これは環境左翼全体主義者による政策テロである。

そもそも、

「新たに原発の安全性を確保するために、日本にストレステスト（耐性試験）を導入したらどうか」

とは誰が言い出したのだろうか。

与野党の国会議員が国会の質疑で提案したり、各種諮問委員会で専門家が言及していた経緯は過去にあるのだろうか。

さらには、現行の原子力行政の関連法で条文にない要件を追加するなら、新たな議員立法による現行法の改正も必要となろう。

どの様な項目の試験をどのくらいの規模で、どのような頻度で、いつ誰が行うのか。

聞けば、担当閣僚に指示して、これから専門家の意見を聞くという程度のアイデアレベルでしかない。

「これから考える」ではあまりにも失礼だ。原発のある地方自治体の首長が怒るのは当たり前だ。

現在、定期点検で停止している原発にとっては喫緊の課題であるし、これから定期点検に入る原発も再稼働のめどが立たずに混乱するのは当然だ。

もう自然再生エネルギーの導入などと言っている場合ではない。政治課題の優先順位はまったく変わってしまったと言わざるを得ない。

これらの手続きを後回しにして、いきなり「ストレステストを実施します」と公に言ってしまう不用意さに、総理や担当閣僚の器を感じないのは私だけだろうか・・・

おそらく国内や世界からもばかにされるのではないか・・・

どうも実質的に国会で展開されているのは、「環境左翼全体主義者による政策テロ」のように思えてならない。

総理大臣そのものが実は環境左翼全体主義者であるなどと誰も想定していなかったと思うが、実態は限りなくそれに近い。

それもそのはずで日本の国益や日本人の生命・安全・財産より、北朝鮮拉致容疑者の関連団体の方が大切な人物なのだから、当然かもしれない。

ただし、そういう人物が日本の総理である必要は全くないと思う。

一日も早く内閣不信任案のご提出をお願いしたい。