emitanの心にうつりゆくもの

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隠蔽捜査 第7話

2014-02-26 16:39:03 | 2014冬ドラマ
第7話 「爆弾テロまで72時間!恋に落ちた署長は米大統領暗殺を防げるか!?」

羽田空港の防犯カメラに映っていた不審人物・布施純一(正木俊和)は、別件で衝突事故を起こしていたトラックの運転手・小島久雄(小手伸也)の部屋から遺体で見つかる。
小島は週に2度羽田空港へ荷物の運搬に来ており、布施が防犯カメラに映っていた2月6日、8日、11日のうち、6日と11日に空港を訪れていた。
小島がテロ組織に所属しているのかは公安でも確認されておらず、小島の逮捕が急務となるが、アメリカの国土安全保障省シークレットサービスのジョン・ストリングフィールドは、羽田空港を管轄している第二方面警備本部本部長・竜崎伸也(杉本哲太)に対して「(テロ首謀者の確保について)努力では足りない、確約してください」と迫り、竜崎が「確約しましょう、私が責任を持ちます」と話すため、3日以内に逮捕できなければ大統領の来日は中止だと告げられる。
その一件を聞いた長官官房総括審議官・上條貴仁(生瀬勝久)は、警察庁内で会った竜崎に対して「古言葉を出さざるは、身の及ばざるを恥ずればなり(人の上に立つ者は、自分の言葉に責任を持たなければいけない。出来もしないことを口にしてはいけない)」という孔子の言葉を話し、「責任の取り方、とくと見せてもらいます」と言って去っていく。
その夜、竜崎のかつての部下で長官官房総務課課長補佐・谷岡香織(青山倫子)は竜崎に電話を掛け、「アメリカ相手に警備の責任を負うなんて課長(竜崎)らしいって思いました。どんな大きな問題からの逃げずに前線に立って受け止める…私のよく知っている課長です。竜崎さんなら絶対に乗り越えられます。ただ、そのためにももう一つの問題はしばらく脇へ置いておけないでしょうか?畠山のことです。私、分かる気がするんです。女同士でも時々ハッとすることがあって。男の人ならみんな惹かれると思います。こんなことお節介だって分かっているんですけど、こないだの課長を見てたらちょっと心配で」と言って、竜崎の元へ秘書官として派遣されている畠山美奈子(伊藤歩)とのことについて心配する。
すると竜崎は「まいったな…やっぱり君は私の最高の部下だ。まだどうしたらいいか分からない。だが、最高の部下の意見はキチンと聞いておこう」と答えて電話を切る。
竜崎が確約してしまった3日間で小島を逮捕するために、大森北警察署の署員たちを中心に懸命な捜査が行われる。
竜崎は、自ら空港に出向いて捜査をする中で、禅にある「婆子焼庵」という昔話を合間に読んで、畠山との関係に区切りをつけるヒントを見つける(竜崎談:感情の動きはコントロールできない。だったら、とことん悩むしかない。それで眠れなくなったとしても死ぬことはない。そう思ったら真っ暗なトンネルの先に少し光が見えた)。
刑事・戸高善信(安田顕)が小島が五反田駅前でタクシーを降りたという情報を掴んだため、五反田周辺に絞って捜査することにし、竜崎の幼馴染で同期の警視庁刑事部長・伊丹俊太郎(古田新太)も警視庁から大量の捜査員を送り込んで調べを進める。
しかし、顔が知られていると分かっている小島が周辺を歩き回るとは考えにくいことから、アメリカのシークレットサービスのケン・ハックマン(岡田浩暉)は潜伏先のアジトを調べるのに更に情報を絞り込む必要があると助言する。
竜崎とハックマンは、空港関係者の中にテロの協力者がいるのではないかと考え、小島が羽田空港に行っていない2月8日に羽田空港に勤務している者のうち五反田周辺に居住している者を問い合わせ、該当する4人をマルタイ(捜査対象者)として徹底的に張り込むことにし、空港中央署に設ける前線本部長として竜崎は畠山を任命する。
翌朝になり、マルタイの一人・空港の土産店スタッフ・永芳明日香(原史奈)の部屋の窓から小島の姿を見つけ、畠山は小島が永芳の家から出たらすぐ身柄を確保するよう命じる。
小島の身柄を確保し、永芳の家に入った戸高は時限装置付きの爆弾を見つけ、永芳も逮捕することに成功する。
永芳は、海外で貧困層を相手にボランティアをするうちに反米思想が入り込んで、自分で爆弾を作って大統領を暗殺しようとしていた事が分かり、大統領来日はつつがなく終了する。
畠山は竜崎に「今回ほど勉強になった事はありませんでした。あの難しい局面で竜崎さんは私に判断を任せてくださった」と話すと、竜崎は「君ならやれると思っていた。キャリアとしてこれからもどんどん経験を積んでいってほしい。またどこかで一緒に働くこともあるかもしれない。その時はまたアイヌ語が聞きたいな。私についてどう思っているのか聞かせてほしい」と話し、畠山は「竜崎さんアイヌコロ(尊敬しています)、お世話になりました」と言って去っていく。 
伊丹は、やっと妻と連絡を取り、妻は陶芸教室の人たちとドイツへ本場の陶芸を学びに3週間行くことを相談したがっていただけだったことを知って安堵し・・・


