裁判長の記録帖

バスや鉄道など私の趣味を掲載します。西工58MCを求めバス巡り。ただいま17府県で活躍する58MCを掲載しています。

佐1154 (除籍済)

2016-12-14 13:34:20 | 西鉄58MC (いすゞ)
佐賀1154
佐賀200か537

投稿日 2016-12-14 13:29:24

所有 西鉄バス佐賀
番号 佐賀200か537
社番 ○佐1154
対空 1154
商標 いすゞCubic LV
車体 NSK58MC B-II
床下 いすゞ(8PE1-N)
型式 KC-LV380N
年式 1996年式
所属 佐賀営業所

1996年に導入されたLV380+58MCの組み合わせで、1995年後期(1031~)から導入が開始され、この年も導入が進められています。1996年式には1100番台(11代)で、前年と比べると導入数が多く1100~1116、1120~1137、1144~1154が付与されています。北九州地区では1144~1148のみで、他は直営が導入しています。またこの年は標準床の導入もされており、1136~1138の3台導入しています。

LV380でいすゞ純正に合わせるように58MCでも角型の前照灯が引き続き採用されており、フォグも市光の角型が採用されています。またエンジンもV8となります。いすゞは公式側ROHに分割されたルーバを設け、非公式側はLV324では下部に長方形の分割ルーバがあるのが特徴的でしたが、LV380からは廃止されてスッキリとした見栄えになりました。西鉄ではメインSWを公式側ROHに設けた為に、ルーバが変形したスタイルとなっています。

前面ガラスを10㎝切り取った視野拡大版のB-IIを引き続き選択し、板バネ都市低床仕様のTS車で偏平タイヤを履かせた西鉄らしい仕様です。なお、いすゞの都市低床仕様は第一ステップが他社よりも僅かに低いいすゞステップでありました。広幅4枚折戸、ブロンズ逆T字窓を引き続き採用され、運転席横窓は標準とされているサイズをはめ込んでいます。非常口後方の窓はこの年代になるとUDも標準サイズとなり、いすゞだけが拡大窓設定が可能となっていますので引き続き拡大窓を嵌め込んでいます。ナンバーステーも標準位置に収め、西鉄独自のミラーアームも継続的に取り付けております。

冷房はゼクセルで新集中式ユニットを後部に搭載しています。西鉄では頑なに冷房機器を長らく後部へ採用し続けている関係で、後々KC-でも引き続き後部へ載せることになり全国的にも珍しい見栄えとなっていますが、室内では機器類の張り出しが無くなるメリットがありました。なおフェンダーは変わらず金属製フェンダーのままとなります。

後部窓は標準としている三分割窓を採用し、リアフラッシャーは10代末期(1031~)からGK製TSL三連風から標準スタイルへ見直され、これ以降の58MCはこの仕様となり継続的に採用されることになりました。リアナンバーステーは標準的な位置に設置されています。

1154は1996年に福岡22か5801を取得し那珂川自動車営業所へ新製配置されていました。後に佐賀200か537を取得して西鉄バス佐賀の佐賀営業所へ転属され、久留米線にて活躍されていました。なお新製配置時では行先方向表示器は幕式でしたが、LED幕へ改造が施されています。1154は西鉄で西工58MC+いすゞLV組み合わせ最後の車両でありました。

2015.05月には運用離脱





ではまた──

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