第1話 「28年の闇…姉妹の秘密と父の死の謎」
8年前、あおぞら書房に勤める杉村三郎(小泉孝太郎)は、立ち寄った映画館で痴漢に襲われていた今多菜穂子(国仲涼子)を助けたのをキッカケに、菜穂子と付き合うようになる。
菜穂子は母は既に他界して父親と暮らしていて、心臓が弱いため家事手伝いをしており、本や映画の好きな少し孤独な女性・・・
そんな彼女を三郎は守ってあげたいと思い、プロポーズをし、菜穂子はそれを受け入れる。
三郎の部屋で二人が過ごしていると、テレビに今多コンツェルン会長・今多嘉親(平幹二朗)が映り、三郎が何気なく「こういう人の下で働くのって大変だろうな。目が怖いよ。あだ名は『猛禽(もうきん)』だってさ」と話すと、菜穂子は「父なの。私の父。ホントよ。でも私、全然お嬢様じゃないの。私の母、いわゆる二号さん、そういうのだったから・・・こういうことって大したことじゃないよね?」と話す。
今多コンツェルンの会社の規模が巨大なことから、三郎の実家では母・正子(木野花)や親せきから反対されるが、三郎の父は先方の嘉親の方が反対するのではないかと話す。
三郎と会った嘉親は、結婚には一つだけ条件があるとして「(今の会社を辞めて)うちの系列のグループ広報室に勤めてもらいたい。言っておくが、グループ広報室はうちの社内報を作るだけの小さな部署だ。それ以上でもそれ以下でもない。他の部署への異動もない。飲んでもらえるのなら結婚には賛成しよう。もろ手を上げてだ」と話す。
三郎は、その言葉を「出世の野心を抱くな」ということだと察知し、今の仕事も好きだが菜穂子の事を守りたいという思いの方を取り、グループ広報室に勤めることを了承する。
別れ際に、三郎は嘉親の運転手・梶田信夫(平田満)から「おめでとうございます」とにこやかに声を掛けられ、三郎はこの純粋な「おめでとう」という言葉を以後何度も思い返す。
2013年5月、三郎は菜穂子と娘と3人で生活をしており、相変わらず広報室での勤務を続けていた。
そんな三郎に、嘉親の代理で、梶田信夫の通夜・告別式に行くように頼まれる。
通夜の会場で、三郎は信夫の長女・聡美(深田恭子)と次女の梨子(南沢奈央)と挨拶を交わし、三郎は心の中で「僕は姉妹に話したかった。あなた方のお父さんだけは、濁りの無い『おめでとう』を言ってくれたと。そうか・・・あの時義父もあの『おめでとう』を聞いたのだ。だから僕をここへ来させたのだ・・・」とつぶやく。
告別式後、三郎は嘉親に葬儀の報告をすると、嘉親は1週間前に梶田姉妹から頼まれ事を受けていたことを話し、それを三郎にやってほしいと頼む。
その内容は、信夫の人生を本にして出版したいというもので、詳しい内容を聞くために三郎は梶田姉妹と再び会うことになる。
梨子は、父親を自転車でひき逃げした犯人を捕まえたいから本を出版したいと話し、「父は二人の娘がいて、真面目に仕事をしてて、会長先生(嘉親)みたいに偉い人にちゃんと評価されてて・・・お姉ちゃんが結婚するって言ったら喜んでたよね。そういう一人の人間だったって事、犯人に言ってやりたい。65年、真面目に生きてきた人をアンタ殺したんだよって、一人の人間の人生を終わらせちゃったんだよって」と涙ながらに出版したい理由を話す。
しかし聡美は「それで妹は犯人が辛くなって自首するんじゃないかって言うんですけど、私、そううまくいくとは思えないんです。『かもしれない』程度のことのために、会長先生や杉村さんの手を煩わせて・・・」と話し、二人は口論になる。
三郎は聡美に同調しながらも、梨子に「とりあえず書きたいことを書き出してみてください。そうすると、誰に会って何を調べればいいか段取りもつきますから」とアドバイスをし、二人は帰って行く。
しかし、聡美は一人で三郎の元に戻ってきて、「私、本を出すことに反対です。梨子は父の事を仕事一筋の真面目な人間としか思っていないんですけど、梨子には知らない父のもう一つの顔もあるんです。真面目だけの人生という訳ではなかったんです。父は若い頃、故郷を飛び出して職を転々としていた時期があるんです。それもカタギの仕事じゃないって言うか・・・私、父のそういう過去は完全には終わってなかったような気がするんです。だから、父が死んだのは事故じゃないんじゃないかって、殺されたんじゃないかって思うんです。だって私・・・4歳の時でした、その時私、誘拐されたことあるんです」と話す。
・・・ある絵本作家が言っていた。
子供は全ての暗闇にオバケの形を見出す。
大人は笑うけれど、千に一つ、万に一つは、本物のオバケが隠れていることもあると。
どんなところにも暗闇はある。
この時から僕は、一家の暗闇に首を突っ込んで行くことになる・・・
というような内容でした。
いやぁ・・・信夫を演じる平田満さんが、どんどん悪い人に見えてきた(笑)
悪い事をしていたから殺されたかどうかはまだ分からないのですけどね
でも、悪い事をして殺されたと仮定すると、それに嘉親が関わっているのかどうか?
