・鶉Quail うずら
キジ科、日本では、鶉は頭の小さい身体の丸い、尾の短い鳥で重量150g、全長15cmの大きさで愛玩用、産卵用として古くから飼育していた。孵化日数17日、生後2ヶ月で成鳥となりその後1年ほど月に20個もの黒褐色の斑点を有する卵を生むようになる。
鶉肉は、淡白で上品な肉質となっている。骨が堅くなく食べやすいのでさばいてから骨ごと料理されることもある。骨ごとたたいて、つくねとして汁物、鍋物に、ほかにつけ焼き、蒸し焼き、煮物、から揚げにしている。洋風にベーコン巻き、ローストもよい。
鶉卵(うずらたまご)は、10gで保存性がよく、ゆで卵にしたときの殻からのはがれがよい。生でとろろ、そばに、茹でたものは、椀だね、串揚げ、サラダ、炒め物、煮物に使われている。卵が小さくて皮むきに手数がかかるので茹でて袋詰め、缶詰されたものがあるのでそれを利用してもよい。
ビタミンA効力は、鶏卵(150μg:鶉卵350μg/100g)の二倍程度、ビタミンB12(成長促進作用:鶏卵0.9μg:鶉卵Quail eggs 4.7μg/100g)ある。生肉・皮つき100g中で208kcal、水分65.4g、たんぱく質20.5g 脂肪12.9g 炭水化物0.1g 灰分1.1gを含む。
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