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S.Yamaneの陸上BLOG

ゆうあいスポーツ大会開会式で演奏する中学校ブラスバンド 芦屋市総合公園陸上競技場

2005年05月23日 | 陸上競技
5月21日(土)に兵庫県芦屋市を会場に知的障害者のスポーツ大会、第14回ひょうご・ゆうあいスポーツ大会が開かれました。

メイン会場となった芦屋市総合公園・陸上競技場では21日午前10時から、兵庫県知事、山中健芦屋市長らを来賓に開会式が開かれました。

この季節、入梅の直前で天候が不安定。
雨天なら中止となり、順延もないので、雨が心配でしたが、とてもよいお天気になりました。

開会式で兵庫国体のマスコット、はばタンと踊るブラスバンド部員


開会式の後開かれた陸上競技には13種目に約千人の選手が出場しました。
新聞などの報道で陸上王国・兵庫と形容されるこのごろですが、障害者陸上でもトップになる選手の競技レベルは高いです。

障害を持つ人ではないのでは?と思われる選手もおられ、上位に入賞する選手は普段からトレーニングをよく積んで出場されるようです。

陸上競技は、芦屋市陸上競技協会が競技運営を担当しました。
他の競技会が重なったり、土曜日にも仕事があったりで参加できる審判が少ないため、近隣陸協からも応援に来ていただきました。

この日、中学陸上競技部員は兵庫県中学陸上、地区別記録会に出場したため補助員には市内中学校野球部員が勤めました。
日ごろの訓練の成果でしょうか礼儀正しく、要領もよかったです。
トンボを使った砂場の整備などは野球部員の方が要領がよいのでは?などと思ったりしました。
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障害者スポーツ大会の運営は始めて。

障害者スポーツの運営を見学をしたこともないので、「大会運営に慣れていないため要領がわからず混乱が起こるのでは」と心配でしたが、競技進行がストップするとか、スタートを何回もやり直す、再レースを行うなどの混乱は全く起こりませんでした。
普段の陸上競技大会と同じように競技は進行していきました。

短距離種目でスタートをやり直したのは2回ほど。
その内1回は決審判のポカミスで起きたことであり、運営上の不手際ですね。

1500mでも2回ほどスタートをやり直しました。
これはスターターが撃ったピストルが不発で音が出なかったため。

・・・選手のみなさんにはご迷惑をおかけしました。

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スタート用のピストル(昔は本物のピストルを使っていたようですが、今では危ないので使いません)が不発だったのは、どうも整備不良だったようです。

この日使ったのはゆうあいスポーツ大会で準備されたものでしたが、競技会の間隔が空きすぎて、内部に錆が出て動きが悪くなっているのかもしれません。

また、スタート用の紙雷管(紙火薬)が競技途中に突然、発火してスターターが軽いやけどを負いました。

紙雷管は数十発ずつ長方形の紙の台紙にまとめてありますが、発火したその雷管は一つずつ紙から取り外してミルク缶大の金属製の缶に入れてありました。
スターターが缶から雷管を取り出すため、缶の中に指を入れた瞬間に数十発の雷管が一度に発火したようです。

この日は気温が高く、空気も乾燥していました。
金属製の缶の中の気温が上がり、湿度も下がっていたので、指を入れて雷管を取り出す時に発生したわずかな摩擦熱で発火したものと思われます。

紙雷管一枚の火薬量はマッチ棒の薬品の3分の一ぐらい。
極めて少量ですが、火薬としてはけっこう強力ですので取り扱いには十分な注意が要りますね。
「紙製の箱に入れたまま冷暗所に保管する」、「使用する時には台紙から一枚ずつ取り外す」のが取り扱いの基本でしょうか。

スタート用の紙雷管の扱い方については、陸上を始める頃(それはたいてい中学生の頃ですが)、危険物として学びます。

使うときには「箱から台紙を取り出し、一枚ずつ取り外して使う」、「取り外したら、残りはすぐに箱に入れてふたを閉めておく」などと学んだ覚えがあります。

陸上の練習中に、まだ紙雷管の扱いに慣れていない1年生などが手に持っている時には、けっこう気になったものです。

これは余談ですが、スタート用の紙雷管を2枚重ねて同時に爆発させて空気銃の弾を飛ばす装置では、スズメなどの小鳥ぐらいなら打ち落とせるだけの威力があります。

紙雷管を扱う時には、「危ないものを扱っている」という感覚が必要ですね。
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この日、S.Yamaneは走幅跳、監察、スターター、周回記録を担当しました。
市内で競技会が開かれる時には、S.Yamaneは「無任所」のことが多く、審判の部署が前もって定まっていることは少ないです。

