最終話(第10話) 「全滅!さらばNPS…命をあきらめない」
神御蔵一號(向井理)は、自宅前で国際テロリスト「M」こと正木圭吾(オダギリジョー)に殴られて気絶し、気が付くと母・花(朝加真由美)とボクシングジムの会長・棟方耕三(本田博太郎)と耕三の孫娘・ゆづる(吹石一恵)らに囲まれていたが、気絶する前に正木が言った「貸しといてやるよ、お前の大事な家族の命をな」という言葉が気にかかる。
耕三は「軽くミット叩いてけや。ノックダウン食らった相手とまた一戦交えるかもしんねぇんだろ。気合入れてやるからよ。命がけの仕事だ、当たり前だよな怖いのは。でもな、お前はこの手で大事なものを守るって決めたんだろ?」と声を掛ける。
神御蔵がジムに行っている間に、ゆづるは迎えにきたNPS隊員・林イルマ(新垣結衣)に「私ね、一號が犯人を生きたまま捕まえたいって気持ち、ずっと理解できなかったんです。そのために一號が危ない目に遭うのも嫌だったし、だから犯人の命なんかどうでもいいって。でも、イルマさんのお父さんと同じなんですよね。たとえ犯人の命でも、それでも人の命だから。その命を一號は奪いたくないし、簡単にあきらめたくないんだなって」と話し、神御蔵に「この間の約束、絶対守ってよ!何があっても必ず帰って来るって」と言って送り出す。
人質解放までタイムリミットはあと1日と正木が声明を出し、SITがマル被の潜伏先である山中の山荘を見つけ、SATに出動命令が出る。
作家であり元警察庁次長・霧山六郎(近藤正臣)は警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)に「正木圭吾は必ずこの大舞台を演じきってくれるだろう。私の思想を体現するために見出した男だ。いけにえを殺し、自分自身の命もこの国のために捧げてくれる。これでこの国は変わる。正義をなすものが、いわれのない批判にさらされることのない国、凶悪犯に対して全ての警察官がためらうことなく引き金を引くことが出来る国に」と話す。
その頃、NPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)は科学警察研究所研究主任・横川秋(土屋アンナ)に「ヤツ(正木)は制圧法を実現するために予め用意された駒だ。(NPSは)いけにえだな、恐らく。凶悪犯に確保は通用しない。警察力を飛躍させるための制圧法の必要性、その現実を知らしめるために霧山は生み出したんだ、自分の理念とは正反対の俺たち第三の“S”を」と話していた。
SATは作戦行動を開始し、テロリストと銃撃戦を繰り広げながら山荘へ向かっていくが、その頃都内のコンサートホールでもテロリストが機関銃を放ち出し、正木は警察が人質解放への約束を破ったからだと声明を出して観客6人を人質に立てこもり、1時間以内に取引に応じなければ人質を射殺すると告げる。
SATが都内に戻るには1時間半以上かかるため、NPSに出動命令が出る。
香椎は「(NPSは少人数部隊なため)人質の救出のみが限界だ」と話すが、警視総監に「銃機隊をバックアップに回すからNPSは突入とマル被の確保に当たれ。いや、この際制圧でも構わない」と言われる。
廊下を歩く香椎に霧山が声を掛けると、香椎は「テロリストを使い、多くの人の目の前でその理想を叩き潰す…我々は残酷な生みの親を持ったものです。いけにえは6人。人質とNPSの人数が同じなのは、そういう意図でしょ?あなたがこの国の行く末を憂いて事を起こしたことは理解できます。しかし、やり方は間違えた。正木を確保すればそれは必ず明らかになります。犯罪者言えど人間。制圧法という彼らの命のハードルを下げる悪法を一人の警察官として受け入れることはできません」と話す。
すると霧山は「命のハードルね。じゃあ聞くが、凶悪犯の確保を目指すのは、現場の警察官の命のハードルを下げていると思わないかね?君たちNPSも含めて」と返す。
NPS隊員の元に行った香椎は、SATの後方支援がないため「死を覚悟する必要」があり事態によってはマル被を射殺することもあると告げるが、隊員たちはこれまで同様NPSの信条を守ってマル被を生きたまま確保するために全力を尽くすと話す。
