レトロ電子工作

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丸ピン・ヘッダー (孫基板)

2019年08月14日 07時03分16秒 | 電子部品
これから、8085-CPUに必要な ①リセット回路 だったり ②クロック回路 を
ユニバーサル基板上に配置、展開して回路を組んでいくことになるのですが、

回路の方式を いくつか変えて試してみたくなることがあります。

例えば、リセット回路の場合、
 (1)C-Rによる簡単な原始的なリセット信号発生回路
  から
 (2)電圧検出IC  TL7705CP を使った本格的な回路
 に変えてみたいとか・・・

そんな場合、ICソケット(ピン・ソケット)を付けておき、その上に【 孫 基板 】を挿して 回路を構成しておくと、簡単に基板ごと変える事ができます。
文章での説明では 判りづらいでしょうから・・・

① 丸ピン・ヘッダーを用意し、
 
② この細い方のピンを ICソケットに挿し、
③ その上に 小さな基板を(孫基板として)乗せ、
④ その基板上に 目的の回路を組みます。
ここでは、例えば「リセット回路」・・・ そして CPUへは ICソケットのピンからリセット信号を接続します。

 これなら、上に挿した緑色の孫基板を差し替えるだけで、回路を変える事が出来るのが、わかりますね? 後々の変更に柔軟に対応できます。

この時に 使うピンは、「金メッキの丸ピン」が良いです。
(この写真では 赤いのを使いましたが、黒いタイプもあり)

「連結ソケット」 ↑  という名称で売られています。

( 写真 を撮る際に 3ピンのヘッダしか無かったので それを使いましたが、本来は4ピンが必要)
また、8ピンのICソケットに使う場合、それ専用のピン ↓ も

 売られています。 (これは秋月電子)


この時の ICソケット(受け側)は、必ず 「丸ピン」を使ってください。

後々、この【孫基板】を使った回路例を示しますが・・・
 今はここまで。

 この手法を覚えると、色々な事に応用できます。






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