フリーにしておいて手薄な所をやらせる魂胆でしょうかね?
便利屋さんかフリーターだ!
・・・スターターが火傷を負ったので、治療している間スターターを勤めました。

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この大会の印象は?
「すばらしい大会だった」です。

第一に競技する人が一生懸命で、レベルもすばらしかった。
第二にすばらしい競技日よりでした。
第三に競技運営が・・・、初めての場所の割りにはまずまずでした、かな?

「障害を持つ人のほうがそうでない人よりもスポーツへの欲求が大きいこともある」ということは知ってはいましたが、これまで障害者スポーツにかかわりを持つ機会はありませんでした。
これを機会に障害者スポーツというものを正面から受けてみたい、と思っています。

ま、来年は全国大会が兵庫県で開かれますので、その時にはまたお会いしましょう。

高校総体始まる 兵庫県 5月14日、15日

2005年05月16日 | 陸上競技
男子5000m決勝 5月15日(日)15:30スタート(41名)尼崎記念公園陸上競技場

 No.1 渡辺和也(報徳3年)
 No.2 谷口恭悠(報徳3年)
 No.4 高瀬無量(市立尼崎2年)
 No.22 森田 慎(宝塚3年)
 No.6 三岡大樹(県立西宮2年)

5月14日(土)、15日(日)には兵庫県高校総体地区予選が県下7会場で開かれました。

兵庫県は面積が広く、人口も多いので高校総体、陸上競技は7地区で予選が行われます。
S.Yamaneは15日、午後2時ごろ阪神地区大会の会場、尼崎市記念公園陸上競技場へ行きました。
日曜日はいろんな行事があって自分が直接関係していない競技会にはなかなか行けません。

午前中は予選、準決勝、午後から決勝という種目も多いので決勝だけ観るなら午後からでもいいのですが、予選だけで終わる選手もいるので出来ることなら朝から観たいものですね。

午後2時過ぎから男女800m、同200m、同混成後半、男子5000m、男女リレーなどの決勝が行われました。

午後2時の気温は24度、天候は曇、風も穏やかでこの時期としては恵まれたコンディションでした。
県大会を1週間後に控えていることと好天に恵まれないことなども重なって、地区大会では調整中で実力を全開しない選手も多く、記録よりも順位の大会になるのですが、ことしは大会記録もかなり生まれていました。

総合点を競い合う大会でもあるので、複数種目に出場する選手も多いですね。
個人3種目+リレー2種目とか、個人複数種目+混成という組み合わせの選手もいた模様。

S.Yamaneも県高校総体で3種目に出場。
3日間で中距離2種目と障害で計7レース走った覚えがあります。
最後のレースでは「記録はもうダメ。何とか入賞して1点でも多く稼げばよいかぁ~」という気持ちになりました。
ひょっとして4x400mリレー予選も走ったかもしれませんが記憶が定かではありません。

5レース目までは大会記録と自己記録を計5つ更新しましたけど、最後のほうでは集中力もなくなってフラフラでした。
そして7レース目の障害決勝は力尽きて途中棄権・・・。
まぁ、あれだけたくさん走ったもんだと今でもよい思い出として残っています。

若いみなさん、県大会でもベストを尽くしてください。
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主な決勝の結果は次の通りです(速報の結果もあります)

★女子混成決勝(7種)
1.山下 藍(園田3年)4765点
  110H  14"73 878
  走高跳  1m49 610
  砲丸投  9m00 464
  200m  26"60 745
  走幅跳  5m57 720
  やり投 39m76 663
  800m 2'30"65 685
総得点 4765 大会新 阪神高校新 兵庫高校新

★男子5千m
 1.渡辺和也(報徳3年)14'59"44
 2.谷口恭悠(報徳3年)14'59"80
 3.横部貴之(報徳3年)15'06"30
 ラップ
 1000m  2'57"(横部 報徳)
 2000m  5'51"(横部 報徳)
 3000m  8'56"(横部 報徳)
 4000m 12'00"(渡辺 報徳)

