自民・岸田氏、総裁選に意欲? 派閥力学のどこが民主的?

政権広報紙である産経新聞の記事だ:
自民・岸田氏、総裁選に意欲「議論に参加したい」 政権支える考えも
https://news.yahoo.co.jp/articles/eacca697172c1dd9280e8adadf991635cdeae237

長老=後期高齢者の老人が、派閥の力学で、次の総裁を決める。これの、どこが民主主義だろう?

大統領制で、国民の直接投票をやれば、恐らく「河野太郎」が筆頭に上がるだろう。しかし、長老が快く思わない政策を、次々実行しそうな「危険分子」である河野太郎を、総裁には決してしないだろう。

「日本会議」をはじめとする、右派・保守にとって、最も都合が悪いからだ。

政治最大の利権である「電力」は、全業種の6割に及ぶ。これだけで過半数を獲れるのだ!

しかし、河野太郎は、閣僚になってから、明確に発言していないものの、本音は「核燃料サイクル」に反対している事で有名だ。核武装の野心、原発被災者の黙殺、戦前回帰をもくろむ教育・武力を考えると、最も権力を渡したくない相手だ。

人気取りの為に、担当大臣にはしても、河野太郎は総裁に推されない。
だから、実力不足の岸田が「自分が!」なんて言い出すのだ。

金庫番である幹事長=二階=。選挙資金欲しさに誰も逆らえない。かつては異論を唱える良心的な若手が必ず居たが、今や若手も全員がひれ伏し、独裁者同然となっている。こんな政権は変えた方がいい。いや、変えなくちゃいけない。
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