(この記事の一番上に書いてある)の意味が、内容に合っていなかったと思うのは気のせいかしら?
火曜のドラマは、2本とも素晴らしい作品だと思います
小平丈太郎(生田斗真)は、足を怪我した大河内欣治(ミッキー・カーチス)の田んぼの稲刈りを終え、大河内から昔は収穫のお祭りをしていたと聞く。
すると、それを一緒に聞いていた子供たちがお祭りをしたいと言い出し、丈太郎は考え込む。
夜、家に大家の娘・今井春菜(木村文乃)がやってきて、家の点検をした後、持ち込んだワインを飲んで寝込んでしまう。
困った丈太郎は、二階堂かほり(真木よう子)に来てもらい、丈太郎は外の車の中で寝ることに。
かほりと二人っきりになった春菜は「今度は邪魔しないでね。好きっていうか必要なの。私には丈太郎さんが必要」と言う。
翌朝、丈太郎は「地域おこし課」課長・日下哲也(松重豊)にお祭りを復活させたいと提案するが、人手とお金が必要であることと「復活させたら毎年やってほしいとか、他の地域でやってほしいという声が上がると思うんですよね」と言われてしまう。
しかし、丈太郎は「先の事を考えていたら、何もできないですよ。1回でも復活させましょう」と折れず、そんな熱意に藤井順一(桐谷健太)も賛同したため、日下は「必ずみなさんの同意を得てからやってください」と答える。
・・・どことなく分かっていた。
目の前に頑張ることがあれば、先の見えない不安から目をそらせることを・・・
丈太郎たちは、地域住民の同意を得て、カンパを集め始め、子供用の神輿を作り始める。
丈太郎は、森下彩花(香椎由宇)にお祭りのことを話し、「もしお祭りを復活させることができたら、彩花さんにご褒美をもらえたらな」と言うと、「いいんじゃない、ご褒美。何が良いか考えておいてね」と言われてとても喜ぶ。
順一に呼ばれて、かほりの姉・島田さより(国仲涼子)もお祭りの手伝いをしていたが、迎えに来たかほりがカンパを渡すのを見て、「私の1日分のパート代よりたくさん」と言われてしまい、かほりは「簡単に稼いでるわけじゃないよ。まぁそれだけの大変な思いはしているつもりだよ」と言うが真意は分かってもらえない。
かほりは、入院患者の点滴の量を間違えてしまい、看護師たちに陰で「研修医みたい。使えないし、やりにくい。一番中途半端で迷惑」と言われているのを聞いてしまい、とても傷つく。
台風が上陸するが、彩花は毎月16日に行っているお墓参りに行き、ずぶ濡れになって家に戻る。
丈太郎は、お祭りの神輿等を収納している納屋の窓を閉め忘れたことに気づき、車で行くが、帰り道に橋が冠水してしまい家に戻れなくなる。
かほりは、高熱の老人の往診に行くが、帰り道に丈太郎と同じ橋で会い、神輿のある納屋で一緒に一晩を過ごすことに。
かほりは丈太郎に「(何も考えずに来たのに)すっかりここに馴染んでいて羨ましい。どこにいても落ち着かないの。実家も病院も、すごく居心地が悪い。でも、東京に戻ることなんかできない。教授に呼び戻してもらわない限り無理だから。(呼び戻されることが)無いって分かっていても、毎日教授からのメールが来ないかってチェックしている。バカみたい・・・」と話し、今まで研究ばかりしてきたため、看護師の助けを借りないと臨床では何も出来なく「『私は医者です』なんて言えない」と打ち明ける。
翌朝、かほりは昨日往診に行った老人の家を再び訪ねると、老人の顔色はすっかり良くなり、「先生がおってくれてありがたいです。ありがとうございます、二階堂先生」と何度も感謝されて、かほりは思わず泣き出してしまう。
・・・自分が望む場所にいられるとは限らない。
でも、誰だってその場所で考えている。
誰かに認めてもらいたくて。
誰かに必要とされたくて。
誰かに愛されたくて・・・
お祭りは無事開催され、大盛況となる。
かほりは、帰り道に会った元彼・松本弘樹(柄本佑)と一緒にお祭りへ行くが、弘樹は「あの頃に戻れたらなぁ」とつぶやく。
彩花は丈太郎に、お祭りのご褒美としてキスをし・・・
というような内容でした。
いやぁ・・・かほりが往診した家で泣いたところで、私の涙腺もゆるんでしまいました
ようやく、かほりの本当の気持ちが出ましたね。
地域の人々の命を預かっているという気持ちが芽生えた矢先に、ミスを起こしてしまい看護師に散々に言われ、姉にもひがまれ、東京に戻りたくても戻れない・・・という、色々と悩んでいる姿がとてもよく出ていたと思います
メールチェックは、東京の教授からの連絡を待っていたということだったんですね。
往診先のご老人から感謝されたことで、かほりは少し変わっていくことができるのかな?
かほりの気持ちも何となく分かるし、姉・さよりの気持ちも何となく分かるような。
この辺の人間描写が、このドラマは本当に素晴らしいなと思います。
弘樹は、前回の出来事で劇的に変わった訳ではなく、少しだけ心を開いてきたという感じでしたね。
まぁその方が自然だと思うので、こういうゆったりとした心の動きで良かったと思います。
実家の父親は、アルコール中毒なのかな?
実家に居られなくて、彩花のアパートに居候しているのかなぁ。
また弘樹にスポットが当たることがありそうですね。
彩花は、毎月16日にお出かけ(墓地へ)。
ということは、誰かの月命日ということでしょうけど・・・。
墓石に彫られた字を見ると、33才で亡くなった方がいるようですが。
最後に丈太郎にキスをしていましたが・・・ここらへんの感情を含めて、彩花はまだまだミステリアスですね~。
・・・と、丈太郎以外の事をたくさん書いてしまいましたが、丈太郎も明るさの裏側で色々と悩んでいるんですよね。
このドラマの、丈太郎のナレーションが、とても好きです。深い。
今回は、色つき&斜め字で書いてみました。
このナレーションが、これからどう変わっていくのでしょうね。
今回は、新聞のラテ欄にあったタイトル(この記事の一番上に書いてある)の意味が、内容に合っていなかったと思うのは気のせいかしら?
火曜のドラマは、2本とも素晴らしい作品だと思います