emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

はじめまして、愛しています。 第8話

2016-09-09 17:56:48 | 2016夏ドラマ
第8話 「本当の親子になるために」

ハジメ(横山歩)がいなくなり、
梅田美奈(尾野真千子)が長野まで行ってハジメを無理やり取り戻そうとしたり、
信次(江口洋介)が投げやりになって酒に溺れて・・・
どうなることかと思ったのですが、今まで美奈&信次の周りにいた家族たちが手を差し伸べて、「家族」と「愛」の深さを伝えてあげていって、美奈&信次が再び立ち直っていく姿を観ていたら、自然と涙がこぼれてしまいました。
今回も、とても素晴らしい回だったと思います!


美奈の父・追川真美(藤竜也)は、美奈に「父親の言葉が欲しいの。音楽の事ばっかり話されても、私やお母さんには伝わらないの、お父さんの気持ちは。愛されてる気になれないの、家族なのに」と言われて、かなり傷ついたようですね。
その日一日中、何を話せばいいのか考えていたのではないのかな?
「すまなかったな。
 僕はね、お前の父親になるべき人間じゃなかった。
 お母さんの夫になるべき人間でもなかった。
 音楽ばかりを愛して、お前たち家族をちゃんと愛することが出来なかった、どうしようもない男です。
 だけどね美奈、お前は違うぞ。
 お前は夫や子供をちゃんと愛することの出来る、素晴らしい人間だよ。
 あの子を引き取って懸命に育てているお前を見て思ったんだ。
 ここには本当の愛がある。
 俺は今までこんな美しいものを見たことがないって。
 信次君もそうさ。
 アイツは馬鹿だが、日本で最高の馬鹿さ。
 俺と全く違って、愛に溢れた素晴らしい夫です。
 本物の父親です。
 だから、信次君手放しちゃダメだよ。
 ハジメも何があっても取り戻せ」
これまでの美奈&信次の姿が凝縮された言葉の数々で、とても素敵な言葉でした。

信次の母・志乃(浅芽陽子)も、妹・不破春代(坂井真紀)を通じて「自分と同じ過ちを犯してほしくない。この家は、自分がいたころと比べてずっと愛に溢れてる。それはお兄ちゃんが頑張って守ってくれたおかげだ」と伝えていましたね
そして弟・巧(速水もこみち)は「一人で苦しむなよ!何でもうちょっと姉ちゃんや俺の事を頼ってくれないんだよ!俺たちが力を合わせて生きてっちゃいけねぇのかよ?」と声を掛けて、
春代は「これからどんなにカッコ悪い事になったって、私たちは笑わないよ。だって、弱いところ見せたって、笑わないのが家族なんだから」と声を掛けて・・・

こうしてそれぞれの家族が助け合っていく姿がとても自然で、美奈&信次の過去も自然と雪解けに向かっていくように思えて、とても感動しながら観ていました。

それにしても信次から「OK牧場」の言葉が聞けなくて、こんなに寂しく思うとは・・・
今までは時々ウザイと思う事もあったけど、やっぱり信次は愛に溢れた「最高の馬鹿(by美奈のお父さん)」じゃないとダメですね~!

美奈と信次が、お互いに声を出して「愛しています」とハグをしながら言葉を掛け合ったのも、とても良かったです
「『辛い』という字にハジメの『一』を足すと、『幸せ』になるんだよ」・・・ここまで考えた上での「一」だったとは!!


次回はもう最終回。
家庭裁判所に、二人の方が育てるのが適しているという監護者指定を申し立てるようですね。
児童相談所が実の親に返すべきだと決めたばかりなので、奇跡に近いとのことですが・・・
なんとか実母・泉(志田未来)と実の祖母・月子(富田靖子)にも、「本当の愛」が伝わるといいなぁ
←web拍手です。
※これまでの感想
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