5月16日(火) 対戦相手:咲子ちゃん
板橋・稽古場
『曲(まがり)』の稽古場。以前にも書きましたが、ダジャレの台本というのはストーリーもさる事ながら、そのダジャレ作りが最大のポイントでして、台本上に書かれたダジャレ台詞がどうやったらお客さんに伝わるか、というよりも
どうやったら自分が言い易いか?
の作業が大事なのです。
例) ございません…セン…船場太郎
例2) ございません林大宮
集団田中的笑劇vol.8『HAN?』より抜粋
これをご覧いただければ解るように、成田山の書く台詞は、広く浅く知識があると自負しているボクでさえ理解に苦しむ事がありますからね。センバタロウとか言われてもそれが誰か解りませんもん。だから今日の稽古はまず台本の解読。そして出演者にあったダジャレを当てはめていくという、とても時間とパワーが掛かる作業に徹しました。
ボクは咲子ちゃんにダジャレの作り方をレクチャーしてあげます。台本の台詞のこの語尾が、こういった言葉に懸かるでしょ?例えば『ございません。』で終わるんだったらその後に『千と千尋の神隠し』って続けられるでしょ?咲子ちゃんはその度ごとに目を丸くして「なーるほどぉ。」感心しっぱなしです。
コツをつかんだ咲子ちゃん、自分なりに言葉遊びを進めていきます。
「エディーさん、ここの『~いた。』に続く言葉なんですけどぉ、こういうのはどうでしょう?
『頂きません、勝つまでは!』」
咲子ちゃんにはダジャレ以前に、何か大切な事を教えてあげなくてはいけない様な気がします。
船場太郎さんご存知ないですか?
よしもと新喜劇の役者さんです。
そして千林大宮は大阪の町、確かダイエーの1号店誕生の地です。
成田山は関西の方ですか?
良いと思います(笑)。
私は神戸出身です。
もう、稽古場でどれだけ寂しい反応だったか・・・船場太郎、しらんの?大阪の市会議員でオリンピックを誘致しようとした!・・・しーんってな感じでした。
千林大宮も谷町線を知らない連中には何のことやらさっぱりと言う感じで・・・
これからもめげずに関西ネタで頑張ります(本番時にはほぼカットになってると思いますが)
関西ネタを台本にふんだんに入れる成田山ですが、若いアイドルの子の名前には疎いです。
ナカノさん>>はい、このまま温室で丁寧に育てようと思います。
咲子ちゃん>>発進!のあと、何故傾いちゃうのかな?もしかして坂道発進なの?
成田山>>懲りずに関西ネタ出して下さっても結構ですが、稽古場の多数決で物事は決まっていきますのでもうちょっと万人に解るネタでお願いします。
”太陽が見たいよう”
から教えてあげましょうww
真面目な話も真面目じゃなく見えてしまいます。