シティに泊まろう

アメトイで綴るおもちゃ達の日常

恋するコロッサス その3

2010-10-06 03:39:39 | 長編
続きです
























コロッサス「行くぞ!あの娘のもとへ!!」















バーン!


コ「来たぞ!喫茶店!」



ELVISうさみ「うぅ・・・俺じゃ止められなかった・・・」





店員「はーい、何名様?」









!?




コ「き、貴様!何者だ!離れろ!!」


E「ひぃ!ばけもの!」


店員「・・・」イラッ




















店員「じゃあ、ご注文お決まりになりましたらお呼び下さい」イライラ



コ「は、はい」

E「どうもすみませんでした・・・」


店員「チッ」


コ「あ、あの」

店員「あ?」


E(こわっ!)

コ「ひぃっ!きょ、今日はポッコちゃんはいないんですか?」





店員「あのコは昼からだよ」イライラ






















E「昼かぁ・・・早く来過ぎちゃったな」
E「一旦出直すとすっか」
(その間にポッコちゃんをどこかに避難させないと、今のこいつは何するかわからんからな・・・・・・)





コ「いいや、待とう」


E「えっ?!あと5時間もあるよ?!」


コ「5時間も待とう」

E「まじかよ・・・」






E「はぁ・・・そういえばこの先はどういう作戦でいく事にしたんだ?」


コ「ふふふ・・・気になるかい?」

E「気になるというか不安というか帰りたいというか・・・」



スッ









コ「見るがいい、僕の完璧なるシナリオを・・・!」


E(いつの間に書いたんだ?)





E「どれどれ?・・・・・・ふんふん・・・!?・・・!・・?!・・・!!!!!!」






E「・・・・・」

E(こ、これは・・・予想以上にやばいッ!死人がでるッ!)


コ「「どうだい?素晴らしいだろう?」

E「あ・・ああとっても素敵だ・・・よ・・・」(これは終わった・・・・)





E(・・・いや!諦めるのはまだだ!今の内に助けを呼ぼう!)
E(サイクロプスにでも頼んで気絶させてもらおう!)



※『サイクロプスがやってきた!』参照



E「あ!ちょ、ちょっと電話かけてくるね!すぐ戻るからさ!」ガタッ


コ「・・・」





コ「ちょっと待った」


E「!」(ヤバイ・・・感づかれたか・・・?)


コ「うさみ・・・君は・・・」


E(クッ・・・ここまでか・・・・!)







コ「君は・・・ほんと良い奴だな」




E(万事休す・・ッ!・・・・・・・・・・・・・・・・え?」







コ「いや、いきなり引っ張りまわされた挙句、こんな所で5時間も拘束されるってのに」
コ「君は嫌な顔ひとつせずに付き合ってくれて・・・」


E「いや、まぁ、嫌な顔はしてたけどね」




コ「なんていうか・・・ありがとう」

コ「君がいなかったら僕はこんな大胆な作戦立てられなかったよ」






コ「だから・・・ありがとう」






E「お・・・おう!いいってことよ!じゃあ電話かけてくるわ!!」















E「ここまでくれば聞こえないだろう」




E「サイクロプスにつないでくれ」


携帯「あいよ」とぉるるるるるるる

『もしもし?』






E「あ、サイクロプスか?馬鹿野郎!!」

E「かくかくしかじか」
E「って訳で今超大変なことになってんだよ!助けろ!」


『なるほど・・・確かに少し責任を感じるな・・・』
『わかった!なんとかしよう!とりあえず君は安全のためすぐにソコを離れてくれ』





E「あーいや、その事なんだけど」
E「なるべくアイツの事、傷つけたくないんだ。精神的にも肉体的にも」
E「だから俺は残る。そういう風に協力してくれるか?」



『・・・・・・・・・・・・精一杯努力するよ』












ピッ


「どうだった?」


サイクロプス「やっぱり・・・優しい男だったよ」




ザン!




アイアンマン「では」
ブラックパンサー「助けに」
ビンス「行きますか」
ウルヴァリン「!」










その4へつづく

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