朱見Akemi あけみ
ミカン科、ミカン類とオレンジ類の掛け合わせによって誕生したタンゴール類、清見とセミノールの交配種で1996年に朱見(あけみ)と命名登録している。1975年ごろより、静岡県で試験栽培していた。
結実は良好で成熟期が遅いので、冬季温暖な気候での栽培が適している。成熟期が3月でセミノールと同じように成熟してくると落果する。果実は短卵形で平均170g程度、果皮は赤橙色で12月上中旬に赤橙色(せきとうしょく)に着色される。果皮の赤みが濃いのが特徴で厚さは3~4mmほどでやや厚い。
清見より皮がやや剥きやすいが、ナイフを使って剥いたほうが食べやすいという。果肉は橙色で比較的柔らかく多汁、果汁の糖度は清見(きよみ)より高く12~13%程度あり、成熟期の3月には酸味量が1%程度になり、子袋(じょうのう膜)ごと食べられ食味は良好としている。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます