第7話 「迫り来るストーカー!遺産を巡る二人の女…犯人は娘か愛人か」
古屋暁子(真矢みき)は杉村三郎(小泉孝太郎)に、父・明俊(森次晃嗣)を殺した犯人だと警察に疑われている事を話す。
三郎は、探偵・北見一郎(大杉漣)に相談してみてはどうかと話すが、暁子は娘・美知香(杉咲花)から北見は入院したと聞いた事を話すが、美知香とは最近上手く話すことが出来ていないと打ち明ける。
三郎は暁子に、美知香へ「もし何か話したいことがあればいつでも」と伝えてほしいと話す。
職場に戻った三郎は、パソコンで連続無差別毒殺事件について検索し、フリージャーナリスト・秋山省吾(平山浩行)の記事を読んでいると、副編集長・谷垣太一(山崎大輔)がその秋山からの原稿をもらってきたと喜びながら入ってくる。
帰宅した暁子は、明俊が以前、奈良和子(烏丸せつこ)という無職の女性を紹介してきた時のことを思い出す。
その時、暁子は和子に「別に父が誰かと付き合ったっていいんです。でもその相手は、自立した人であってほしい、それが正直な気持ちなんです。だっておかしいわ。長年連れ添ってもいない人に財産を遺すなんて」と話すが、明俊から「俺とこの人とは、籍こそ入れてないが夫婦と思ってるんだ。俺のやることなすこと、娘のお前の許可を得なくちゃならないのか?お前にそんな権利があるのか?」と言われてしまう。
その後、自宅でも明俊と暁子は口論となり、明俊は暁子に「世の中はキャリアやスキルがある人ばかりじゃないんだ。自分の生き方に自信を持っていたんだろう?だったら他人の生き方をとやかく言うな。それとも後悔してるのか?一人で美知香を産んで・・・」と言ったため、二人の間はますます気まずくなっていたのだった。
・・・もう二度と人の心の暗闇には踏み込むまい、そうすれば傷つくこともない。
そう誓ったばかりだったのに。
何故か僕はまた、同じ轍を踏もうとしているのだった・・・
週末、三郎は妻・菜穂子(国仲涼子)と娘・桃子(矢崎由紗)と一緒に、新しく住む中古物件のリフォーム作業を見に行き、カナリアという土壌診断用の花の説明を受けていると、無言電話が何度も掛かってくる。
何回出てもすぐ切れるため、三郎はケータイの電源をオフにするが、翌朝までオフにしたことを忘れてしまう。
翌朝出勤すると、原田いずみ(江口のりこ)から電話が掛かってきて、電話の電源を切っていたことを責め立てるため、三郎は直接会って話そうと提案する。
しかし原田は約束の場所に現れず、改めて約束しても来ず、それが3回続いたため、三郎は電話で原田に「私としてはもう原田さんと話し合いができないと判断するしかありません。あなたのご意見と主張を伺うべく、私は努力しましたし、十分誠意は尽くしたと思っています。これから報告書を書いて会長に提出し、判断を仰ぎたいと思います」と言って、電話を切る。
その夜、三郎は谷垣から飲みに行こうと誘われ、原田の対応をしていることについて感謝される。
・・・飲めば飲むほど、谷垣さんは寂しそうだった。
副編集長の後ろ姿を見て、僕は何故か父を思い出した。
もう8年も声すら聞いていない父。
しかし僕は、会いに行くことも電話することもしないだろう。
菜穂子と結婚した時に、僕は両親にとって死んだ息子となったから・・・
帰宅した三郎は、原田とのやり取りについて菜穂子に話すと、菜穂子は「(原田は)あなたが会長の娘婿だって知ってるの?」と尋ねてくる。
