「流れる雲 銀の雲」
銀の雲が流れていた
港からの風は雲を押し流す
そして、それらの雲は
冷たい水滴を私に吹き付けた
「今は冬なんだよ?」と
私は雲に言う。
雲は答えた
「冬の冷たい空気はこんなにも
新鮮で純粋なものなんだよ」
そうか、寒い季節には冷たい
空気が似合うのだな
季節は季節なりの趣きが良いのだと。
銀の雲が流れていた
港からの風は雲を押し流す
そして、それらの雲は
冷たい水滴を私に吹き付けた
「今は冬なんだよ?」と
私は雲に言う。
雲は答えた
「冬の冷たい空気はこんなにも
新鮮で純粋なものなんだよ」
そうか、寒い季節には冷たい
空気が似合うのだな
季節は季節なりの趣きが良いのだと。