聡美のフィアンセ・浜田利和(高橋光臣)は、ただのフィアンセなのか、殺害に関わっているのか?
・・・っていうことしか今現在は分からないような。
配役が豪華なので、「グループ広報室」のメンバーはあれだけなのか、喫茶店「睡蓮」のマスター・水田(本田博太郎)はただのマスターなのか、何かに絡んでくるのか・・・?
この枠のこれまでのドラマを観ると若干不安がある(いまいちキャストを使い切れていない時がある)のですが、そういったことが無いといいなぁ~と思ったりしています
まぁまぁ引き込まれはしたのですが、もう少し引き込んでくれても良かったかも
でも、延長しないで1時間枠で収めてくれたので、とても観やすかったです
全く違うタイプの姉妹(聡美と梨子)ということも、今後の伏線になるのでしょうか?
取りあえず、来週も視聴しようと思います
※公式HPは(こちら)
月9は、視聴はしたのですが、1話ごとの感想は書かないことにします。
うーーーん、どこをどう観たらよいかが分からなくて
嫌いなキャストが出ている訳ではなく、映っている景色も綺麗だなぁ~とは思うのですが、何が足りないんだろう・・・
「たぶんここで笑わせたいんだろうな」という所がいくつかあったけど笑えなくて、「ここでキュンキュンさせたいんだろうな」とは思ったけどキュンキュンもできず・・・
キャストファンの方はキュンキュンできるのだとは思うのですけどね~
私は、視聴はもう少し続けるとは思いますが、感想は「序盤戦雑感」とか「総括」の時にのみ書き、単独の記事では書かないと思います。
ということで、よろしくお願いします
8年前、あおぞら書房に勤める杉村三郎(小泉孝太郎)は、立ち寄った映画館で痴漢に襲われていた今多菜穂子(国仲涼子)を助けたのをキッカケに、菜穂子と付き合うようになる。
菜穂子は母は既に他界して父親と暮らしていて、心臓が弱いため家事手伝いをしており、本や映画の好きな少し孤独な女性・・・
そんな彼女を三郎は守ってあげたいと思い、プロポーズをし、菜穂子はそれを受け入れる。
三郎の部屋で二人が過ごしていると、テレビに今多コンツェルン会長・今多嘉親(平幹二朗)が映り、三郎が何気なく「こういう人の下で働くのって大変だろうな。目が怖いよ。あだ名は『猛禽(もうきん)』だってさ」と話すと、菜穂子は「父なの。私の父。ホントよ。でも私、全然お嬢様じゃないの。私の母、いわゆる二号さん、そういうのだったから・・・こういうことって大したことじゃないよね?」と話す。
今多コンツェルンの会社の規模が巨大なことから、三郎の実家では母・正子(木野花)や親せきから反対されるが、三郎の父は先方の嘉親の方が反対するのではないかと話す。
三郎と会った嘉親は、結婚には一つだけ条件があるとして「(今の会社を辞めて)うちの系列のグループ広報室に勤めてもらいたい。言っておくが、グループ広報室はうちの社内報を作るだけの小さな部署だ。それ以上でもそれ以下でもない。他の部署への異動もない。飲んでもらえるのなら結婚には賛成しよう。もろ手を上げてだ」と話す。
三郎は、その言葉を「出世の野心を抱くな」ということだと察知し、今の仕事も好きだが菜穂子の事を守りたいという思いの方を取り、グループ広報室に勤めることを了承する。
別れ際に、三郎は嘉親の運転手・梶田信夫(平田満)から「おめでとうございます」とにこやかに声を掛けられ、三郎はこの純粋な「おめでとう」という言葉を以後何度も思い返す。
2013年5月、三郎は菜穂子と娘と3人で生活をしており、相変わらず広報室での勤務を続けていた。
そんな三郎に、嘉親の代理で、梶田信夫の通夜・告別式に行くように頼まれる。
通夜の会場で、三郎は信夫の長女・聡美(深田恭子)と次女の梨子(南沢奈央)と挨拶を交わし、三郎は心の中で「僕は姉妹に話したかった。あなた方のお父さんだけは、濁りの無い『おめでとう』を言ってくれたと。そうか・・・あの時義父もあの『おめでとう』を聞いたのだ。だから僕をここへ来させたのだ・・・」とつぶやく。