すると香椎は神御蔵に「お前も銃を携帯しろ。この銃はマル被を殺すためじゃなく、仲間とお前自身を守るためにある」と言って銃を渡す。
コンサートホールに到着したNPSは、空調設備から催眠ガスをホール内に入れて、ホール内のテロリストと人質を眠らせて、その間に潜入して人質を救出するが、首謀者・正木を確保しようとする中、本部にいる香椎がテロリストに襲われてしまう。
銃で脅された香椎は、隊員たちが不利になる指令を出すことを要求され、次第に隊員たちがテロリストが多数いる所に誘導されたため、香椎は「逃げろ!罠だ!」と叫び、テロリストから暴行を受ける。
そして、潜入していた他の隊員たちも次々と銃で撃たれ、物陰から防戦するものの、先を進むことが出来ない状況になる。
そんな中、山中で作戦行動に出ていたはずのSAT隊員がコンサートホールに到着し、テロリストを次々と狙撃して正木を追い込んでいく。
SATの狙撃手・蘇我伊織(綾野剛)は、山荘周辺でのテロリストの動きに疑問を感じ、テロリストの狙いは戦闘ではなくSATの足止めであり、正木の本当の狙いはNPSであると進言し、中丸はSAT部隊の多数をコンサートホールに急行させていたのだった。
神御蔵と蘇我は一緒に正木の後を追うが、正木は蘇我の足を撃って倒し、「お前らが来なきゃ、NPSは全滅だった。アイツらの掲げる綺麗事が通用しないことを世に知らしめた、そうだろ?悲惨な事件は毎日のように起きる。当たり前の日常は簡単に壊される。この国は変わるんだよ。お前ら警察が、正義のために躊躇なく引き金を引けるように。お前もそう望むだろ?」と問いかける。
すると蘇我は「ふざけるな!お前らが選んだ手段によって、多くの血が流れた。それだけで俺はお前の全てを否定する。お前らが変えようとしたものは、俺たちが必ず守って見せる」と言って、正木の死角で銃を構えていた神御蔵に「撃て!」と怒鳴り、正木は「撃ってみろよ、NPS!」と挑発する。
神御蔵はしばらく沈黙したのち「やっぱ撃てねぇわ。俺は射撃ド下手だからよ、撃ったら殺しちまうかもしれねぇ」と言って銃を置き、「だからコイツで戦ってるんだよ。俺がこの拳で戦っているのは、頼れる仲間がいるからなんだよ。一緒に命張っている仲間がいるから、俺は拳一つで一歩を踏み出せる!嘘だと思うなら来いよ。俺を撃ってみろ!」と叫んで、正木が神御蔵に銃を向けた瞬間に神御蔵は蘇我へ向かって置いていた拳銃を蹴り、蘇我はそれを受け取って正木の肩に弾を命中させる。
その隙に、神御蔵は正木に向かっていって拳を振り上げて殴り倒し、確保しようとするが、正木が手榴弾を投げたため、神御蔵は足を怪我している蘇我を抱えて急いでその場を離れ、手榴弾は爆発するが、正木はその隙に逃げてしまう(※生死不明)。
事件後、中丸は上層部に呼び出され、独断でSATを都内のコンサートホールへ移動させたことについて問題視されるが、廊下で会った香椎に中丸は「またいずれ現場でな」と声を掛けて去っていく。
香椎は横川に「予想通り人質10人は全員、霧山塾の制圧法制定に反対派の連中だったよ」と告げると、横川は「自分たちが人質になる恐怖を味わせたってわけ。やることがとことん陰湿だわ」と話し、香椎は「だが制圧法もそう簡単には成立はしない。結果的に人質は全員解放。捜査員に犠牲者もなしだからな。霧山にとっては不本意な結果だろうな、あの男の件も含めて」と話す。
その頃霧山は「どこにいる、正木!」とうなだれていたが、それを横目に天城は笑みを浮かべる。
NPSの負傷者が全員退院し、蘇我も退院したため、NPS隊員はイルマの歓迎会と蘇我の送別会を企画し、イルマがそのことを蘇我に伝えると、蘇我は「顔は出す」と答える。
退院した神御蔵は、ゆづるに「悪い、また心配かけて」と謝ると、ゆづるが「でも約束ちゃんと守ってくれた」と笑顔を見せるため、神御蔵はゆづるを抱きしめて「ただいま」と言うと、ゆづるは「おかえり」と答え・・・
というような内容でした。
最終話も、前向きな感想ではありません。
あしからず・・・ゴメンナサイ
霧山の思惑通りにしか動かないSAT。。。
霧山の筋書きから外れようとするが、外れることのできないNPS隊長・香椎。。。
でも、霧山の裏をかいた蘇我の読みが随所で当たって、事件は解決!&霧山の陰謀は失敗!!
