第5話 「指輪に託す想い…戦国の定めと叶わぬ愛」
サブロー(小栗旬)の前に現れた織田信長(小栗旬・二役)は、罪滅ぼしとして「これからは明智光秀として織田信長を支えてさせてくれぬか。まずは上洛の手助けを」と話すが、そこへ信長を捜しに来た前田利家(藤ヶ谷太輔)が来たため二人は隠れ、利家は信長の方を見つけて城へ連れ帰ってしまう。
城では美濃を治めた今どうやって上洛をするべきかが話し合われ、そのためには近江・浅井家の領地を通らなければならず、軍師・竹中半兵衛(藤木直人)は信長の妹・市(水原希子)を浅井家に嫁がせて同盟を結ぶよう進言し、信長が了承したため、半兵衛は同盟の準備に取り掛かる。
久しぶりに城に戻った信長は、妻・帰蝶(柴咲コウ)が以前と対応が違うことや、城で働く者たちが気軽に信長に声を掛けてくることに驚く。
そんな中、沢彦(でんでん)が信長を迎えに城にやってきたため、二人で越前の足利義昭の元へ向かうことにして城を離れる。
家臣・池田恒興(向井理)は、市と幼馴染で、ひそかに市に思いを寄せていたが、浅井家へ嫁ぐことを伝えなければならず、市の元へ行ってもなかなか本題に触れることができなかったが、市は「輿入れの事か?市は平気じゃぞ。心配せんでも、ちゃんと浅井に嫁ぐ」と明るく話す。
那古野城に戻ったサブローは、市が浅井家に嫁ぐことになったと聞いて「政略結婚とか止めようよ。敵の国に一人で行くんだよ?危ないって。それに、そもそも結婚って好きな人とするもんでしょ?顔も知らない人とよく結婚できるよな。結婚ってのは、好きな女の子に指輪を渡して、結婚してくださいって言ってするものです。左手の薬指に鉄の輪っかみたいのをはめて、永遠の愛的なものを誓い合うの。とにかくそういう結婚までの過程を全部ひっくるめて恋愛って言うの」と話し、家臣たちは信長の豹変ぶりに驚く。
サブローは近江・小谷城まで行き、浅井家に市の輿入れ抜きで同盟を結ぶように頼み込むが、浅井長政(高橋一生)の父・久政(村井國夫)から「ならば示していただきますかな?人質に代わる、織田が戦をしないという証を」と言われる。
サブローは、家臣たちに妙案はないか尋ねるが、半兵衛からは「大事なお身内を敵国に預ける、それこそが攻め込まぬという確たる証。それに勝るものなど」と言われ、他の家臣たちもそれ以上の策が思い浮かばない。
風呂に入ったサブローは、湯加減を調節していた木下藤吉郎(山田孝之)から「ここは同盟など結ばず、奇襲を仕掛けるというのはいかがでしょう?この木下藤吉郎、兵をお貸しいただければ、砦の一つでも壊してまいりますぞ」と言われたのをヒントに、策を思いつく。
サブローは、織田領と浅井領の境にある砦に行き、兵たちに武器を捨てさせ、砦を壊し始める。
駆けつけてきた長政にサブローは「織田は浅井さんを攻めたりしない。戦もしない。だったら、あんな砦もういらないんじゃないかなと思ってね」と話すと、長政は「あなたは実に底が読めない男だ。しかしそのお気持ち、しかと受け止めました」と話すため、サブローは右手を差し出して握手を求め、二人は両手でガッチリ握手をして笑顔で別れる。
しかし、小谷城に戻った長政は、久松からそれだけでは織田を信用できないと言われて同盟撤回をせざるを得なくなり、恒興は苦渋の思いで市に「嫁いでください、浅井長政殿に」と話す。
市は、サブローの元へ行って「市は男に生まれとうございました。そしたら兄上を戦で助けられるのに、お役に立てるのに、ずっとそう思っていました。兄上、天下を取ってください。戦のない世を作ってください。市もそんな世を見とうございます。だから市は、浅井に嫁ぎます。これは市の出陣にございます。だから市の門出を笑顔で見送ってください」と話す。
サブローは帰蝶から「たとえ望まぬ祝言だったとしても、幸せになることは出来る。全ては夫婦になる二人次第じゃ。そうであろう?お主は兄として幸せを願ってやれ」と言われ、市が那古野城を出発する時に赤い敷物とフラワーシャワーを用意して、みんなで盛大に見送ることにする。
市が輿に乗って去っていくのを見ながら、サブローは「俺、何にも分かっていなかったよ。どんな形であれ、結婚は始まりなんだね。大事なのはこれからなんだよね」と帰蝶に話す。
小谷城に行った市は、長政に「指輪と言うのであろう?織田家の習わしと知らせてもらった」と言われ、左手の薬指に指輪をはめてもらう。