・・・妻もうっすらと、自分の立場がある種の人達には憎しみや妬みの対象になることを知っているのだ。
桃子も生きている限り、いつか知る日が来るのだろうか。
この世にある毒と言うものを・・・
その頃、美知香は祖父・明俊の机の引き出しを開け、明俊の遺言書を見つけるが、そこには和子に不動産以外の一切の財産を相続させると書かれてあった。
次の日の朝、暁子は美知香に「ごめんね、美知香。こんなはずじゃなかったのよ…」と声を掛ける。
出勤した三郎の元にかつてのアシスタント・椎名遥(岡本玲)から電話が入るが、美知香が訪ねてきたため三郎は電話を切り、喫茶店・睡蓮で美知香と会う。
しかし、その時の2ショットを原田がカメラに収め、その写真を義父であり会長の今多嘉親(平幹二朗)と菜穂子の元に「杉村三郎は女子高生を買春しています」という手紙付きで送りつける。
嘉親は三郎を呼び出し、原田の件は会社の法務部で対応すると告げ、「君ら…優しすぎたんだよ。だから原田になめられた。いい勉強だ」と声を掛ける。
帰宅した三郎は、菜穂子に嘉親との会話を話すが、「あと…女子高生の一家には深入りするなって言われたけど、ママにも他人の事には首を突っ込むなって言われたけど、僕はほっとけないよ。おじいちゃんが亡くなって、お母さんが連日警察に呼ばれて、あの子は今、犬だけが家族なんだ。元々繊細な子だし、摂食障害もある。ほっとけないよ・・・」と話す。
すると菜穂子は「分かった。お父様には内緒にしとく」と話す。
その晩のニュース番組で、連続無差別毒殺事件の容疑者が自首してきたという報道があり、三郎も菜穂子も喜ぶ。
翌日、三郎のケータイに美知香から「どうしても会って相談したい」というメールが入り、三郎は美知香と会う。
そこで三郎は、暁子に対する警察の取り調べは前よりも長くなっていること、そして明俊の机の中から遺言書が無くなっていることを聞き、美知香は「おじいちゃんを殺したのはお母さんじゃないかって」と言い出す。
自首した18歳の容疑者は、1件目と3件目は自分がやったが、明俊の事件は自分ではないと話していたのだった。
・・・この歳になって家族というものの厄介さを僕は痛感するようになった。
美知香の苦しみはその比ではない。
自分の母が自分の祖父を殺したかもしれないという現実。
目には見えない毒を吸って誰よりも先に苦しみを背負うカナリア。
摂食障害の少女は、苦しむカナリアだ。
また原田いずみも、ある種のカナリアと言えるのかもしれない・・・
というような話でした。
今回のサブタイトルは、2時間サスペンスドラマのようでしたね
原田が、ただの気持ち悪い人間にしか見えず、ゾクゾク感とかは全く無くて、私は嫌悪感しか持てません
とてもカナリアには見えない(笑)
そういう演出なのでしょうけど、第一部の梨子ように「無邪気に装って実はとんでもないことをしていた」という風な演出の方が良かったんじゃないかなぁ?
でもまぁ「一見すると普通に見える女性が・・・」という所が第二部のポイントなのでしょうけどね。
原田について、会社の法務部対応となったのは良かったとは思いますが、先週書いたけど「それが当たり前でしょ!」と思っていましたし。
予告編を観ていたら、さらにエスカレートするみたいですね
暁子が和子の事を頑なに嫌っていた理由は何なのでしょうね?