・・・という解釈でいいのでしょうか??
普通のドラマだと「主人公の勇気ある行動」もしくは「主人公の天才的な行動」等で解決するというクライマックスになると思うのですが、そうではなかったですね。
原作通りなのかもしれないけど・・・
私は原作を読んでいないし、向井君のファンではないけど、もう少し神御蔵のキャラクターをカッコ良くしてもよかったんじゃないか??とずっと思いながら観ていました。
そして、蘇我演じる綾野君の事は結構好きなので、蘇我のキャラは良かったとは思うけど、もう少し「神御蔵vs蘇我」でバチバチするとか、「凸凹コンビで結構いいじゃん」と思わせるようなエピソードを増やすとか、そういうのがあった方が良かったのではないかなぁ?
あとは、首謀者・正木は逮捕されてないので、事件は解決ではないって解釈なのかな??
(霧山の陰謀は打ち砕かれたけど)
「2015年映画公開!!」というテロップが最後にあったけど、どんな内容の映画になるかは全く出していませんでしたね。
正木との対決を描くのか、それとも新たな脅威に挑むのか、それ位は明らかにしてもいいんじゃないかな?
私は映画を観る予定はないので、このエンディングの意味する所が結局分からないまま、映画公開後にTBSさんがテレビで映画を放送する時まで待つ・・・となると2年位後に分かるのか?(笑)
天城は霧山を騙して正木を逃がしたってこと?
天城は、霧山に従っているように装っていたけど、少なくとも制圧法には賛成していないってことなの?
正木は、霧山を裏切ったの?ただ逃げただけ??
霧山としては、正木は命を捨ててでもNPS隊員の誰かを死亡させると思っていたのだろうけど、正木もそりゃあ自分の命は失いたくないですよね。。。
唯一スッキリとしたのは、神御蔵とゆづるが良い感じになった事かなぁ。
まぁそうなるだろうとは思っていましたけどね(爆)
みなさんも、それほど驚きはなかったんじゃ?
