男性の大礼服(戦後廃止)も位や役職によって服の格を違えたため、位や役職で大礼服の色や形はかなり違った。位や役職によって大礼服の格を違えるのは、権威権力の誇示という目的の他、誰が見ても瞬時に上下関係が分かるという利便性もあった。位によって冠の色を変える冠位十二階と同じである。十二単でも「白」は神事の衣装の色とされ、格が高い。冠位十二階にも「白」は含まれている。