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TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~ 第9話

2013-06-15 00:45:09 | 2013春ドラマ
第9話 「最終章・前~裏切り 最後の晩餐」

芝大門警察署刑事・笹原瑠衣(松雪泰子)は、帆村正義(唐沢寿明)に銃口を向けるが、新美晴登(松坂桃李)が一瞬の隙をついて救出する。
晴登や南真一(六角精児)は正義に、何故すぐに逃げなかったのかと責め立てるが、正義は何故笹原がためらったのかが分からずに考え込んでしまう。
そして笹原も、なぜ正義を撃つことが出来なかったのかと考え込んでいた。
小堀杏子(倍賞美津子)は逮捕され、「ルクレツィアの肖像(本物)」は警察署内の盗品倉庫に移されるが、何者かによって贋作にすり替えられる。
盗品倉庫に行った笹原は、絵の女性の胸の部分に違和感を覚え、この絵が本物かどうかを鑑定に出すよう依頼する。
笹原は上司・増田公造(でんでん)に、正義を取り逃がしてしまったことについて謝罪すると、増田は「警察官としては失格だが、撃てなかったことはあるいはお前が成長したということかもしれない。憎しみだけで人を裁いていたお前なら、迷わず撃っていたんじゃないか?証拠があればすぐに犯人を引っ張ることが出来るんだ。あの女を徹底的に調べろ」と叱咤激励する。
笹原は、妹・紗枝(江田結香)が大学院に入ったら正義の研究室に入ると言い出したことで口論になり、紗枝から「自分が刑事だから、自分の言う事は全部正しいと思ってるの?お姉ちゃんだって間違えることあるでしょ。それにお父さんだって・・・お父さんが殺された時、単独捜査を批判されたんでしょ。規則違反だったって。お姉ちゃんが知らないお父さんだっていたはずだよ」と言われて考え込む。
岩月櫂(稲垣吾郎)は、20年前の捜査資料のコピーを手に入れてきて、当時の留置管理係の供述調書には、正義の父・野上誠(小林隆)が死ぬ直前に「まるで最後の晩餐・・・」とつぶやいたことが書かれてあった。
しかし、その真相を知るには杏子に聞くしかないとの結論に達し、正義は杏子を留置場から盗み出そうと言い出す。
正義は岩月に、何故今回は積極的に動いてくれているのかを尋ねるが、岩月は「何でもキチンとしたいタチなんで」と言ってはぐらかす。
笹原が正義の勤める上教大学心理学部の研究室に行くと、助手・柿沢なな(福田彩乃)から正義はしばらく休暇を取っていると告げられるが、ななの目を盗んで正義の残したペットボトルを拝借し、指紋の押収と唾液のDNA鑑定を依頼する。
押収した「ルクレツィアの肖像」からは何の指紋も生体反応も出ず、笹原たちは怪しく思う。
笹原はその事を杏子に尋ねるが杏子はそのことには答えなかったが、笹原が絵の胸の首飾りの部分に違和感を覚えたと言うのを聞いて、杏子は「大したもんだ。アンタで2人目だよ、それに気づいたのは。ご褒美にアンタに大事な事一つだけ教えてあげる。私が持ってたのは本物のルクレツィアだ」とだけ話し、あとは「私は警察なんか信用してない。あんたもだ」と言って話さなかった。
岩月は、留置場の看守に差し入れと言って睡眠薬入りの栄養ドリンクを置いていき、杏子の元へ行き「帆村さんの事について、あなたは何かしゃべりましたか?そう、何もしゃべらない方がいい。食事の時間ですよ。最後の晩餐…そんな絵がありましたね、ダ・ヴィンチには」と言い残して去っていく。
正義と晴登は、看守が寝た後に監視カメラをハッキングして、警察署内に入っていく。
そんな中、杏子の元に何者かが侵入して首を絞め、正義はその男と鉢合わせをして頭を殴られ、男は逃げて行く。
正義は頭から血を流しながら杏子に心臓マッサージを施し、息を吹き返した杏子は「最後の晩餐…」とつぶやいただけで意識は戻らず、正義と晴登は岩月のナビゲートを受けて杏子を抱えて警察署から脱出する。
留置場内には血痕が残り、笹原は先日採取した正義のDNAと一致するかどうか鑑定に回す。
笹原はバー「SWING TIME」に行き、バーテンダー(駿河太郎)に正義の居場所を問い詰めるが、バーテンダーは「見ればわかるでしょ、ここにはいませんよ。気になるなら好きなだけ捜せばいいです。待ちたければ好きなだけ待てばいい」と言い放ち、笹原は帰って行くが、実際は奥の部屋に正義たちと杏子がいた。
正義は、バーテンダーの名前が「古堀隆」であることを思い出し、杏子の息子であることを言い当てる。
隆は、20年前の事情は杏子から知らされておらず、ただ「この店には愛があるから」とだけ母親から言われたと話す。
DNA鑑定の結果、血痕と正義のDNAが一致し、笹原は「SWING TIME」を訪れて、正義に任意同行を求める。
晴登は、正義のDNAが任意で提出されたものではないと指摘して証拠にならないから逮捕することは出来ないと言い放つが、そこに岩月がやって来て「でしたら任意でDNAを提出させればいい」と言い出す。
そして岩月は「笹原さん、よくここまで頑張ってもらいました。TAKE FIVEを捕まえるにはこれしかなかった。悪を捕まえるには、悪に交じるしかない。プランBってやつですよ。DNAの提出を断るならそれでもいい。僕の手には今まで集めた証拠がいくらでもありますから。やろうと思えば、他のメンバーの犯行を証明することも可能だ。どうしますか?」と言うため、正義は杏子を連れ出した罪を認めて、逮捕される。
岩月の行動が腑に落ちない笹原は、岩月に「あの絵には何か秘密が隠されているんじゃないですか?例えばその事をこれ以上帆村正義には探られたくなかった。だから・・・」と尋ねるが、岩月は「本当に優秀な刑事だね、君は。もうこれ以上あの絵には関わらない方がいい。帆村正義は逮捕した。君の事件は解決したんだ。そこまででいい」と話す。
混乱した笹原は、留置場にいる正義に20年前の真相をどこまで知っているかを尋ねるが、正義は「あなたと同じように、私も真実を知りたいと思っています。今はあなたが信じられるものを信じる…そうするべきです」と声を掛ける。
絵の鑑定結果が出て偽物であることが分かるが、笹原は「そんなはずはない。だってあの女は…」とつぶやき、ずっと絵を見つめてこれまでのことを整理し、部下・矢野昇太郎(千葉雄大)に指示を出そうと電話を掛けていると、何者かに電気ショックを与えられ、気絶している間に運び出されてしまい・・・