全く違う人生を歩んできた女性同士だから、相容れないのは分からないでもないですけど・・・。
私もバリバリに働いていた時には暁子のような考え(女性も自立しないとというような考え)を持っていたこともありましたが、病気をしてからそういう考えが少し変わって和子側の事も分かるようになったので・・・。
暁子が、単純に明俊の財産を得られないことに不満を抱いていただけなのか、先週出ていたコンビニの店長が何か関係しているのか・・・
そういった、暁子と和子の心の奥底にある感情については気になります。
・・・と、感想が今回はあまり思い浮かびませんでした。
予告編の方がドキドキしました
三郎が倒れた所で、スロー再生しちゃいました(誰が一緒だったの!?と 笑)
※いつも火曜日にこのドラマの感想を書いていますが、来週は水曜日になるかもしれません。
月曜・火曜と、用事が長引きそうなので・・・(「半沢直樹」を書くのも火曜日になるかもしれません)。
よろしくお願いいたします

※これまでの感想
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら)
古屋暁子(真矢みき)は杉村三郎(小泉孝太郎)に、父・明俊(森次晃嗣)を殺した犯人だと警察に疑われている事を話す。
三郎は、探偵・北見一郎(大杉漣)に相談してみてはどうかと話すが、暁子は娘・美知香(杉咲花)から北見は入院したと聞いた事を話すが、美知香とは最近上手く話すことが出来ていないと打ち明ける。
三郎は暁子に、美知香へ「もし何か話したいことがあればいつでも」と伝えてほしいと話す。
職場に戻った三郎は、パソコンで連続無差別毒殺事件について検索し、フリージャーナリスト・秋山省吾(平山浩行)の記事を読んでいると、副編集長・谷垣太一(山崎大輔)がその秋山からの原稿をもらってきたと喜びながら入ってくる。
帰宅した暁子は、明俊が以前、奈良和子(烏丸せつこ)という無職の女性を紹介してきた時のことを思い出す。
その時、暁子は和子に「別に父が誰かと付き合ったっていいんです。でもその相手は、自立した人であってほしい、それが正直な気持ちなんです。だっておかしいわ。長年連れ添ってもいない人に財産を遺すなんて」と話すが、明俊から「俺とこの人とは、籍こそ入れてないが夫婦と思ってるんだ。俺のやることなすこと、娘のお前の許可を得なくちゃならないのか?お前にそんな権利があるのか?」と言われてしまう。
その後、自宅でも明俊と暁子は口論となり、明俊は暁子に「世の中はキャリアやスキルがある人ばかりじゃないんだ。自分の生き方に自信を持っていたんだろう?だったら他人の生き方をとやかく言うな。それとも後悔してるのか?一人で美知香を産んで・・・」と言ったため、二人の間はますます気まずくなっていたのだった。
・・・もう二度と人の心の暗闇には踏み込むまい、そうすれば傷つくこともない。
そう誓ったばかりだったのに。
何故か僕はまた、同じ轍を踏もうとしているのだった・・・
週末、三郎は妻・菜穂子(国仲涼子)と娘・桃子(矢崎由紗)と一緒に、新しく住む中古物件のリフォーム作業を見に行き、カナリアという土壌診断用の花の説明を受けていると、無言電話が何度も掛かってくる。
何回出てもすぐ切れるため、三郎はケータイの電源をオフにするが、翌朝までオフにしたことを忘れてしまう。
翌朝出勤すると、原田いずみ(江口のりこ)から電話が掛かってきて、電話の電源を切っていたことを責め立てるため、三郎は直接会って話そうと提案する。
しかし原田は約束の場所に現れず、改めて約束しても来ず、それが3回続いたため、三郎は電話で原田に「私としてはもう原田さんと話し合いができないと判断するしかありません。あなたのご意見と主張を伺うべく、私は努力しましたし、十分誠意は尽くしたと思っています。これから報告書を書いて会長に提出し、判断を仰ぎたいと思います」と言って、電話を切る。
その夜、三郎は谷垣から飲みに行こうと誘われ、原田の対応をしていることについて感謝される。
・・・飲めば飲むほど、谷垣さんは寂しそうだった。
副編集長の後ろ姿を見て、僕は何故か父を思い出した。
もう8年も声すら聞いていない父。
しかし僕は、会いに行くことも電話することもしないだろう。
菜穂子と結婚した時に、僕は両親にとって死んだ息子となったから・・・
帰宅した三郎は、原田とのやり取りについて菜穂子に話すと、菜穂子は「(原田は)あなたが会長の娘婿だって知ってるの?」と尋ねてくる。
