emitanの心にうつりゆくもの

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平清盛 第22話

2012-06-03 21:53:39 | 平清盛
第22話 「勝利の代償~斬首せよ!清盛」

清盛(松山ケンイチ)や源義朝(玉木宏)らは勝利し、後白河天皇(松田翔太)から直々にねぎらいの言葉をいただく。
そして清盛は義朝に「これまでよりも武士はもっと物申せるようになり、世を変えることができるだろう」と言い、お互い期待に胸を膨らます。
左大臣・藤原頼長(山本耕史)は敗走中に矢で深手を負い、父・忠実(國村隼)の屋敷へ行くが、忠実は藤原摂関家を守るためにと、門を開けることを許さなかった。
そんな父の思いを知った頼長は、自害をする。
信西(阿部サダヲ)は、荒れ果てた頼長の館を訪ね、頼長の日記を読む。
そこには「豪華な衣服や家来の数を求めるな。忠勤に励み、それで人に嘲られても恥じるな。忠を尽くし、決して報いを求めるな」といった頼長の国作りの裏に隠れた思いを知る。
崇徳上皇(井浦新)は、生まれてこれまで何一つ自分の思い通りにならなかったと嘆き、仁和寺において出家。
清盛の叔父・忠正(豊原功補)は、忠清(藤本隆宏)により捕えられて、平氏の館に戻った。
清盛は忠正に「叔父上にこそ(これからの平氏、そして清盛を)見届けていただきとうございます」と話し、信西に助命を嘆願。
信西は清盛に「古今の例にのっとり、また先を見据えて、世にとって最も良き断をくだす」と言う。
義朝の父・為義(小日向文世)も尾張で見つかり、義朝の館に連れてこられる。
義朝は父に会わないため、代わりに義朝の妻・由良(田中麗奈)が、義朝が内の昇殿を許され殿上人となったことを伝えると、為義は感慨に浸る。
そして御所では、後白河天皇の元で詮議が行われる。
崇徳上皇は流罪、藤原摂関家の忠実は荘園の召し上げ、平忠正と源為義は斬首・・・
それを聞いた清盛は。。。


といった内容で、涙々の回でした。
崇徳上皇の「なんと思うままにならぬ、我が一生よ。生まれてよりこのかた、何一つ・・・」で泣き
頼長の「父上・・・」で泣き
忠実の「我が子よ・・・」で泣き
・・・といった感じでしょうか。
オウムの登場はちょっと・・・と思いましたが、國村隼さんの演技で吹き飛びました。

清盛と義朝の、戦の後に言葉を交わした場面の音楽が・・・
良い場面だったんだろうけど、後半の音楽が少し弾けすぎていて、興ざめ気味になってしまいました
無理に音楽で盛り上げようとしなくても良いと思うんですけどね。

忠正が「気の強い兄を持つ弟の苦しさ」を、清盛の母・池禅尼(和久井映見)に話すセリフは、なかなか良かったです。
そう来たか!と。
こういう様々な伏線が本当に素晴らしいのですけどね、本作は。

信西が、鬼のような裁断を下すことになったキッカケも、頼長の日記を見たことがその一つとなっているのでしょうね。

来週は、今までで一番辛い回となりそうですね・・・

________________

NHK出版から「NHK大河ドラマ・ストーリー 平清盛 後編」が出版されていますね(こちら
まだ、ザッとしか見ていませんが・・・
西行さまは、78~79ページに載っていますよ。
1ページに大きく坊主姿が・・・
来週、少しだけ登場するのかな?
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