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日常と日記
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まさかと思うが

2012-12-28 | Weblog
まさかと思ったんですが
コミケも大阪のシティもスペース番号を載せてなかったよ!

12/30東京コミックマーケット西25ab
1/6大阪シティ6号館Cほ54ab

です
よければ来てねん

明日東京行きなのに、ものもらいができて右目がはれまくってる
レミゼで泣きすぎたからかも

劇場でのお芝居は何度も見てるレミゼなんですが
今回の映画はほぼそのまんまの脚本だった
バリケードのシーンと下水のシーンが、これはもう映画ならではの凄さでした

前々から思ってたエポニーヌの件。ちょっとだけ語る。

私は子供の頃抄訳子供向きの「ああ無情」とか「少女コゼット」を読んでいた口ですが(完訳は情けないことに読んでません)、それではエポニーヌってすごい意地悪少女で、妹と二人してコゼットがすごく欲しがってる人形やきれいな洋服など見せびらかしたり、コゼットが母から送られたプレゼントを取り上げたり、とにかくコゼットいじめる両親に同調してるいやーなこずるいガキとして子供にはわかりやすく描写されてたような気がするんですよ。
「汚い手であたしのお人形に触らないでよ、汚いみなしご!」とか言っちゃう、なんつうの、大草原の「ネリー」とかキャンディの「イライザ」タイプ。
子供の頃の私はもちろん嫌いだったから、コゼットがバルジャンに助けられたときは
ほんとに嬉しかったし、長じての立場の大逆転やマリウスの件など子供心にすごくカタルシスを覚えたわけです。

それが舞台のレミゼではコゼットに比べて「最悪な両親の下に生まれてしまったせいですごく可哀想なけなげな娘」みたいな感じで、見せ場もいい歌も多いし、おまけにコゼット役よりちとばかし美人が配役されたりしていて、ありゃまあと思ってたんですよ。そりゃ境遇には同情するけどここまでのいい役扱いって?と思ってたんです。

舞台でのエポ役の女優さんってみんな気がきつそうでコゼットに対して「負けた」とか
ぜーったい思わないタイプに見えるし、実際役的には美味しいしね。エロいしね。
オンマイオウンとかどや顔せずには歌えないだろうし。確かにあれはどや顔が似合う歌だよ。いい歌すぎてろうろうと歌い上げずにはいられんよわかります。言っちゃえばボロ姿もかっこいいし。
コゼットは舞台衣装ももっさりしてるから損なんだよねえ。
今回の映画ではその点、ものすごいナイスバディだけどほどよくいい感じの個性派の女優がエポに配役されていて。
一方コゼットが金髪の正統派美形光り輝くマンマミーア(出てたよね)だったからもう見ただけで「負けた」と思わされてしまうであろう絶妙なキャスティングだと思いました。「陽のあたる場所」的な。そりゃリズ選んじゃうよねえ的な。
すごく納得いったです。とにかくすとんと納得できた。映画の大画面だからこその説得力。
エポニーヌすごくよかった。ちゃんと光と影の影でした。好き。オンマイオウンでめちゃ泣いたよ!
感動しましたありがとう!

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