告別式後、三郎は嘉親に葬儀の報告をすると、嘉親は1週間前に梶田姉妹から頼まれ事を受けていたことを話し、それを三郎にやってほしいと頼む。
その内容は、信夫の人生を本にして出版したいというもので、詳しい内容を聞くために三郎は梶田姉妹と再び会うことになる。
梨子は、父親を自転車でひき逃げした犯人を捕まえたいから本を出版したいと話し、「父は二人の娘がいて、真面目に仕事をしてて、会長先生(嘉親)みたいに偉い人にちゃんと評価されてて・・・お姉ちゃんが結婚するって言ったら喜んでたよね。そういう一人の人間だったって事、犯人に言ってやりたい。65年、真面目に生きてきた人をアンタ殺したんだよって、一人の人間の人生を終わらせちゃったんだよって」と涙ながらに出版したい理由を話す。
しかし聡美は「それで妹は犯人が辛くなって自首するんじゃないかって言うんですけど、私、そううまくいくとは思えないんです。『かもしれない』程度のことのために、会長先生や杉村さんの手を煩わせて・・・」と話し、二人は口論になる。
三郎は聡美に同調しながらも、梨子に「とりあえず書きたいことを書き出してみてください。そうすると、誰に会って何を調べればいいか段取りもつきますから」とアドバイスをし、二人は帰って行く。
しかし、聡美は一人で三郎の元に戻ってきて、「私、本を出すことに反対です。梨子は父の事を仕事一筋の真面目な人間としか思っていないんですけど、梨子には知らない父のもう一つの顔もあるんです。真面目だけの人生という訳ではなかったんです。父は若い頃、故郷を飛び出して職を転々としていた時期があるんです。それもカタギの仕事じゃないって言うか・・・私、父のそういう過去は完全には終わってなかったような気がするんです。だから、父が死んだのは事故じゃないんじゃないかって、殺されたんじゃないかって思うんです。だって私・・・4歳の時でした、その時私、誘拐されたことあるんです」と話す。
・・・ある絵本作家が言っていた。
子供は全ての暗闇にオバケの形を見出す。
大人は笑うけれど、千に一つ、万に一つは、本物のオバケが隠れていることもあると。
どんなところにも暗闇はある。
この時から僕は、一家の暗闇に首を突っ込んで行くことになる・・・
というような内容でした。
いやぁ・・・信夫を演じる平田満さんが、どんどん悪い人に見えてきた(笑)
悪い事をしていたから殺されたかどうかはまだ分からないのですけどね
でも、悪い事をして殺されたと仮定すると、それに嘉親が関わっているのかどうか?
聡美のフィアンセ・浜田利和(高橋光臣)は、ただのフィアンセなのか、殺害に関わっているのか?
・・・っていうことしか今現在は分からないような。
配役が豪華なので、「グループ広報室」のメンバーはあれだけなのか、喫茶店「睡蓮」のマスター・水田(本田博太郎)はただのマスターなのか、何かに絡んでくるのか・・・?
この枠のこれまでのドラマを観ると若干不安がある(いまいちキャストを使い切れていない時がある)のですが、そういったことが無いといいなぁ~と思ったりしています
まぁまぁ引き込まれはしたのですが、もう少し引き込んでくれても良かったかも
でも、延長しないで1時間枠で収めてくれたので、とても観やすかったです
全く違うタイプの姉妹(聡美と梨子)ということも、今後の伏線になるのでしょうか?
取りあえず、来週も視聴しようと思います
※公式HPは(こちら)
月9は、視聴はしたのですが、1話ごとの感想は書かないことにします。
うーーーん、どこをどう観たらよいかが分からなくて
嫌いなキャストが出ている訳ではなく、映っている景色も綺麗だなぁ~とは思うのですが、何が足りないんだろう・・・
「たぶんここで笑わせたいんだろうな」という所がいくつかあったけど笑えなくて、「ここでキュンキュンさせたいんだろうな」とは思ったけどキュンキュンもできず・・・
キャストファンの方はキュンキュンできるのだとは思うのですけどね~
私は、視聴はもう少し続けるとは思いますが、感想は「序盤戦雑感」とか「総括」の時にのみ書き、単独の記事では書かないと思います。
ということで、よろしくお願いします