憂さ晴らして今日も生きる日記

今日も憂さ晴らして生きてる現実逃避が得意なさすらいの介護人
いつかはエッセイとか書いて雑誌に載りたい!という幻想中?

人生に忘れ物をしてきたか?

2010年10月17日 | Weblog
最近、すっごい偶然が重なって中学時代の大親友たちと連絡が取れることとなった。

当時、一緒に馬鹿をやっていた親友たちは皆、結婚し、子供が居た・・・
その中には、ディズニーランド近くに一軒家を購入したものも居れば
1度結婚し2人の子を授かった後離婚し、再び再婚して2年前にもう1人産んだとの事・・・
専業主婦が大半だったが、中には育児休暇を利用して2人の子供を育てながらも頑張って働いている
二足、いや、ママ・妻・会社員の三足のわらじを器用に履いているのも居た。
私のあほみたいに米米クラブのコンサートばっかり行っていた子がぁ・・・
そっか、そうなんだ、皆幸せなんだねぇ。良かった良かった。

私はいまだ1度も嫁に行けていないうちに2度も行ってやがって(笑)

なんて言ってみたものの、フッと我にかえった。
そっか。そっか、そうだよな。
私の年齢だと結婚してて当然で、子供なんて居ても普通なんだ。
就職して、この先どうやったら1人で食べて行けるんだろうか?そればっかり気にして生きてた私。
そっか。
今頃、旦那の悪口とか愚痴とかを近所の暇している子供繋がりのママ達と立ち話してても当然なんだ。
私はぶっちゃけ、もうこの年で妊娠したら丸高マーク付の妊婦になり、出産となる。
こんな怖い現実、いまさら受け入れられない(笑)

それに、友達に今の自分の状況を伝えるのが恥ずかしくて仕方なかった。
久しぶりに電話口で話す声や馬鹿話する会話だの何も昔と変わらないのに、相手は子供を持つ主婦。
「どうして結婚しなかったの?」
「チャンスはなかったの?」
なんて聞かれて、私は反吐が出そうになった。
なんでだろ?
相手だってそんな深い意味で聞いたことでもないだろうに・・・

なんでだろ?別に今の自分を恥じて生きている訳じゃない。
一生懸命仕事だってしてるし、それなりに幸せだと思っている。
だけど、やっぱり他人と比較して幸せの度合いというか、勝ち・負けでもないはずなのに
やっぱり自分が劣るような感じにしか思えなかったし、今もそう思っている。
きっと、親友たちも私に「勝った!楽勝!じゃねぇ~か」とおもっているんじゃないか?
とか思ったりもして、やっぱり私って、そう思うことが不幸な女なんだろうか?!とも思えて・・・
とにかくいろいろな意味で心境的には複雑になった。

子供を持つチャンスは人生の中でないかもしれないが、それ以外の部分できっと得られている
何かがあるハズなんだよな。
それがなんなんだかは今のとこ謎のまま。。。

私の周りには独身で仕事に一生懸命取り組んでいる子たちが多いのも事実。

これも人生、あれも人生。


結婚だけが人生でもないが、やっぱりアパートに1人孤独死だけは寂しいのでしたくないと
思う、三十路介護人より