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99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ 第5話

2018-02-13 15:43:26 | 2018冬ドラマ
第5話 「歪められた少年裁判 嘘つきは誰!?」

冤罪は晴らされたけど、とても後味が悪いというか・・・。
事件発生日を裁判中にずらすという訴因変更なんて、実際にもあるのでしょうか??

あと、「時の政権が、支持率回復のために、少年犯罪の厳罰化、少年法の改正を次の目玉政策にしたいという意向を持っている」というのは、あるでしょうけど、
そんな官邸の意向を裁判所が忖度して、「世論を動かす事例が必要」として少年法に関わる裁判を有罪の方向にリードしていくというのも、あるのかないのか??

裁判所長代行・川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)裁判官・遠藤啓介(甲本雅裕)に「ええ判決せえよ」とプレッシャーをかけるのが、めちゃめちゃいやらしかったです

斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)が最後に言っていたけど、
「公正な裁判を行うには本来、弁護士・検察官・裁判官の関係は均等な距離を保ったトライアングルになっていなくてはならない。
 しかし、今回のように検察と裁判官の思惑が一致すれば、両者の距離はグッと近くなり、そのトライアングルは簡単に壊れてしまう。
 今回、いびつな事件ではあったが、君たちが事実を突き止めたことで、バランスを崩したトライアングルを見事に是正した」
バランスの取れたトライアングルが現実の法曹界で常に保たれることを願ってやみません。
法務大臣が出席しているパーティに裁判所や検察からも出席することはあるでしょうけど、こういったすり合わせをしてはいけないですよね。


弁護士・深山大翔(松本潤)が、訴因変更した事件発生日12月6日のアリバイを崩した時に、検察&裁判官に「もう一回やります、訴因変更?」と言ったセリフが、とても良かったです!


あと、深山が佐田篤弘(香川照之)の家に行った時に、
「S」「A」「D」「A」の置物を並べ替えて、「D」「A」「S」「A」になっているシーンも、
密かに面白くて笑いながら観ていました


尾崎舞子(木村文乃)は、弟が捕まっているようですね。
こちらも冤罪なのかしら?
←web拍手です。
※これまでの感想
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