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[ニラ]食生活について語ろう

2024年03月27日 | 美容ダイエット

・韮Chinese chive にら
ヒガンバナ科ネギ属、東アジア、モンゴル原産で日本でも古くから、野菜の給源とし利用してきた。欧米では殆ど食べられておらず、アジアで主に食用としている。小葉韮、大葉韮、蕾を食べる花韮(漬物)、覆いをして軟化させた黄韮がある。

春に種を蒔(ま)いて翌年に花を咲かせ、根元から切り食用とするが、切って翌日には2cmも成長をして3月から9月に年に4、5回、5年ほども収穫でき緑黄色野菜とし利用する。耐暑性、耐寒性の品種があってやわらかい早春3~5月に採取したものを旬とするが近年では、ほとんど年中出回る。カビにも強いといわれる。

酢味噌合え、味噌汁の実、炒め物、卵とじ、雑炊、餃子に利用できる。臭い消しの役目もあって肉料理に使われ旨みと緑色で調和が保たれる。

臭の成分のアリンAllineと含まれている酵素アリナーゼAlliinaseとで切ったりすることによって作用し刺激性のアリシン(イオウ化合物・硫化アリル)となり消化を助け、滋養強壮によく又強い殺菌、抗菌、精神安定作用がある。ビタミンB1の吸収をよくし疲労回復によい。また、ニラにあって、にんにくや玉ねぎには少ない、ガン予防のビタミンA(590μg/100g中)と、老化予防のビタミンE(2.6mg/100g中)でカロテンとビタミンEは油との相性がよいので炒めものによい。アリシンから加熱によって変化し生じるアホエンAjoene(100℃以上では破壊される)は、脳の活性化、血栓予防、コレステロールを下げる、抗がん、肝機能改善、抗菌作用がある。

にんにくほどではないが一般にある緑色の鮮やかな、にらより、黄にらにアホエンを多く含む。黒い種子はキュウシ(韮子)またはキュウサイシ(韮菜子)と呼ばれ、頻尿・下半身の冷え・下痢に漢方処方で用いている。

開花前の水仙をニラと間違えて誤食すると嘔吐、下痢、頭痛、昏睡などの食中毒の報告がある。
  

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