emitanの心にうつりゆくもの

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リーガルハイ 第7話

2013-11-21 19:55:07 | 2013秋ドラマ
第7話 「天才か暴君か!?世界的アニメ監督パワハラ裁判!!」

弁護士・古美門研介(堺雅人)の事務所を出された黛真知子(新垣結衣)は、羽生晴樹(岡田将生)の弁護士事務所「NEXUS」で働くことになり、「『お金や勝つことが全てではない。誰もが幸せになれる社会を実現する』NEXUSの理念にかねてから共感してました。ようらく私らしい弁護士活動が出来ます!」と話して、羽生や磯貝邦光(古舘寛治)、本田ジェーン(黒木華)に歓待される。
古美門は、黛の担当する裁判の案件を草の者・加賀蘭丸(田口淳之介)に調べさせて、黛側と対立する側の弁護を次々と3件引き受ける。
1つ目の案件では・・・
ラーメン店店長・渡辺(江良潤)がテレビを観ていたところ、カフェ特集で看板娘として映っていたオカメインコ・オードリーが、自分が5年前まで飼っていたインコ・ピースケだと主張し、現在の飼い主・平野に対して動産引渡し請求権に基づきピースケを返還するよう求め、渡部の弁護に古美門がつき、平野の弁護に黛がつく。
古美門は、鳥類研究者に5年前のピースケと5年後のオードリーの写真を見せて不自然ではないと言わせ、黛側が反論するが逆に古美門側の心証が良くなる事態に陥る。
そして、ピースケが渡辺の口癖「チキショーめ!」という言葉を発することを見せ、「チキショーめ!」は平野が話したことのない言葉であり、古美門は「覚えさせたつもりが無くても、愛情深いコミュニケーションの中で、自然と飼い主の口癖を覚える。真の飼い主とペットの関係を見た気がします」と主張し、インコは渡辺の元へ引き渡されることとなる。
二つ目の案件では・・・
大石佳苗(伊勢志摩)は、日曜礼拝に通う途中で郷田(橋本じゅん)の住むマンション前を通った時に、郷田が全裸でウインクするのを目撃してしまい、その時のショックで休職と男性不信に陥ったことに対して損害賠償と慰謝料を求め、大石の弁護人は黛が務め、古美門は郷田の弁護に立つ。
古美門は「誰もが人目を気にすることなく自分らしくいられる場所、それが自分の家です。郷田さんは家では基本的に全裸です。何が悪いんでしょう?確かにカーテンを閉め忘れていました。しかし日曜の早朝です。人が通ると思わなかったんです。原告は、男性に対して過剰な自意識と歪んだ倫理観をお持ちのように見受けられる。神の創られしありのままの姿の、どこがおぞましいんですか?」と主張し、黛側の証人に対しても反論に成功する。
そして古美門は、大石は男性の裸体が映る映画のDVDをよくレンタル店で借りていることを話し、郷田のマンションを通らないルートの方が教会に近いのに何故あえてその道を通るのかを大石に尋ね、大石は郷田の裸体を見るためにその道を通っていたことを言い当て、郷田側は勝訴する。
黛は、安藤貴和(小雪)の接見に行って「思い知らされます、(古美門との)才能の違いを」とこぼすと、貴和から「アイツ、自信が無いのよ。このまま最高裁をやって勝つ自信が。勝つためには誰かに目覚めてもらう必要がある。なのに眠ったままで一向に起きてこない。だから全力で叩き起こしている。私にはそう見えるな。倒しちゃいなさい、彼もそれを望んでる。私もね」と言われる。
3つ目の案件では・・・
黛は、世界的に有名なアニメ制作会社(スタジオ・小春日和)の社長でアニメーションの監督・宇都宮仁平(伊東四朗)の元で働いていた穂積孝(近藤公園)の弁護をする。