というような内容でした。

今回も、緩急が絶妙で面白かったです!
主に「緩」の方ですが(笑)
「修行僧:竜崎伸也、少女:畠山美奈子、老婆:伊丹俊太郎」って何!!??www
最初に聞いた時は、竜崎と畠山が話しているのは分かったけど、テロップで「老婆:伊丹俊太郎」と知って大爆笑してしまいました。
・・・で、「婆子焼庵」の話自体は私にもあまりよく分からなかったのですが(爆)、
本当は身もだえするほど苦しかったのに何でもないと嘘をついたことがいけなかったそうですw
そんな自分の弱い所を受け入れて、しっかりと悩んで結論を出しなさいということなのかな。

あとは、奥さんと会ったと話す畠山に対して動揺する竜崎も可笑しかったけど、それで竜崎がズボンにコーヒーをこぼした時に懸命にほろい落とそうとしたり「お脱ぎになった方が…」と言ってしまう畠山に爆笑してしまいました
話自体はシリアスなのだけど、そこに絶妙に「真面目なコント(?)」が入っていて、とても良かったです

竜崎の人柄にみんなが影響されて、大森北署署員はもちろんのこと警視庁の捜査員も一丸となり、ハックマンの心をも動かして・・・
終盤の展開もなかなか良かったです。
畠山の事もエコヒイキではなく、しっかりと過去の経歴を見込んで前線本部長に任命して。
やっといつもの竜崎に戻ってくれて、安心しました。
かつての部下・谷岡さんもナイスアドバイスでしたね
そして、竜崎の心の動きをすべてお見通しの妻・冴子(鈴木砂羽)も素晴らしかったです!

最終的な首謀者だった永芳の役を演じていた原さん・・・
ここにも「サラリーマンNEO」に出ていた人が出ている!と、妙な所で反応していました

次回の予告で「外務省官僚謎の死」「上部は詳しい捜査を希望していない」・・・
なんだか最近実際にこういう事件があったような・・・(外務省ではないですけど)
狙ったわけではないだろうけど妙に時事ネタだなぁ~と思い、来週からの新しい話も楽しみです!
かなりドロドロとしていそうですけどね・・・
いよいよ上條の化けの皮がはがれるのかな!?

※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
※公式HP(こちら
「S」の感想は、明日以降に書く予定です
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2 コメント

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恋バナ (ゆき)
2014-03-03 18:03:30
いや~、先々週の予告を見た時は刑事物で恋ってどうするの!?って、ある意味ハラハラして観てたんだけど、めっちゃ面白い前後編でした!

やっぱり役者さんがしっかりしてるからかな?
事件ものとしてはだいたい犯人はすぐわかるので、物足りないかもしれないけど、ヤスケンさんはしっかり(ギャンブルもしてる?)捜査してるし、バランスが取れてますよね!

竜崎と伊丹のコンビがいいですね!
あとは砂羽さんがカッコ良すぎます!あんな奥さんにはなれません~(笑)

あと、竜崎の台詞にあった「身悶えするような恋」でラブレボが観たくなりました…
かなりな、直人さんに不足な日々です(苦笑)

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>ゆきさんへ (emi)
2014-03-04 15:17:49
ゆきさん、コメントありがとうございます!

竜崎の恋バナ、面白かったですね♪
伊丹の揺れ動く男心もw
序盤はヤスケンさんだけが、まともに捜査していましたよね~。
竜崎があんなにグダグダになるとは思わなかったのですが、終盤はキリット締まるようになって良かったです。
みなさんのお芝居が素晴らしいから、話がどう転がってもドキドキワクワクさせてくれて、とても惹きこまれます(^^)

「身悶えするような恋」といえばラブレボですね(笑)
直人さんが翻弄する側の役、また観たいですね!!
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