新しく出来たばかりの総合施設「フェニーチェ堺」に行って来ました。
こけらおとしは志の輔さんの落語です。
「なぜ堺とはなんの縁もない私がこけらおとしなのかとみなさん思われるでしょうが、これは旧堺市民会館の時にスケジュールを押さえられていて、それがたまたま、たまたまこの新しいのが出来たのと重なったのです」
とかマクラでおっしゃってたけど、そういう謙虚なところがすき。前回堺に来てくださったときも、大ホール超満員で私たち三階席しかとれませんでしたもの。ここでも大人気です。
今回は小ホールです。320席の小さくて落語会にはちょうどいい大きさのホールです。ものすごくキレイで席もゆったり。音響も良かった。
シューベルトぬいはもちろん連れて行き、「ほらシューくん、これが落語というものですよ」と見せてあげてたらえみこに
「日本語わからんでしょ」
「クラシカロイドのシューくんは逆に日本語しかわからんしまあいいのよ」
「あ、そっか。けどだったら隣の大ホールでクラシックコンサートやってるからそっちのほうが嬉しかったかもね」
いや。志の輔の落語は天下一品の芸術なので、シューくんは感動するし!!
いつもおしゃれで粋な志の輔グッズ。今日は手ぬぐいなんだけどこの美しいこと。
物販はこれだけなのがまた潔い。
よく売れていました。私たちももちろん買った。
手ぬぐいは場所とらないし使えるし、大好きです。私はおもにキッチン布きんとしてがんがん使っています。
台ふきにしたり、パン種の発酵はラップより濡れ布きんのほうがぷくぷくとよく太るような気がします
洗ってもすぐ乾くので生乾きのにおいに悩まされることもありません。
えみこはお風呂でも使っているそうです。
いっぱい持っていて綺麗だし大事にコレクションみたいにしまってたんだけど、
「いや手ぬぐいは使われるべく生まれてきたのだ!!」
とあるときふと思ってそれからはがんがんおろして使っているのです。
あまりにも綺麗なのは額装して部屋に飾るという手もあります。ただ手ぬぐいって実は結構派手なので常に見続けるのは疲れることもあると思うのですがどうでしょう。
使うものは使う。飾るものは飾る。木綿の切りっ放し。縫い目のない手ぬぐいの優しい手触りを使いながら楽しむのは幸せです