すべては皇室に繋がっている

戴冠式にサンダル型の履き物は紀子様だけ 皇后でも皇太子妃でもない紀子様だから認められた戴冠式での着物着用⑴

着物の草履は軽装のサンダル型の為、正式には正装に認められない弱点がある。

民族衣装は正装と認められているが。 

民族衣装を着たタイの王妃もブータンの王妃も履いていたのは、つま先や踵を覆ったパンプス。

皇室が宮中行事で着用する平安装束でもパンプスを履いている。

民族衣装ならなんでも正装と認められる訳ではない。

民族衣装の中でも正装の要件を満たした格式の高い衣装を公式の場で着ているのだ。

だから、民族衣装を着ている国でもサンダル型の履き物の国は殆ど無い。


着物は日本文化、雅子様ももっと着るべきだと言う人達が居るが。

イギリスの戴冠式のドレスコードがかなりカジュアルだった事。

皇后でも皇太子妃でもない紀子様だから戴冠式で着物の着用が許されたのである。



室内で靴を履かなかった日本では、礼装に靴は含まれなかった。

つまり、靴は正装の要件を満たす必要は無く、正装時の靴にも着脱のしやすさが一番に求められた。

だから、和装は豪奢な着物と軽装のサンダル型の履き物というバランスの悪い組み合わせになっている。

草履も着物に合わせて豪華な刺繍を施した高級な物もあるが、足の指や全体を覆わず簡素な形なのが問題なのだ。


日本の儀式はすべて靴を履かない室内で行われた。

特に上流階級の者にとって、靴は室内から乗り物、乗り物から室内に移動するほんの短い時間履く物にすぎなかった。


戴冠式で使われた馬車は靴のまま乗り込むが、日本の乗り物である牛車や籠は靴を脱ぐ。


着物を日本の伝統文化と大切に思う気持ちはよく分かるが。

皇室、特に両陛下の場合は格式が重要だからこそ着られない場合もある。








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