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「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

市民左翼活動家出身総理の仕掛ける「脱原発」解散に大義はあるか!

2011年06月29日 | 「立憲民主党の闇」
いよいよ管首相自らが「脱原発解散」の可能性に言及した。

まさに「自分の進める法案を通さないなら解散カードを切りますよ!」という国会運営への首相からの恫喝ですね。

あり得ますかね。この態度・・・

与野党共にすべての国会議員の皆様は、この「脱原発解散」に日本政治としての大義があるのか、よくよく考えていただきたいと思います。

東日本大震災の復旧に一定のめどが立ってからとはよく言ったもので、なんてことはない10万人近い被災地からの避難者の将来や、福島第一原発収束の困難さを人質にとって、自らの進めたい法案審議への対抗策として、圧力をかけているだけです。

一国の総理として誠に持って情けない限りです。

その法案も、技術的普及においてまだ採算ベースに乗っていない自然エネルギー電力を、高値で国に買い取らせることを先に決めてしまうだけの法案であり、潤うのは会社定款に自然エネルギー事業を追加した携帯電話会社くらいなもので、高い電力料金となって国民生活や企業の生産活動を圧迫することは間違いありません。

なによりも、原発行政を根本から見直すといった以上、いままで積極的に投資してきた電力事業者の原発関連事業にとっては大打撃でしょう。

冷静に全世界を見た時、その人口爆発に見合った電力需給を満たすためには、残念ですが自然エネルギーでは賄いきれません。

世界的需要を満たすための日本の安定した原発技術の開発が、国家的命題だったのです。今でもそうです。

化石燃料のほとんど輸入に頼っている日本で、原発に電力を依存するのは当然の帰結なのです。

「文明の形を変えたい」という一人の市民左翼活動家としての動機づけはわかりますが、億を超える国民生活のためにどのような選択が必要なのか。

現実を見た判断が国家の首相には必要ですね。

間違いなく、この夏は放射線被ばくの恐怖より、熱中症で死亡するリスクの方が高いわけですので、高齢者への思いやりは、クーラーで部屋を冷やせる安定した電力供給なのですよ。

もっとも原発の供給する電力が必要になる暑い夏に、あろうことか「脱原発」を持ち出して国会を解散し、選挙に現を抜かす判断を、与野党の国会議員は本当に許すのでしょうか!

民主党の次期代表候補もあやしいものです。

もうこれ以上日本という国家が疲弊し、劣化していくのを見たくはないので、ぜひ管首相の早期退陣を望みます。

この管首相の掲げる「脱原発解散」にまったく政治としての大儀なし!

とあらためて宣言させていただきます。

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