帰蝶の侍女・ゆき(夏帆)の不穏な動きに気づいた藤吉郎は、ゆきを待ち伏せし、「その身のこなし、お主どこの間者か?狙いは信長様か?勝手な真似は許さんぞ」と牽制する。
サブローは帰蝶に「あのさ、俺たち夫婦なんだよね?俺さ、ちゃんと夫になるよ。約束する。俺は帰蝶の夫になる」と話して、帰蝶をデートに誘い・・・
というような内容でした。
指輪の件は、恒興が長政に手紙を送って伝えていたのですね~。
えらいゴッツイ指輪だったけど、市は嬉しかったでしょうね。
政略結婚がダメなら「お見合い結婚」の展開にするのかな?と私は思っていたのですが、そうではなくてやっぱり政略結婚だったけど、少しでも市が気持ちよく嫁ぐことができるようにと心が配られていて、とても温かい話で良かったです
恒興の思いは報われなかったですが・・・
サブローが恒興の気持ちを知っていたら、恒興と市を結婚させていただろうけど、それは気づかず鈍感だったという事で
ホトトギスの句は、ここで使ってきたのですね。
藤吉郎(秀吉)は「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」と言っていたけど、成りすましの藤吉郎がこの俳句を詠んだという事は、後世にも伝わっているこの句は成りすまし藤吉郎が詠んだという事!?(笑)
本物の信長も「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」と詠んでいましたが・・・。
サブローなら絶対に詠まない句だけど、本物(このドラマでの)の信長はやはりそういう考えの持ち主だったのかな??
帰蝶の笑顔に何か引っ掛かりを感じているようだったけど、本物の信長と帰蝶の間には何があったのか、気になります。
どうせなら家康が「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」と詠むのも聞きたかったけど、おなごの事で頭がいっぱいで今はそれどころじゃないのかな?
ゆきは、織田の兵法書としてサブローの日本史の教科書を誰かに渡していましたね。
誰の間者なのだろう?
なんだか藤吉郎に殺されそうなフラグが立っていましたが・・・(と思ったのは私だけ?)
藤吉郎演じる山田君が、今は笑顔が多いけど、ふと冷たい表情を見せるので、ドキドキしてしまいます
予告編でサブローが「京都に行きたいか~?ファイヤー!!」と言ったカットを見て、「ん?ウルトラクイズを意識してる!?」と思ったら、ツイッターで同じことを呟いている人が多くて嬉しかったです
市が嫁いで、足利義昭と繋がりを持って・・・ということは、今後比叡山の事とか石山本願寺の事なども出てくるのでしょうか?
原作は全く読んでいないので、今後どう描いていくのかがとても楽しみです!
____________________
最後に、半兵衛演じる直人さんファンとして、今回は少しだけ・・・
チラッチラッと登場していましたね
軍師なので、家臣たちとは違って結構良い席に座っていました(笑)
シバカツちゃんや森ちゃんみたいに明るい役ではないから、演技中はみんなとはしゃぐことができないですね
所々で半兵衛さんがいなかったですが、大人の事情なのかな?と思ったりしていました
(全部のシーンで全家臣を揃えていたら、ものすごい拘束時間になりますからね~。
半兵衛さんはどこ!?と探すのも楽しかったりしています
)
戦のない国づくりのために各方面に奔走しているという事にしておきましょう
相変わらずお美しい、凛々しいお姿でした
←web拍手です。
※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話
※公式HP(こちら)
サブロー(小栗旬)の前に現れた織田信長(小栗旬・二役)は、罪滅ぼしとして「これからは明智光秀として織田信長を支えてさせてくれぬか。まずは上洛の手助けを」と話すが、そこへ信長を捜しに来た前田利家(藤ヶ谷太輔)が来たため二人は隠れ、利家は信長の方を見つけて城へ連れ帰ってしまう。
城では美濃を治めた今どうやって上洛をするべきかが話し合われ、そのためには近江・浅井家の領地を通らなければならず、軍師・竹中半兵衛(藤木直人)は信長の妹・市(水原希子)を浅井家に嫁がせて同盟を結ぶよう進言し、信長が了承したため、半兵衛は同盟の準備に取り掛かる。
