emitanの心にうつりゆくもの

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半沢直樹(2020) 第4話

2020-08-12 15:31:13 | 2020春夏ドラマ
第4話まででセントラル証券出向篇が終わりましたね。
第2話までの感想(こちら)では引き気味の感想を書いたのですが、だんだん見慣れてきたのか(笑)、
第4話はとてもワクワクしながら観てしまいました。
令和の時代では、もろ「パワハラ」「モラハラ」「ブラック企業」等々のオンパレードなやりとりの数々であり、
withコロナの時代では、飛沫感染対策はどこにいったの!?というところなのですが、
それを上回る半沢の信念や熱意にすっかり感銘して、見入ってしまいました


半沢直樹(堺雅人)部下・森山雅弘(賀来賢人)に話した言葉が とても素晴らしかったので、それを書き残したくて思わずこの記事を書いた、というのもあります。

「戦う時、敵がいつも正面にいるとは限らない。
 気がついたら戦いが始まっている時だってある。
 だがな、一番やっかいなのは、敵が自分自身の時だ。
 大丈夫だ、信念さえ持っていれば問題ない。
 組織や世の中はこういうものだという強い思いだ。
 剣道で言えば、自分の形(かた)になるのかな」

その半沢の「形」とは三つ。
「一つ 正しいことを正しいと言えること。
 一つ 組織の常識と世間の常識が一致していること。
 一つ ひたむきで誠実に働いた者がきちんと評価されること。」

「その当たり前が今の組織はできていない。
 だから誰かが戦うんだ・・・・
 自分のためだけに仕事をしているからだ。
 仕事は客のためにするもんだ。
 ひいては世の中のためにする。
 その大原則を忘れた時、人は自分のためだけに仕事をするようになる。
 自分のためにした仕事は、内向きで卑屈で醜く歪んでいく。
 伊佐山や三笠や大和田みたいな連中が増えれば、当然組織は腐ってく。
 組織が腐れば、世の中も腐る。
 森山、これからお前は色んな相手と戦うことになるだろう。
 だがな、最初の敵はいつも自分自身だ。
 勝敗は時の運だが、決して自分の構えを崩すな。
 いつまでも鋭い太刀筋の森山でいてくれ。
 これは俺の願いだ」

あとは、半沢の栄転が決まってセントラル証券の部下たちがお祝い会を開いた時に、半沢が部下たちに言った言葉も素敵だったので、書き残します。
「君たちは、大銀行が総力を挙げてもなしえなかったことを成し遂げた。
 負け組だと思っていた君たちがだ。
 大企業にいるからいい仕事が出来る訳じゃない。
 どんな会社にいても、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し達成感を得ている人のことを本当の勝ち組というんじゃないかと、俺は思う。
 ここは若い会社だ。
 君たちは40代から20代、大半は就職氷河期で苦労をした人間だ。
 そうした事態を招いた馬鹿げたバブルは、自分たちのためだけに仕事をした連中が顧客不在のマネーゲームを繰り広げ、世の中を腐らせてできたものだ。
 その被害を被った君たちは、俺たちの世代とはまた違う見方で、組織や社会を見ているはずだよ。
 その君たちは10年後、社会の真の担い手になる。
 君たちの戦いは、この世界をきっとよりよくしてくれるはずだ。
 どうかこれからは胸を張って、プライドを持って、お客様のために働いてほしい。
 例え相手が銀行でも、遠慮することはない。
 君たち世代の逆襲を、いや君たちの倍返しを、私は心から期待してる」

こういう言葉を言える人間は、どれだけいるでしょうか・・・
半沢の信念が、若くてまだ純真な部下にしっかりと伝わって、東京中央銀行とそのグループ企業にそういった人材がどんどん増えていきますように
(部下役の方で、泣いている方もいらっしゃいましたよね・・・。とても感動的な言葉だったので、私もウルッときました)


東京中央銀行の営業第二部次長に栄転した半沢でしたが、
700億の債権がある帝国航空の再建を任されることに
政界までも巻き込むようで!?
そんなとても大きい案件に半沢がどう切り込むのか、とても気になります。
(結局ハマってきているのか、私?
←web拍手です。
※ここまでの感想
 第2話まで のみ
※公式HP(こちら

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