憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

それぞれの道

2010年12月19日 | Weblog
昨日、私はちょうど1年前に勉学を共にした学友(ヘルパーの)に再会した。
忘年会やろうぜ!って話になって、久しぶりに会った友たち。
それぞれの道に進んだ。
2人は有料老人ホームに就職。
あとは派遣社員となって元の会社へ戻ったり事務職やったり、
契約社員として元の会社の系列会社へ戻ったり
昔の杵柄で生保のおばちゃんに戻ったり
1人はいまだに仕事が決まらず、フリーの時間をアルバイトして繋ぐ日々。。。
そして私は社会福祉法人が経営するグループホームに就職をした。
介護の世界を経験している人たちはわかるんだが、この業界、非常に
情報交換が盛んな世界。
そして、この情報交換が非常に有利に動く世界で必須となっているのだ。
私たちも必死。
まずは介護の世界に飛び込んで1年目。
年齢もバラバラな私たちは一緒に3ヶ月学んだ繋がりだけだが非常に結束力が強い。
有料で働いている子、2人に話を聞く。
1人はまともな感じで働けている様子。さすがに、有名企業が経営する施設だなぁ~と
感じさせられる事が多い。
もう片方は、非常にダークな状態らしく、話を聞くだけでもヤバいと感じさせられる。。。
ここでは事細かくは書けないのが残念だが、いやぁ~この業界のルールとか中身を知ってる
人がこの話を聞いたら誰もが、
「あんた、そんなとこいつまでいるんだよ!?」
「おかしいよ、早く辞めなさいよ!」
と言うに決まっている職場。久しぶりに会う顔はゲッソリとコケテ居て、
「痩せた~。つらい。ってか、就職してからこの1年辛い事だらけだった」
と愚痴っている。
確かに辛そうだ。私でもその職場は務まらない。逃げ出すわ(汗)

オールアバウトの介護についてのコラムを読んでいただくとわかるんだが、
有料老人ホームと言うところは就職しても大半の人が1年以内に辞めてしまうという
統計が出ている。それだけ色々と問題が多い所が多く、人の入れ替わりも多いのが現実のようだ。
そして、実は未経験者を率先して採用したがるのも有料の特徴。
なぜならば、他を何も知らない人を入れて、そこの色に染め上げるって訳なのだ。
つまり、は、経験者ならば、「これおかしいですよ!」とか声を上げる部分があったとしても
他を知らない未経験者ならば、「あぁ、これが普通なんだ」と納得する事が出来る事がある。
それを狙っているのだ。一種の洗脳みたいなもんだ。
まさしく、私の学友もそう、洗脳されている状態。何が正しくて、何が正しくないのかがわからない
状態で、とにかく毎日忙しくてそれどころじゃないって状態を作られる。。。
かの有名な某居酒屋チェーン系列の老人ホームなんかもそうだ。
未経験者を優遇採用し、10年ものキャリアのある人は採用したくないのだ。
彼女は私らと話をして、
「私、やっぱり辞める!ありがとう!スッキリした!」
と最後は笑顔になって帰って行きました。

私のところはボーナスが出ないかもしれないところだが不正をやるような人間は所属していない。
友達のところは、ボーナス36万も出たらしいが色々と手を染めなくてはならない職場。

はたしてどっちがいいんだろうか・・・謎


介護の世界は奥が深い
まだまだ未熟な三十路介護人より