80年代の初めはCB400T（HAWKⅡ）の天下でした。老いも若きもHAWKⅡ、教習車も圧倒的にHAWKⅡでしたね。当時のホンダの戦略は中型車には2気筒を搭載し4気筒モデルはありませんでした。HAWKⅡとほぼ同時期に販売されライバルでもあったのがV型2気筒のGL400でした。大型の車格で400とは思えないサイズにひかれました。82年にGLからCX‐EUROにモデルチェンジされ旧型となって値引きが大きくなって思わず買い替えてしまいました。
CX500TURBO
CX‐EURO GLのV型2気筒エンジンをベースに作られたCX500TURBOのイメージを引き継いだCX‐EUROは十分魅力的でしたが高価だったので諦めました。
小さなジャパニーズ・アメリカンXSから大柄なツアラーGL400に乗り換え2万キロ位は走りましたが一番の思い出は九州ツーリングです。悲しい事に四国ツーリング以上に確かな記憶がありません。間違いなく泊まったのは岡山、長崎、熊本、鹿児島、鳥栖、えびの高原などですが具体的な日程やルートなど殆ど覚えていませんねぇ、情けないです。
高速道路が九州まで全線開通して間もない頃だったと思います。さすがにこの時は一般道で、などと言う無謀な考えはしませんでした。初日から雨の洗礼を受けカッパを着たり脱いだりしました。
何処のパーキングだったか記憶は全くありませんが、名古屋行きの高速バスが止まっているので東名の何処かでしょう。初日は岡山で一泊し走行距離は700キロ程度だったと記憶しています。
九州上陸直前の壇ノ浦パーキングで関門橋をバックに記念撮影。
別府温泉だったと思いますがチョット自信ないですね、長崎までは雨に降られず順調に行けましたが。長崎を出発する時は朝からカッパをきて出発しました。本来なら九州ツーリングのハイライト熊本、阿蘇山周辺では雨に祟られ、ガスや霧で視界は遮られ寒かった事だけが記憶に残っています。
場所が特定できるのは人吉のループ橋ぐらいですが、ここでもカッパ姿です。
この後さらに南下して鹿児島まで行き最後は四国の時と同様にフェリーで帰ったと記憶しています。なんとも悔いの残った九州ツーリングでした。阿蘇山周辺だけでも、もう一度やり直してみたいですねぇ元気なうちに。
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