猫と僕
君は多くのことをくれる。
僕はほんの少しの食事や
ブラッシングで
君は喜んで、喉を
鳴らして答えてくれる。
僕たちは気まぐれ同士だから
いつも仲が良い。
でも君がどう思っているかは
知らないが僕は勝手に思う。
仲がいいと思ってくれてると。
常夏の島のプール
島のホテルのプールのロビーから
海と一体となったプールが
目前に広がる
大いなる海は静かに動かず
まるで母のように見守る
プールと言う子どもは
そのそばで遊んでるかのようだ
常夏である島はまた
常に愛で充ちあふれている。
日々の事は君の前を
近づきそして去っていく
ほんとそれはせわしなく
過ぎて行ってしまう
捕まえたくて
時には想い出に残したくて
また無かったことにしたいくらい
忘れてしまいたいこともある
人は過ぎ去る出来事に
時間という世界を実感している
感情や感傷は時と共に
消えていくものなのか
そんな些細な自分なのか
だから心を大切にしたいのか。
緑の向こう
私の心に描かれ続けている
絵の緑の向こうには
青い空と夕陽が混ざる
それはそれは複雑だが
とても鮮やかな隙間状に
覗いている世界
隙間からほんの少しの
美し光が見え隠れしているんだ
だからこの時が永遠に続く事を
祈っていたい
ただただ この美しい光が
有りますように。