穂積は、徹夜を何日も課す労働環境なのに低賃金で働かされ、罵詈雑言を浴びせられ続けたため精神病を患った事に対する慰謝料と治療費と謝罪を求めていた。
宇都宮の弁護人となった古美門は、宇都宮の叱咤は「世界のトップを走り続ける職業人として当然のもの。世界の最高峰で戦う我が国のあらゆる分野のプロフェッショナル達のためにも、この請求は断固拒否します」と言い放つ。
古美門は、黛が用意した証人や証拠に対して次々と反論に成功し、穂積に対しても「天才の元で働こうとしたなら、地獄を見る覚悟をするべきだ。そして耐えられなかったのなら、黙って去れ。非常識で横暴で自己中心的、しかし人類の宝のような作品を生み出す…それが宇都宮仁平です。この愚かな訴えを直ちに取り下げることをお勧めします」と言い放つ。
そして被告人質問に来た宇都宮が「私にはそういう教え方しかできません。あの程度で壊れるのなら、さっさと辞めて他の道に行った方がいい。本人のためです。どんどん小さくなる鉛筆を見るたびに、私は自分の命が削られてる気がする。アニメ制作とは畢竟そういうものです」と話すと、穂積は「僕が悪かったんです、取り下げます」と言い出す。
しかし羽生が「最後までご覧になってから決めましょう」と説得し、黛は宇都宮の質問に立ち「ホントは違いますよね?あなたは誰でもいいから目を付けていた訳ではない。他のアニメーターとは違う光る才能の持ち主にこそ目を付け、あえて試練を与えていたんですよね?でも、人はそんなに強くありませんよ。あなたは結果的に、スタジオを背負って立つかもしれなかった逸材を、自ら潰してしまったんです。あなたはやり方を間違えたんです。何故一言『君には才能がある。期待している』そう言ってあげなかったんですか?言葉にしなければ伝わりませんよ」と話す。
すると宇都宮は「穂積君、私の本当の心を伝える。私は君に才能があると思ったことは一度もない。本心だ!どいつもこいつもバカばっかりだ!そもそも才能なんてものはな、自分で掘り起こして創り上げるものなんだよ!俺だって天才なんかじゃない。誰よりも必死に働き、階段を一つ一つ踏みしめてきただけだ。振り向いたら誰もついてきてない。怠けた連中が麓でこうつぶやく『アイツは天才だから』。冗談じゃない!ゆとりで育ったのんびり屋どもが、本当に嫌いだ!俺よりも時間も、体力も、感性もある奴が、何で俺より怠けるんだ!無駄遣いするんだったら俺にくれ!もっともっと作りたいものがあるんだ!俺にくれ!いや、穂積…そんなに謝ってほしいなら謝る。金が欲しいならくれてやる。欲しいんだろ?」と話す。
それを聞いた穂積は「いらねぇよ!」と叫んで絵を描きだし、「ゆとり教育やったの、あんたら大人だろうが!アンタらがクソなんだろうが!才能ないだと?アンタのアニメは古いんだよ!すぐに追い抜いてやる。王様の椅子は俺がもらう!アンタのより遥かにドでかいピラミッド作ってやるよ!ゆとりナメんな!!それまで引退させませんよ…」と泣きながら叫ぶと、宇都宮は穂積の絵を見て微笑みながら「のんびり屋は嫌いだが、威勢がいいだけの身の程知らずはもっと嫌いだ」と声を掛けて去っていき、穂積は訴えを取り下げる。
黛が貴和の接見に行くと、貴和は「(古美門が今日自分の所に来ないのは)恥ずかしいからでしょ。決めたわ、あなたには引き続き弁護人やってもらう」と話す。
事務所で古美門は、事務員・服部(里見浩太朗)から「より大きく飛躍させるためにあえて敵の懐に送り込まれたんでしょうが、果たして吉と出るのか凶と出るのか。案外このまま取り込まれてしまうのかもしれませんな」と声を掛けられるが、「ならばそこまでのタマだったというだけの話です」と答え・・・


