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Making a good sound living

ブログ♪ファミローザ・ハーモニーより最新情報をお届けします♪

五感で感じるSeasons Concert!

2005-09-28 | フミコ
『リスボンのロッシオ広場から。大好きなお月様が見守ってくれておりました!』

 今回のライブでは、初の一人旅 in ポルトガルで感じた、恋しさ、切なさ、優しさ、愛おしさ…そして、さらなる夢への想いを音楽に込めてみなさんにお届けする予定です
 ポルトガルの音楽といえば、Fado(ファド)。ファドには『運命・宿命』という意味があります。この意味を知ると少し重たい表現に感じたりもしますが、どんな生き物にも限られた命の中で与えられている役目があるのだと思います。どんな時代になっても人から人へ繋げていくべき宿命は、愛じゃないかなぁ……と私は感じていますが、みなさんはどうでしょう?!
 音楽や小説などなんやかやとジャンルを問わず、昔から様々な形の恋や愛がテーマとなり世の中にたくさんの作品が生まれている訳ですが。
 遥かなる海へ旅に出た愛する家族や恋人たちを想う愛おしさ、切なさ、孤独、優しさ、郷愁……など、ファドの中でもたくさんの愛の音楽があることを知りました。

~もしわたしの愛する人が来るのだったら、わたしは道の石にキスしよう、彼が通ったその石に~♪『セヴェーラのファドをもう一度』♪より

~悩みでいっぱいになって、わたしは横たわる。そして起きるとき、さらに悩みがふえている。わたしの胸にもう居ついてしまった。あなたがすごく好きだという、こんなやりかた。
 もしわたしが死んだなら、あなたがわたしを泣いてくれると分かったら、ひとしずくの涙。あなたのひとしずくの涙のために、どれほど嬉しくわたしを殺してもらおうとするだろう~
♪『ラグリマ(涙)』♪より

 突然、訳詞のほんの一部をご紹介してしまいましたが、ファドが生まれたその時代、今のように便利な携帯やパソコンなど、簡単に連絡をとれるような物はなかったでしょう。今回の一人旅のポルトガルで、便利な携帯を持って毎日のように日本へメールや電話をしていたにもかかわらず、逢いたいのに逢えない切なさや恋しさを感じていた私は、なんて甘ちゃんなのだろう…と思ってしまう。そんな私でありながらも、その時に感じていた想いは確実に私の音となって魂に溶けこんでいる気がしてなりません。
 ライブでのプログラムを少し種明かししようかなと思っていたら、前説が長ーくなってしまった(笑)。私が思うファド話はまだまだ書き足りませんが、今回はこの辺までにして。
 ポルトガルのギンショという母が発見した鳴き砂のある美しいビーチのあるホテルで、素敵なピアニストのおじ様に出逢いました。その方は日本へ来たことがないのに「さくら」や「月の砂漠」や「浜辺の歌」など、たくさんの日本の歌をピアノで聴かせてくれました。日本のことを思いながら涙があふれてしまったほど感激
 そして、私とファドを何曲かセッションしてくれて彼もとても喜んでくれた様子。ふと彼がなにか譜面に音符を書き出し……『GOLDEN DAY』というタイトルをつけて、なんと私のために作ってプレゼントして下さったのです。とっても嬉しくて、またもや涙があふれてしまいました。どんな曲かといいますと、またまた前説が長くなっちゃいましたが、その『GOLDEN DAY』はライブのプロローグで初披露いたします!
 そして、私のデビューアルバム『F-CELEBRATE THE SOUND OFSPIRITS』から数曲。ポルトガルで泣きながら(It's Joke!)セッションしてきたファドを数曲、演奏いたします。自然や神様や人……すべてを愛する気持ち、恋する想いを音にして、みなさんと感じ合いたいです。
 ライブは、みなさんと一緒でなければ完成しない作品!!ぜひぜひ、遊びに来てくださいね。お逢いできるのを楽しみにお待ちしていまーす!

お問い合わせ・チケット予約】http://www.minfaplan.com
TEL:03-5378-5690 FAX:03-5378-5662

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