大嘗祭や新嘗祭が行われる理由として、
・太陽の力が弱まる時期なので、太陽の力を復活させる
という説がある。
明治の大嘗祭は西暦(新暦)に直すと1871年12月28日。
旧暦の11月の第二卯の日は冬至に近かった。
冬至は日中の時間が一番短くなる日。
太陽の力が一番弱まる日と考えられていた。
太陽の神様に農産物や海産物を奉納し英気を養って頂く。
自然の恵みに感謝すると共に、恵み(農産物や海産物)を食して力を蓄えて頂き、新しい時代、新しい年も恵まれるようお願いするという事だろうか。
冬至の翌日から日中の時間が徐々に長くなる。
冬至は切り替わりの日で「一年の始め」という考え方もあるという話。
特に十二支の子年から丑年に替わる冬至は移行期間を経た「12年間の始め」だそうで。
この12月が新しい時代の幕開けとなるか。