というような内容でした。

いやぁ・・・アニメ裁判以外は、くだらなさすぎ!!(←褒め言葉です)
私は嫌いじゃないです(爆)
リーガルハイらしく、おバカなやりとりが満載でした。
でも、ガッキーも放送禁止用語を本当に口にしちゃったの!?
ガッキーにはしゃべらせないで
カ○チョウポーズも、しちゃダメ!!(笑)

机バンバン!は、小木曽(by半沢直樹)のオマージュでしょうか?
一瞬私はそう思い、ツイッター(#リーガルハイ のハッシュタグ)を見てみたら、同じように反応している方が何人もいらっしゃいました
「ATフィールド」というのは、○ヴァンゲリオンの言葉のようですね(私は観ていないから分からなくて、検索して知りました)

裸体をさらす男性・・・
実は私、小学生の時に出会ったことが・・・
その時は怖くて、家に帰ってしばらく経ってから母親に話し、「何ですぐに言わないの!」と怒られました。
地下鉄に乗るための出口●番の階段だったのですが、それ以来その階段を避けました。。。
見たくない&不快に感じる人は多いと思うので、是非止めていただきたい
本作は、まさかの「見たい」女性でしたが
あまちゃんに出ていた「分かる奴だけ分かればいい!」の伊勢志摩さんが、清純な役どころかと思いきやまさかの・・・だったのでビックリしました(笑)


さて、アニメ裁判の方ですが・・・
これもリーガルハイらしいと思いました。
「ゆとり」を皮肉りながらも、「ゆとり」のせいにして何ら変えようともしない大人たちを皮肉り・・・
弱い者イジメをする人はダメなのだけど、その行為がイジメなのか愛情なのかは判別が難しい時もあり・・・
宇都宮としてはそれこそ「分かる奴だけ分かればいい!」なのでしょうけど、黛の言う通り「言葉にしなければ伝わりませんよ」というのもよく分かります。。。
そして、打たれやすい人が現代社会には多いのは事実ですからね。

私は主婦になってからバドミントンを始めて、まだ下手っぴなのでよく指導されるのですが、同じようなレベルの同い年位の人は指導されると(たまに)泣き出しちゃうんですよ・・・(私は泣かないです)
「ゆとり世代」より上の30代でも、今は怒られることに慣れないのかな?と思っていた所だったので、今回の宇都宮と穂積のやりとりを聞いて、色々と思わされました。
自分のノウハウを教えたい/後継者を育てたいという気持ちはあっても、それを優しく教えることがいいのか悪いのか・・・難しいですね。
でも、厳しく怒られながら教わった事の方が頭の中にしっかり残ると私は思うけど、相手方がそれを分かっていればいいのだけど・・・ということなのかな、と私は思っています。
分からない人に対しては、誰か周りの人がサポートに入って怒っている人の意を汲んであげれば、きっと良いのでしょうけどね。

宇都宮も、今の地位を築くためにたくさんの努力をして、辛い思いや孤独感を嫌というほど味わっていて、自分をちっとも「天才」だと思っていない・・・
そんな強い面と弱い面をしっかりと魅せていた、演じていた伊東さんは流石だなぁと感嘆しました。


古美門と黛の心情について、本人たちよりも何故か分かっている貴和(笑)
(「いいから行け!」って古美門に指で指示する貴和が、密かに私のツボに入りました
黛を弁護人に指名しましたね~。
黛のどういう面を評価したのか、気になります!


予告編に「北の国から」のパロディ?が流れましたが・・・。
「富良野で撮影したの!?」と昨晩少し盛り上がった(我が家から日帰り圏内!?)のですが、さっき見返してみたら、戸が「障子戸」「雨戸(っぽいもの)」が映っていたので、北海道じゃないのかなぁ?と少し思い始めたり・・・
北海道の映像と、他の地域の映像と繋ぎ合わせているかも??
まぁ、来週観れば分かると思うのですけどね(笑)

※これまでの感想
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