★男子800m
 1.安田健一(関学2年)  1'55"92 大会新
 2.笠井浩一(市伊丹3年) 1'57"60 大会新
 3.松本大地(報徳1年)  1'57"78 大会新
 4.福岡一樹(鳴尾3年)  1'58"30 大会新
 5.永田賢史(報徳3年)  2'01"70
 6.????(???)   2'02"26 宝塚東の選手でしょうか?
 7.守殿一善(川西北陵3年)2'02"44
 8.濱本昌宏(宝塚東3年) 2'07"52 
 ラップ 57秒(安田 関学)


写真
男子800m決勝、500m付近
2381:安田健一(関学)
3134:笠井浩一(市伊丹)

各種目とも男子7名、女子6名が県高校総体への出場資格を得ます。
男子7位、女子6位までではなく男子7名、女子6名でしょうか。
上位の選手が出場を辞退した場合には、人数を繰り上げて出場権を得るのかもしれません。

混成と競歩は男女2名が県大会へ出場します。
棒高跳は3m00、ハンマー投は35m00を突破した選手が県大会へ。
さらに記録のよかった選手が+αとして県大会へ。

ちょっとややこしいですが、各地区からの出場枠の関係でこのような方式がとられるようです。

第14回 ひょうご・ゆうあいスポーツ大会

2005年05月14日 | 障害者スポーツ
5月21日(土)に芦屋市を会場に第14回ひょうご・ゆうあいスポーツ大会が開かれます。


個人競技
 陸上競技      芦屋市総合公園・陸上競技場
 フライングディスク 芦屋市総合公園・陸上競技場
 ボウリング     六甲ボウル
 水泳        芦屋海浜プール
 卓球        芦屋市立体育館

団体競技
 バレーボール    浜風小学校
 バスケットボール  潮見中学校
 ソフトボール    芦屋中央公園・野球場
 フットベースボール 芦屋中央公園・野球場 潮見小学校
 サッカー      浜風小学校・グラウンド

開会式・閉会式    芦屋市総合公園陸上競技場(雨天時:浜風小学校・体育館)

雨天の場合:屋内競技のみ実施され、その他の競技は中止となります。順延はありません。

陸上競技タイムテーブル
主管 芦屋市陸上競技協会
    

カヌー競技 兵庫国体・審判募集

2005年05月01日 | Weblog
2006年(平成18年)に兵庫県芦屋市で開かれる国民体育大会・カヌー競技の審判補助員を募集しています。

●ご希望の方は5月4日(水)までにメールにてお知らせください。
●受付窓口:芦屋市体育協会内芦屋市陸上競技協会
 E-mail:ashiriku@yahoo.co.jp

●カヌー競技(フラットウオーターレーシング)
 開催地:芦屋キャナルパーク(芦屋市陽光町)
 開催日:2006年10月6日(金)~10月9日(月)

 ★リハーサル大会 2005年8月20日(土)~23日(火)
  会場:芦屋キャナルパーク(芦屋市陽光町)

カヌー会場となる芦屋市では芦屋市体育協会がカヌー競技の窓口となります。

S.Yamaneはカヌー競技のルールを知りませんので、競技内容およびルールにつきましてはカヌー協会にお問い合わせ願います。

芦屋市体育協会の説明では、「カヌーの審判のことはよくわからない。審判講習会に出席して内容をたずねて下さい」とのこと。
S.Yamaneもカヌーを漕いだり、テレビ中継で競技を観ますけれどもルールのことはさっぱり、です。

カヌー会場のキャナルパークでは国体に備えて関連する建物などの工事は完了しているようです。
今年度より芦屋カヌー協会は芦屋市体育協会に加わられました。
国体に向けて準備は着々と進んでいる模様です。

兵庫県体育協会
http://www.hyogo-c.ed.jp/~taiikukyokai/

兵庫国体のページ
http://www.habatan2006.jp/

兵庫県カヌー協会のページはどこに?

国体の役員弁当は格別に豪華かな?
兵庫国体、標準献立試食界のページ。
http://www.habatan2006.jp/modules/news/article.php?storyid=252

画像は兵庫国体のカヌー競技会場となる芦屋キャナルパークです。
普段はたくさんの釣り人が訪れます。