帯録してお茶の時間などに毎日見ています
おちょやん、視聴率は悪いみたいですがとても面白いです
子役時代は胸糞悪すぎるトータス演じる父親や継母のクリコに怒髪天で、気は強いけど根がけなげなチヨちゃんに心傷めてたのですが、劇場のお茶屋のお茶子に売られてからはそのど根性がいいほうにばかり向かって、見ていて楽しい。
お茶屋のおかみさんは厳しいけど一本通った賢い人だしその母親のお家さんは鷹揚で優しいし、婿養子の旦那さんもおっとりしたいい人です
道頓堀の劇場の支配人も乞食までもがみんな千代ちゃんに暖かいので楽しいです
こんなにおもしろいのに視聴率悪い・・・極貧の子供時代の導入がミスったような気がする
ほんまに最低の父親トータスには役どころ以上にいらいらしたから、あんなもん見たくないですよ
いまどきこどもがひどい理不尽なこき使われかたするドラマ朝から誰が見たいのかと思います。おしんの時代じゃないんだから
しかし子供から育ち、少女になってからの千代ちゃんは、RPGの主人公のようにレベルが上がり、そこらへんの雑魚やイベントには負けなくなっています
ライバルのお茶屋さんの意地悪なお茶子三人衆にも.嫌味にはもっと上いくうまい嫌味で返すので痛快です
さて今週は幼い千代ちゃんに多大な影響を与えた舞台女優高城百合子が「舞台から映画の世界へ行け」に抵抗して事務所から失踪する事件が起こります。ひょんなことから千代ちゃんは彼女をかくまうのです
千代ちゃんは幼いころから仕事の合間、舞台をのぞき見ばかりしていて、支配人に芝居の台本をもらったことがあります
それを読みたいがために学校へ行かせてもらえなかった無学な千代ちゃんは必死で読み書きを覚えました。ぼろぼろになった台本。人形の家。
全部覚えてる千代ちゃんは百合子さんとその一シーンを即興で演じあうのです
自立する女の台詞
高城百合子は昔の自分を思い出します
事務所へ戻る百合子は千代ちゃんに「そんなにお芝居が好きなら自分でもやってみたら」「一生一回自分がほんとうにやりたいこと、やるべきよ」
と言って去っていくのです
これは
月影先生とマヤ( ^ω^)・・・
ベタですがとても面白いです
女の成功物語ですから。
「おちょやん」