ガッキーと三角関係になるのかと思ったけど、そうでもなかったし。
まぁ三角関係を観たかったわけではないですが
なんだろう・・・
悪いドラマではなかったけど、良かったところがあまり思い浮かばないまま終わったような気がします。
蘇我が正木に対して言った「お前らが選んだ手段によって、多くの血が流れた。それだけで俺はお前の全てを否定する。お前らが変えようとしたものは、俺たちが必ず守って見せる」という言葉が、このドラマで一番言いたい所だったのかな?(主人公のセリフではないですけどね
)
黒幕が霧山だったから、霧山の悪事が世間に明るみになって糾弾される!という内容だったら、若干スッキリしたかもしれないけど、そうでもなかったですしね・・・。
これから他の方のブログ等を読んで、このドラマの言いたかったことが分かればいいのですが・・・。
(自分の感想を記事に書くまでは、他の方のブログを観るのは避けています)
その上で、ドラマ全体を通じた感想は、改めて月末に「冬ドラマ総括」の記事で書きたいと思います

※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
※公式HP(こちら)
神御蔵一號(向井理)は、自宅前で国際テロリスト「M」こと正木圭吾(オダギリジョー)に殴られて気絶し、気が付くと母・花(朝加真由美)とボクシングジムの会長・棟方耕三(本田博太郎)と耕三の孫娘・ゆづる(吹石一恵)らに囲まれていたが、気絶する前に正木が言った「貸しといてやるよ、お前の大事な家族の命をな」という言葉が気にかかる。
耕三は「軽くミット叩いてけや。ノックダウン食らった相手とまた一戦交えるかもしんねぇんだろ。気合入れてやるからよ。命がけの仕事だ、当たり前だよな怖いのは。でもな、お前はこの手で大事なものを守るって決めたんだろ?」と声を掛ける。
神御蔵がジムに行っている間に、ゆづるは迎えにきたNPS隊員・林イルマ(新垣結衣)に「私ね、一號が犯人を生きたまま捕まえたいって気持ち、ずっと理解できなかったんです。そのために一號が危ない目に遭うのも嫌だったし、だから犯人の命なんかどうでもいいって。でも、イルマさんのお父さんと同じなんですよね。たとえ犯人の命でも、それでも人の命だから。その命を一號は奪いたくないし、簡単にあきらめたくないんだなって」と話し、神御蔵に「この間の約束、絶対守ってよ!何があっても必ず帰って来るって」と言って送り出す。
人質解放までタイムリミットはあと1日と正木が声明を出し、SITがマル被の潜伏先である山中の山荘を見つけ、SATに出動命令が出る。
作家であり元警察庁次長・霧山六郎(近藤正臣)は警察庁長官官房審議官・天城光(菅原大吉)に「正木圭吾は必ずこの大舞台を演じきってくれるだろう。私の思想を体現するために見出した男だ。いけにえを殺し、自分自身の命もこの国のために捧げてくれる。これでこの国は変わる。正義をなすものが、いわれのない批判にさらされることのない国、凶悪犯に対して全ての警察官がためらうことなく引き金を引くことが出来る国に」と話す。
その頃、NPS隊長・香椎秀樹(大森南朋)は科学警察研究所研究主任・横川秋(土屋アンナ)に「ヤツ(正木)は制圧法を実現するために予め用意された駒だ。(NPSは)いけにえだな、恐らく。凶悪犯に確保は通用しない。警察力を飛躍させるための制圧法の必要性、その現実を知らしめるために霧山は生み出したんだ、自分の理念とは正反対の俺たち第三の“S”を」と話していた。
SATは作戦行動を開始し、テロリストと銃撃戦を繰り広げながら山荘へ向かっていくが、その頃都内のコンサートホールでもテロリストが機関銃を放ち出し、正木は警察が人質解放への約束を破ったからだと声明を出して観客6人を人質に立てこもり、1時間以内に取引に応じなければ人質を射殺すると告げる。
SATが都内に戻るには1時間半以上かかるため、NPSに出動命令が出る。
香椎は「(NPSは少人数部隊なため)人質の救出のみが限界だ」と話すが、警視総監に「銃機隊をバックアップに回すからNPSは突入とマル被の確保に当たれ。いや、この際制圧でも構わない」と言われる。
廊下を歩く香椎に霧山が声を掛けると、香椎は「テロリストを使い、多くの人の目の前でその理想を叩き潰す…我々は残酷な生みの親を持ったものです。いけにえは6人。人質とNPSの人数が同じなのは、そういう意図でしょ?あなたがこの国の行く末を憂いて事を起こしたことは理解できます。しかし、やり方は間違えた。正木を確保すればそれは必ず明らかになります。犯罪者言えど人間。制圧法という彼らの命のハードルを下げる悪法を一人の警察官として受け入れることはできません」と話す。