久しぶりに城に戻った信長は、妻・帰蝶(柴咲コウ)が以前と対応が違うことや、城で働く者たちが気軽に信長に声を掛けてくることに驚く。
そんな中、沢彦(でんでん)が信長を迎えに城にやってきたため、二人で越前の足利義昭の元へ向かうことにして城を離れる。
家臣・池田恒興(向井理)は、市と幼馴染で、ひそかに市に思いを寄せていたが、浅井家へ嫁ぐことを伝えなければならず、市の元へ行ってもなかなか本題に触れることができなかったが、市は「輿入れの事か?市は平気じゃぞ。心配せんでも、ちゃんと浅井に嫁ぐ」と明るく話す。
那古野城に戻ったサブローは、市が浅井家に嫁ぐことになったと聞いて「政略結婚とか止めようよ。敵の国に一人で行くんだよ?危ないって。それに、そもそも結婚って好きな人とするもんでしょ?顔も知らない人とよく結婚できるよな。結婚ってのは、好きな女の子に指輪を渡して、結婚してくださいって言ってするものです。左手の薬指に鉄の輪っかみたいのをはめて、永遠の愛的なものを誓い合うの。とにかくそういう結婚までの過程を全部ひっくるめて恋愛って言うの」と話し、家臣たちは信長の豹変ぶりに驚く。
サブローは近江・小谷城まで行き、浅井家に市の輿入れ抜きで同盟を結ぶように頼み込むが、浅井長政(高橋一生)の父・久政(村井國夫)から「ならば示していただきますかな?人質に代わる、織田が戦をしないという証を」と言われる。
サブローは、家臣たちに妙案はないか尋ねるが、半兵衛からは「大事なお身内を敵国に預ける、それこそが攻め込まぬという確たる証。それに勝るものなど」と言われ、他の家臣たちもそれ以上の策が思い浮かばない。
風呂に入ったサブローは、湯加減を調節していた木下藤吉郎(山田孝之)から「ここは同盟など結ばず、奇襲を仕掛けるというのはいかがでしょう?この木下藤吉郎、兵をお貸しいただければ、砦の一つでも壊してまいりますぞ」と言われたのをヒントに、策を思いつく。
サブローは、織田領と浅井領の境にある砦に行き、兵たちに武器を捨てさせ、砦を壊し始める。
駆けつけてきた長政にサブローは「織田は浅井さんを攻めたりしない。戦もしない。だったら、あんな砦もういらないんじゃないかなと思ってね」と話すと、長政は「あなたは実に底が読めない男だ。しかしそのお気持ち、しかと受け止めました」と話すため、サブローは右手を差し出して握手を求め、二人は両手でガッチリ握手をして笑顔で別れる。
しかし、小谷城に戻った長政は、久松からそれだけでは織田を信用できないと言われて同盟撤回をせざるを得なくなり、恒興は苦渋の思いで市に「嫁いでください、浅井長政殿に」と話す。
市は、サブローの元へ行って「市は男に生まれとうございました。そしたら兄上を戦で助けられるのに、お役に立てるのに、ずっとそう思っていました。兄上、天下を取ってください。戦のない世を作ってください。市もそんな世を見とうございます。だから市は、浅井に嫁ぎます。これは市の出陣にございます。だから市の門出を笑顔で見送ってください」と話す。
サブローは帰蝶から「たとえ望まぬ祝言だったとしても、幸せになることは出来る。全ては夫婦になる二人次第じゃ。そうであろう?お主は兄として幸せを願ってやれ」と言われ、市が那古野城を出発する時に赤い敷物とフラワーシャワーを用意して、みんなで盛大に見送ることにする。
市が輿に乗って去っていくのを見ながら、サブローは「俺、何にも分かっていなかったよ。どんな形であれ、結婚は始まりなんだね。大事なのはこれからなんだよね」と帰蝶に話す。
小谷城に行った市は、長政に「指輪と言うのであろう?織田家の習わしと知らせてもらった」と言われ、左手の薬指に指輪をはめてもらう。
帰蝶の侍女・ゆき(夏帆)の不穏な動きに気づいた藤吉郎は、ゆきを待ち伏せし、「その身のこなし、お主どこの間者か?狙いは信長様か?勝手な真似は許さんぞ」と牽制する。
サブローは帰蝶に「あのさ、俺たち夫婦なんだよね?俺さ、ちゃんと夫になるよ。約束する。俺は帰蝶の夫になる」と話して、帰蝶をデートに誘い・・・
というような内容でした。
指輪の件は、恒興が長政に手紙を送って伝えていたのですね~。
えらいゴッツイ指輪だったけど、市は嬉しかったでしょうね。
政略結婚がダメなら「お見合い結婚」の展開にするのかな?と私は思っていたのですが、そうではなくてやっぱり政略結婚だったけど、少しでも市が気持ちよく嫁ぐことができるようにと心が配られていて、とても温かい話で良かったです

