emitanの心にうつりゆくもの

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CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 第6話

2017-05-17 20:34:32 | 2017春ドラマ
第6話 「地下鉄爆破テロ阻止せよ」

今回も重苦しい話でした。
公安の闇の部分を描いていながらも、地下鉄サリン事件や警察庁長官狙撃事件を連想させていたような!?
あの事件の裏に、こういう事もあったかもしれない・・・と思い起こさせるようで、フィクションに思えないな~と感じました(すごい脚本ですね)。


11年前の6月1日に起こった地下鉄爆破テロ事件の容疑者・里見修一(山口馬木也)
実は、公安の潜入捜査官だったとは
教祖からテロの決行日の5日前に実行を言いつけられて、すぐに公安に報告したのに、
テロの3日前に狭い部屋に閉じ込められ、逃げ出さないように監禁され、
公安の仲間が助けてくれるのを待ったが、ガサ入れもなく、
裏切られて見捨てられたと思い、テロを実行
テロを実行しなければリンチで殺されたはず
信じるものを失い、そっちの世界に戻る理由を無くしてしまった・・・と。

稲見朗(小栗旬)は里見に
「お前が本当に警察官だとするなら、リンチを受けて殺されたとしてもテロを実行すべきじゃなかった。罪のない人々の命を奪うべきじゃなかった」
と言っていたけど、里見の
「確かにそうだな。理屈は正しい。あとは、お前が同じ目に遭った時に、本当の答えが分かるだろう。すぐに分かるさ。すぐに」
という言葉が気にかかっているようですね。
確かに、あの時テロを実行しないで警察庁に逃げ込めば助けてもらえたのか?
どうなのでしょうね??

警視総監・乾陽一(嶋田久作)は、なぜ里見を見殺しにしたのでしょうね?
11年前にテロを未然に防げなかった事には、どういう理由があったのでしょうか?
これから警備局長・鍛冶大輝(長塚京三)や公安機動捜査隊特捜班の班員たちが暴いていくのでしょうか?

鍛冶は、里見が乾を襲撃するのだろうと一早く見抜いていながら、誰にも教えていなかったですからね・・・。
「里見は、アイツらの通過儀礼として必要な存在なんだよ」ということで、里見の生の声を班員たちに聞かせたかったのでしょうけど、その意味は、どういうことなのでしょうか??
そして、公には里見の本当の正体を明かさないことで、乾に「貸し」を作って、何かの時の切り札にする(小石をダイヤモンドにする)、ということなのかな!?
乾には「もしこの件を穏便に解決できたら、僕がその連中の後ろ盾になってあげるよ」と言われていましたからね
相変わらず狡猾な感じですね


里見が潜入していた「真実の光教団」は、林智史(眞島秀和)が潜入している教団の名前とは違いましたが、
田丸にとっては、林もそんな風になってしまうのではないかと、気が気ではないでしょうね。。。
そして、里見の履歴書が、田丸が以前どこかに潜入していた時と同じような内容だったそうで・・・。
稲見も田丸も、潜入の経験があるだけに、色々と思う所がさらに増えたでしょうね。。。


私には必要ないと思いますが、今回出てきたテロの知識をメモしておきます。
テロの予兆を感じるだけで、誰も彼もが怪しくに見えて、平穏だった日常にひびが入る。そこに本物のテロが起きれば、日常は完全に破壊される。壊れたら最後、二度と同じ形には修復できない。
逃亡犯や指名手配犯は、自分の名前をインターネットの検索エンジンにかけて、世間の動向をこまめにチェックする。
長期に潜る場合、警察官としての経歴は一時的に抹消される。潜入捜査が終わるまで、経歴が復活することはない。つまり、抹消に関わった人間が箝口令を敷けば、全ての事実が閉ざされてしまう。
テロの標的には2種類しかない。1つはシンボル、国民の誰もが知っている象徴的な場所や人。もう一つはテロリストの個人的な動機、恨みや復讐から選ばれる場所や人。
自宅での出入りの瞬間が、一番警備が手薄になる。


最近国際的にテロが起きているし、日本国内でも約20年前に大事件が起きていたので、
何だかとても考えさせる内容だったな・・・と思いながら観ていました。

投稿サイトの投稿者のIPアドレスの発信源が、ことごとく用賀にある「吉川健康食品ビル」ばかりだった、というのには、ちょっと笑ってしまいましたがw
(あそこまで警戒していたら、みんながみんなそんなヘマはしないですよね
←web拍手です。
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