emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

螢草 菜々の剣 観終わりました。

2019-10-02 14:59:34 | 2019夏ドラマ
金8(BSプレミアム)「BS時代劇 螢草 菜々の剣」について。
金曜8時にテレビの前に座っていることはなかなかできず、全て録画で視聴しましたが、とても見応えのある作品でした!
BSプレミアムでの放送でしたが、もし地上波で再放送されることがあったら、是非オススメします!

セリフ量が少ないながらも、間や呼吸、目線で心情が伝わってきて、ナレーションや説明セリフがなくとも理不尽さや忠義、愛情や慈しみなどをしっかり感じることができる、とても沁み入るドラマでした。
我が家では、清原果耶ちゃんの株が更に上昇!
17歳にしてあの間合いと肝が据わった演技ができるとは、本当に恐るべし。
北村有起哉さんと対決するクライマックスでも、かなりな体格差があったけどきっと負けない感がしっかりと出ていました!
朝ドラでも、お姉ちゃんは20代ぽい30代だったけど、千遥は表情や佇まいがしっかり30代でとても感心していました。

個人的には町田啓太君を応援しているので、「旦那様」・風早市之進(町田啓太)にも注目していたのですが、
本当に髷姿がお似合いで!凛々しかったです
家族を思い、女中・菜々(清原果耶)のことも家族同様に気にかけて、菜々の気持ちを尊重し、次第に女性として大切に思うようになり…といった心情の変化が伝わってきて、とても良かったです。
「美女と男子」ファンとしては、若殿役をしていた中山麻聖君とのシーンが、もっと見たかったですが

脇を固めるベテラン俳優さん達も素敵で、物語に深みが出ていたように思います。
菜々の聞き間違えで、だんごべえさん、おほねさん、死神さん、ラクダの親分と随分な呼ばれようだったけど(笑)、後半はその呼び名を否定することなく受け入れていて、そこはクスッと笑わせてもらい、
終盤は、菜々と子供たちをみんなで守ってあげたい!という気持ちが伝わり、とてもジーンとしました。

轟平九郎(北村有起哉)は、本当に憎らしかった!
でも、「可哀想な人」と菜々に言われて・・・
最後は武士らしく切腹・・・
決して同情はしませんが、複雑な切なさを感じました。

佐知(谷村美月)は、落ち着きのある素敵な奥様でした!
螢草の押し花も美しくて…これからは螢草を見つけたら、このドラマを思い出すでしょう。

江戸時代ならではの、今の時代にはない理不尽さも多かったですが、
そういう中で凛と生きた、自分が大切に思うことを貫いた女性の美しさが描かれた、とても素敵なドラマでした。
素晴らしいドラマをありがとうございました!!
←web拍手です。
※公式HP(こちら
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019秋ドラマの品定め | トップ | Athlete Beat #275 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。