すると霧山は「命のハードルね。じゃあ聞くが、凶悪犯の確保を目指すのは、現場の警察官の命のハードルを下げていると思わないかね?君たちNPSも含めて」と返す。
NPS隊員の元に行った香椎は、SATの後方支援がないため「死を覚悟する必要」があり事態によってはマル被を射殺することもあると告げるが、隊員たちはこれまで同様NPSの信条を守ってマル被を生きたまま確保するために全力を尽くすと話す。
すると香椎は神御蔵に「お前も銃を携帯しろ。この銃はマル被を殺すためじゃなく、仲間とお前自身を守るためにある」と言って銃を渡す。
コンサートホールに到着したNPSは、空調設備から催眠ガスをホール内に入れて、ホール内のテロリストと人質を眠らせて、その間に潜入して人質を救出するが、首謀者・正木を確保しようとする中、本部にいる香椎がテロリストに襲われてしまう。
銃で脅された香椎は、隊員たちが不利になる指令を出すことを要求され、次第に隊員たちがテロリストが多数いる所に誘導されたため、香椎は「逃げろ!罠だ!」と叫び、テロリストから暴行を受ける。
そして、潜入していた他の隊員たちも次々と銃で撃たれ、物陰から防戦するものの、先を進むことが出来ない状況になる。
そんな中、山中で作戦行動に出ていたはずのSAT隊員がコンサートホールに到着し、テロリストを次々と狙撃して正木を追い込んでいく。
SATの狙撃手・蘇我伊織(綾野剛)は、山荘周辺でのテロリストの動きに疑問を感じ、テロリストの狙いは戦闘ではなくSATの足止めであり、正木の本当の狙いはNPSであると進言し、中丸はSAT部隊の多数をコンサートホールに急行させていたのだった。
神御蔵と蘇我は一緒に正木の後を追うが、正木は蘇我の足を撃って倒し、「お前らが来なきゃ、NPSは全滅だった。アイツらの掲げる綺麗事が通用しないことを世に知らしめた、そうだろ?悲惨な事件は毎日のように起きる。当たり前の日常は簡単に壊される。この国は変わるんだよ。お前ら警察が、正義のために躊躇なく引き金を引けるように。お前もそう望むだろ?」と問いかける。
すると蘇我は「ふざけるな!お前らが選んだ手段によって、多くの血が流れた。それだけで俺はお前の全てを否定する。お前らが変えようとしたものは、俺たちが必ず守って見せる」と言って、正木の死角で銃を構えていた神御蔵に「撃て!」と怒鳴り、正木は「撃ってみろよ、NPS!」と挑発する。
神御蔵はしばらく沈黙したのち「やっぱ撃てねぇわ。俺は射撃ド下手だからよ、撃ったら殺しちまうかもしれねぇ」と言って銃を置き、「だからコイツで戦ってるんだよ。俺がこの拳で戦っているのは、頼れる仲間がいるからなんだよ。一緒に命張っている仲間がいるから、俺は拳一つで一歩を踏み出せる!嘘だと思うなら来いよ。俺を撃ってみろ!」と叫んで、正木が神御蔵に銃を向けた瞬間に神御蔵は蘇我へ向かって置いていた拳銃を蹴り、蘇我はそれを受け取って正木の肩に弾を命中させる。
その隙に、神御蔵は正木に向かっていって拳を振り上げて殴り倒し、確保しようとするが、正木が手榴弾を投げたため、神御蔵は足を怪我している蘇我を抱えて急いでその場を離れ、手榴弾は爆発するが、正木はその隙に逃げてしまう(※生死不明)。
事件後、中丸は上層部に呼び出され、独断でSATを都内のコンサートホールへ移動させたことについて問題視されるが、廊下で会った香椎に中丸は「またいずれ現場でな」と声を掛けて去っていく。
香椎は横川に「予想通り人質10人は全員、霧山塾の制圧法制定に反対派の連中だったよ」と告げると、横川は「自分たちが人質になる恐怖を味わせたってわけ。やることがとことん陰湿だわ」と話し、香椎は「だが制圧法もそう簡単には成立はしない。結果的に人質は全員解放。捜査員に犠牲者もなしだからな。霧山にとっては不本意な結果だろうな、あの男の件も含めて」と話す。
その頃霧山は「どこにいる、正木!」とうなだれていたが、それを横目に天城は笑みを浮かべる。
NPSの負傷者が全員退院し、蘇我も退院したため、NPS隊員はイルマの歓迎会と蘇我の送別会を企画し、イルマがそのことを蘇我に伝えると、蘇我は「顔は出す」と答える。
退院した神御蔵は、ゆづるに「悪い、また心配かけて」と謝ると、ゆづるが「でも約束ちゃんと守ってくれた」と笑顔を見せるため、神御蔵はゆづるを抱きしめて「ただいま」と言うと、ゆづるは「おかえり」と答え・・・
というような内容でした。
最終話も、前向きな感想ではありません。
あしからず・・・ゴメンナサイ

霧山の思惑通りにしか動かないSAT。。。
霧山の筋書きから外れようとするが、外れることのできないNPS隊長・香椎。。。
でも、霧山の裏をかいた蘇我の読みが随所で当たって、事件は解決!&霧山の陰謀は失敗!!
