2月2日(土) 対戦相手:2年生
柏市
フォルクスワーゲン柏中央店、リニューアルオープンのイベントでパフォーマンスです。ボクのショータイムは午後に2回あり、それ以外の時間は店内グリーティングです。お店の中にはバルーンアーティストの山北由香さんがいらっしゃいますんで、ボクはマイムでのグリーティングですね。催し物としましてはカフェバスやらチョコレートファウンテンやらポーラーベアのグリーティング&写真撮影。そしてその写真はカレンダーになったりするのですよ。
午前中の比較的お客さんが多くない時間帯はひたすら見えない何かを拭いてます。だいたいガラス状のモノだったりするんですけどね。店内を拭き終えたらお店の外に出て、目の前の国道6号を走ってる車に向けてのアピール。
「あそこで何かやってんぜ!」
見たいなアピールでやっぱり拭き続けるのです。渋滞中の車から
「すげーっ!」
とか聞こえましたもん。追っかけていって訂正しようとも思いましたもん。
「『すげーっ!』じゃなくて、『すご過ぎる!』でしょ。」
店内に戻ってやっぱり何かを拭いてましたら、お父さんと一緒にきた小学生の男の子が素朴な質問を投げかけてきました。
「車は拭かないの?」
「うん、車を拭いて傷とか付けちゃうと怒られるからね。」
拭くのが本職ではありませんからね。さて、一回目のショーはジャグリングをベースに。二回目はパントマイムベースで。感触としてはマイムベースの方が盛り上がってましたね。ガラス拭いて自己紹介したら紙袋を使ったキャッチボール。準備運動でしょ、お手伝いのコーナーではある一家の長女ユイちゃん二年生が。妹さんと弟くんがお姉ちゃんを応援します。
「大きくなったら何になりたいですか?」
「まだ決まってない。」
「じゃあ、パントマイマーになる?」
「嫌。」
即拒否。でもユイちゃん、重そうなレンガを持って
「今の感想は?」
「軽い。あ、間違えた。重いです。」
ちゃんとパントマイムがわかってます。最後はローラで当てぶって帰ろうとしましたら、ユイちゃんが
「さっきのレンガ、持っていい?」
「うん、いいですよ。」
そしたらお姉ちゃんの真似をして妹さんと弟くんもレンガで遊び出します。モノを通じてパントマイムに興味を持ってくれるのは嬉しいね。そして、もっと身近なモノを、無対象で作り始めました。
「バナナむいてあげる。」
「ユイちゃん、すごいね。ちゃんと出来てるよ。」
すると妹さんが
「ブドウ食べる?」
「ブドウ?ありがとう。」
「はい、どうぞ。」
一度でも見た事のあるものは、人は表現できるのです。ましてやお子さんは見えないもので遊ぶの得意ですもんね。そうだよ、お子さんの方がマイムで遊ぶの得意だよ。
「ねえねえ、鉄棒やってー。」
「鉄棒?こうかな。」
「じゃあそれで逆上がりやってー。」
「うん、これでやると頭を床に打ち付けちゃうね。」
「じゃあ木に登ってー。」
「こんな感じかな?はい、ブラーン。」
「じゃあズボンを出しまーす。」
「え?ズボン?」
ユイちゃんはマイムで作ったタンスからズボンを取り出し、履いてました。
「うん、寒いもんね。ちゃんと履いておこうね。」
ショーの後の方が更にパントマイムで盛り上がったね。最後にユイちゃん、
「エスカレーターやってー。」
「え?ここで、、、ですか?ついたてとか無いけどイイ?」
「うん、イイよ。」
やってみましたけど、ついたての無いエスカレーターは
ただの屈伸です。
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