というような内容でした。

来週の最終回に向けて、いよいよ本当に話が動き出したような。。。
「吾郎ちゃん(岩月)、やっぱりあなたは裏切り者だったか・・・」と思わせておいての、たぶん違う人が真犯人(杏子の首を絞めた&笹原を気絶させた)ですよね、たぶん。
体格や歩き方が、吾郎ちゃんと違うなぁ~と思いました。
(私、以前は吾郎ちゃんが一番好きだったので、吾郎ちゃんの歩き方はすぐ分かる 笑)
岩月が正義を逮捕したのは、とりあえず真犯人&警察を油断させるためだったんじゃないかなぁ?
・・・で、あの歩き方だけど・・・
笹原の上司??
あくまでも私の想像ですけどね~
(私の勘違いで、やっぱり岩月かもしれませんし

バーテンダー役の駿河太郎さん、すごく無口だなぁと思っていたけど、本当に正義たちともロクに話していなかったのですね。
やっと「ホームレスの女(杏子)」の情報源が分かって、スッキリしました
でも、杏子は何故真相を全部は語らないで、ずっとチラ出しばかりなのでしょう・・・。
来週、全てが明らかになった時に大した真相じゃなかったら、私は暴れるかもです(笑)

このドラマ、序盤はすごく面白いと思って観ていて、中盤から先週まではちょっと中だるみ感を感じていたのですが、今週はまたスリリング感というかテンポが元に戻ったように思えて面白かったです。
あとは、全ての真相が来週、スッキリとしていて納得するものであるよう、ひたすら願っています

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
※公式HP(こちら
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