・・・妻もうっすらと、自分の立場がある種の人達には憎しみや妬みの対象になることを知っているのだ。
桃子も生きている限り、いつか知る日が来るのだろうか。
この世にある毒と言うものを・・・
その頃、美知香は祖父・明俊の机の引き出しを開け、明俊の遺言書を見つけるが、そこには和子に不動産以外の一切の財産を相続させると書かれてあった。
次の日の朝、暁子は美知香に「ごめんね、美知香。こんなはずじゃなかったのよ…」と声を掛ける。
出勤した三郎の元にかつてのアシスタント・椎名遥(岡本玲)から電話が入るが、美知香が訪ねてきたため三郎は電話を切り、喫茶店・睡蓮で美知香と会う。
しかし、その時の2ショットを原田がカメラに収め、その写真を義父であり会長の今多嘉親(平幹二朗)と菜穂子の元に「杉村三郎は女子高生を買春しています」という手紙付きで送りつける。
嘉親は三郎を呼び出し、原田の件は会社の法務部で対応すると告げ、「君ら…優しすぎたんだよ。だから原田になめられた。いい勉強だ」と声を掛ける。
帰宅した三郎は、菜穂子に嘉親との会話を話すが、「あと…女子高生の一家には深入りするなって言われたけど、ママにも他人の事には首を突っ込むなって言われたけど、僕はほっとけないよ。おじいちゃんが亡くなって、お母さんが連日警察に呼ばれて、あの子は今、犬だけが家族なんだ。元々繊細な子だし、摂食障害もある。ほっとけないよ・・・」と話す。
すると菜穂子は「分かった。お父様には内緒にしとく」と話す。
その晩のニュース番組で、連続無差別毒殺事件の容疑者が自首してきたという報道があり、三郎も菜穂子も喜ぶ。
翌日、三郎のケータイに美知香から「どうしても会って相談したい」というメールが入り、三郎は美知香と会う。
そこで三郎は、暁子に対する警察の取り調べは前よりも長くなっていること、そして明俊の机の中から遺言書が無くなっていることを聞き、美知香は「おじいちゃんを殺したのはお母さんじゃないかって」と言い出す。
自首した18歳の容疑者は、1件目と3件目は自分がやったが、明俊の事件は自分ではないと話していたのだった。
・・・この歳になって家族というものの厄介さを僕は痛感するようになった。
美知香の苦しみはその比ではない。
自分の母が自分の祖父を殺したかもしれないという現実。
目には見えない毒を吸って誰よりも先に苦しみを背負うカナリア。
摂食障害の少女は、苦しむカナリアだ。
また原田いずみも、ある種のカナリアと言えるのかもしれない・・・
というような話でした。
今回のサブタイトルは、2時間サスペンスドラマのようでしたね

原田が、ただの気持ち悪い人間にしか見えず、ゾクゾク感とかは全く無くて、私は嫌悪感しか持てません

とてもカナリアには見えない(笑)
そういう演出なのでしょうけど、第一部の梨子ように「無邪気に装って実はとんでもないことをしていた」という風な演出の方が良かったんじゃないかなぁ?
でもまぁ「一見すると普通に見える女性が・・・」という所が第二部のポイントなのでしょうけどね。
原田について、会社の法務部対応となったのは良かったとは思いますが、先週書いたけど「それが当たり前でしょ!」と思っていましたし。
予告編を観ていたら、さらにエスカレートするみたいですね

暁子が和子の事を頑なに嫌っていた理由は何なのでしょうね?
全く違う人生を歩んできた女性同士だから、相容れないのは分からないでもないですけど・・・。
私もバリバリに働いていた時には暁子のような考え(女性も自立しないとというような考え)を持っていたこともありましたが、病気をしてからそういう考えが少し変わって和子側の事も分かるようになったので・・・。
暁子が、単純に明俊の財産を得られないことに不満を抱いていただけなのか、先週出ていたコンビニの店長が何か関係しているのか・・・
そういった、暁子と和子の心の奥底にある感情については気になります。
・・・と、感想が今回はあまり思い浮かびませんでした。
予告編の方がドキドキしました

三郎が倒れた所で、スロー再生しちゃいました(誰が一緒だったの!?と 笑)
※いつも火曜日にこのドラマの感想を書いていますが、来週は水曜日になるかもしれません。
月曜・火曜と、用事が長引きそうなので・・・(「半沢直樹」を書くのも火曜日になるかもしれません)。
よろしくお願いいたします

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