台湾からの義援金が、ついに140億円目前となったそうです。
温かい支援、本当にうれしいです。心から感謝いたします。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110418k0000e030034000c.html
この記事を見て、私は涙が出ました。
台湾の方たちの暖かい心を感じたのもひとつの理由ですが、私にはもうひとつ大きな理由があります。
私の祖父は、終戦まで、台湾の小学校の校長をしていました。
そのため、私の父は台湾で生まれています。
父からは、祖父は現地の子供達、日本人の子供達と一緒に毎日のように放課後に
校庭で遊び、どちらもわけ隔てなく接していた、と聞いたことがあります。
(そんな父はどーーしようもないアホないたずら小僧で、祖父から毎日のように
しかられて家から閉め出されたりしていたそうですが…(-_-;))
終戦直後には、暴徒化した現地の人たちに家を囲まれ、非常に怖い思いをしたことも
あったそうですが(軍の施設が家の近くに無かったら、助からなかったかもしれないと)、
それでも在任中は、祖父は台湾の人たちに慕われ、日本に帰ってきてからも度々、
昔の教え子から贈り物が届いたり、手紙が届いたりしていたそうです。
祖父が亡くなってからも交流は続いていたようで、数年前に祖母が亡くなる少し前にも
贈り物が届いていた記憶があります。
台湾の方たちも、これだけの義援金を出してくれるのは、
日本が経済的に沈むと台湾も打撃を受ける、という意味もあるのだろうとは思いますが、
それでもこれだけの支援をしてくれるのは、やはり以前から日本に親しみを
持ってくれているという理由が大きいのではと思います。
そしてそれはきっと、祖父たちが台湾の人たちにしてきたことが、今でも台湾の人たちに
感謝されている、ということも理由のひとつだと思っています。
もちろん父から聞かされていた話を信じていなかったわけではないですが、
日本の戦前の統治政策が否定されてきた戦後の風潮の中、祖父や父から聞かされた
台湾での話を他の人に話すことが難しい、と感じることが多々ありました。
(私も20歳くらいまでは左の傾向が強い人間だったので、かなり葛藤がありました)
でも、今回、祖父のしてきたことが台湾の人たちに感謝されていることを
改めて感じることができ、本当にうれしく思います。
こうして、台湾の人たちとの暖かい心のつながりを作ってくれた祖父を、私は誇りに思います。
温かい支援、本当にうれしいです。心から感謝いたします。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110418k0000e030034000c.html
この記事を見て、私は涙が出ました。
台湾の方たちの暖かい心を感じたのもひとつの理由ですが、私にはもうひとつ大きな理由があります。
私の祖父は、終戦まで、台湾の小学校の校長をしていました。
そのため、私の父は台湾で生まれています。
父からは、祖父は現地の子供達、日本人の子供達と一緒に毎日のように放課後に
校庭で遊び、どちらもわけ隔てなく接していた、と聞いたことがあります。
(そんな父はどーーしようもないアホないたずら小僧で、祖父から毎日のように
しかられて家から閉め出されたりしていたそうですが…(-_-;))
終戦直後には、暴徒化した現地の人たちに家を囲まれ、非常に怖い思いをしたことも
あったそうですが(軍の施設が家の近くに無かったら、助からなかったかもしれないと)、
それでも在任中は、祖父は台湾の人たちに慕われ、日本に帰ってきてからも度々、
昔の教え子から贈り物が届いたり、手紙が届いたりしていたそうです。
祖父が亡くなってからも交流は続いていたようで、数年前に祖母が亡くなる少し前にも
贈り物が届いていた記憶があります。
台湾の方たちも、これだけの義援金を出してくれるのは、
日本が経済的に沈むと台湾も打撃を受ける、という意味もあるのだろうとは思いますが、
それでもこれだけの支援をしてくれるのは、やはり以前から日本に親しみを
持ってくれているという理由が大きいのではと思います。
そしてそれはきっと、祖父たちが台湾の人たちにしてきたことが、今でも台湾の人たちに
感謝されている、ということも理由のひとつだと思っています。
もちろん父から聞かされていた話を信じていなかったわけではないですが、
日本の戦前の統治政策が否定されてきた戦後の風潮の中、祖父や父から聞かされた
台湾での話を他の人に話すことが難しい、と感じることが多々ありました。
(私も20歳くらいまでは左の傾向が強い人間だったので、かなり葛藤がありました)
でも、今回、祖父のしてきたことが台湾の人たちに感謝されていることを
改めて感じることができ、本当にうれしく思います。
こうして、台湾の人たちとの暖かい心のつながりを作ってくれた祖父を、私は誇りに思います。