繰り返し引かれるのマイム

１月２１日（水）対戦相手：お題
早稲田


表現者の為のマイム講座、今日はワタクシが夜に別件ありましたので１６時まで。それでもたっぷり、内容の濃い３時間なのでした。


今日は男性の役者さんとマンツーマン。前回の課題『引かれる』のおさらいにかなりの時間を割きました。『引かれる』と言っても綱引きのように、

パントマイムの為のパントマイム

ではなくて、一つ玩具を持ってもらいそれが生命を宿して勝手に動き出す挙句、それに引っ張られるというもの。あくまで芝居に必要な動きとしての『引かれる』なのですが、何度も何度も同じ事の繰り返しをします。しばらくすると解説。その解説は肉体面からのアプローチと、演技面からのアプローチと、色んな角度からね。この役者さんは説明を一度身体の中に取り入れると頭で考えてしまう癖がありますから、そんな時は

「はい、リラックスして。イメージ！イメージ大事にね。」

そういうアドバイスをしてあげると、上手く出来るんです。演じる人によって解説やアプローチを変えております、

こんな指導、どですか？

テクニックばかりやってると飽きるので、今日はお題を出しての即興もやってもらいました。これも生徒さんには難題を押し付けてますよ。お題も、１から１０まで事細かに説明しないですもん。設定とやる事をいくつか。その与えられた情報の中でどれくらい膨らましてどれくらい遊べるか？


これは生徒さんの為でもありますが、自分自身の為にも役に立つんです。こういう即興で作った作品が、ソロライブで芽吹き育ってお届け出来るのですから。今日も良いストーリーが出来たんです。

さ、どんなストーリーでしょ？

ワンマンショーでお見せ出来ますかな。ご期待下さいませ。


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