・・・という解釈でいいのでしょうか??
普通のドラマだと「主人公の勇気ある行動」もしくは「主人公の天才的な行動」等で解決するというクライマックスになると思うのですが、そうではなかったですね。
原作通りなのかもしれないけど・・・
私は原作を読んでいないし、向井君のファンではないけど、もう少し神御蔵のキャラクターをカッコ良くしてもよかったんじゃないか??とずっと思いながら観ていました。
そして、蘇我演じる綾野君の事は結構好きなので、蘇我のキャラは良かったとは思うけど、もう少し「神御蔵vs蘇我」でバチバチするとか、「凸凹コンビで結構いいじゃん」と思わせるようなエピソードを増やすとか、そういうのがあった方が良かったのではないかなぁ?
あとは、首謀者・正木は逮捕されてないので、事件は解決ではないって解釈なのかな??
(霧山の陰謀は打ち砕かれたけど)
「2015年映画公開!!」というテロップが最後にあったけど、どんな内容の映画になるかは全く出していませんでしたね。
正木との対決を描くのか、それとも新たな脅威に挑むのか、それ位は明らかにしてもいいんじゃないかな?
私は映画を観る予定はないので、このエンディングの意味する所が結局分からないまま、映画公開後にTBSさんがテレビで映画を放送する時まで待つ・・・となると2年位後に分かるのか?(笑)
天城は霧山を騙して正木を逃がしたってこと?
天城は、霧山に従っているように装っていたけど、少なくとも制圧法には賛成していないってことなの?
正木は、霧山を裏切ったの?ただ逃げただけ??
霧山としては、正木は命を捨ててでもNPS隊員の誰かを死亡させると思っていたのだろうけど、正木もそりゃあ自分の命は失いたくないですよね。。。
唯一スッキリとしたのは、神御蔵とゆづるが良い感じになった事かなぁ。
まぁそうなるだろうとは思っていましたけどね(爆)
みなさんも、それほど驚きはなかったんじゃ?
ガッキーと三角関係になるのかと思ったけど、そうでもなかったし。
まぁ三角関係を観たかったわけではないですが

なんだろう・・・
悪いドラマではなかったけど、良かったところがあまり思い浮かばないまま終わったような気がします。
蘇我が正木に対して言った「お前らが選んだ手段によって、多くの血が流れた。それだけで俺はお前の全てを否定する。お前らが変えようとしたものは、俺たちが必ず守って見せる」という言葉が、このドラマで一番言いたい所だったのかな?(主人公のセリフではないですけどね

黒幕が霧山だったから、霧山の悪事が世間に明るみになって糾弾される!という内容だったら、若干スッキリしたかもしれないけど、そうでもなかったですしね・・・。
これから他の方のブログ等を読んで、このドラマの言いたかったことが分かればいいのですが・・・。
(自分の感想を記事に書くまでは、他の方のブログを観るのは避けています)
その上で、ドラマ全体を通じた感想は、改めて月末に「冬ドラマ総括」の記事で書きたいと思います

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