恒興の思いは報われなかったですが・・・
サブローが恒興の気持ちを知っていたら、恒興と市を結婚させていただろうけど、それは気づかず鈍感だったという事で

ホトトギスの句は、ここで使ってきたのですね。
藤吉郎(秀吉)は「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」と言っていたけど、成りすましの藤吉郎がこの俳句を詠んだという事は、後世にも伝わっているこの句は成りすまし藤吉郎が詠んだという事!?(笑)
本物の信長も「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」と詠んでいましたが・・・。
サブローなら絶対に詠まない句だけど、本物(このドラマでの)の信長はやはりそういう考えの持ち主だったのかな??
帰蝶の笑顔に何か引っ掛かりを感じているようだったけど、本物の信長と帰蝶の間には何があったのか、気になります。
どうせなら家康が「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」と詠むのも聞きたかったけど、おなごの事で頭がいっぱいで今はそれどころじゃないのかな?

ゆきは、織田の兵法書としてサブローの日本史の教科書を誰かに渡していましたね。
誰の間者なのだろう?
なんだか藤吉郎に殺されそうなフラグが立っていましたが・・・(と思ったのは私だけ?)
藤吉郎演じる山田君が、今は笑顔が多いけど、ふと冷たい表情を見せるので、ドキドキしてしまいます

予告編でサブローが「京都に行きたいか~?ファイヤー!!」と言ったカットを見て、「ん?ウルトラクイズを意識してる!?」と思ったら、ツイッターで同じことを呟いている人が多くて嬉しかったです

市が嫁いで、足利義昭と繋がりを持って・・・ということは、今後比叡山の事とか石山本願寺の事なども出てくるのでしょうか?
原作は全く読んでいないので、今後どう描いていくのかがとても楽しみです!
____________________
最後に、半兵衛演じる直人さんファンとして、今回は少しだけ・・・
チラッチラッと登場していましたね

軍師なので、家臣たちとは違って結構良い席に座っていました(笑)
シバカツちゃんや森ちゃんみたいに明るい役ではないから、演技中はみんなとはしゃぐことができないですね

所々で半兵衛さんがいなかったですが、大人の事情なのかな?と思ったりしていました

(全部のシーンで全家臣を揃えていたら、ものすごい拘束時間になりますからね~。
半兵衛さんはどこ!?と探すのも楽しかったりしています

戦のない国づくりのために各方面に奔走しているという事にしておきましょう

相変わらずお美しい、凛々しいお姿でした

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