3月30日(月) 対戦相手:音楽的センス
稽古場
集団田中的笑劇vol.12『響』ですが、稽古期間は動き出しが遅かったものの全然不安がありません。ボクが書く台本はおおむね準備稿段階である程度ウケるという確信がありますし、ちょっと自信が無いところでもメンバーにそれを正直に伝え、全員で解消していく作業が上手く進んでます。とても効率の良い稽古です。今日も昨夜書き上げたモノを持って行き、本読みから始めますが出番に絡まない人の反応を見ていると
笑ってる。
一番身近な人たちを笑わせられると「これはイケる!」と実感するんです。まあ、成田山は“ゲラ”ですから、この笑いには注意しなきゃいけないんですけどね。これから動きを加えて遊びの部分も増えてもっと面白くなっていきますよ。ただひとつ不安があるとすれば
チケット、まだまだ余ってます!
本日の稽古の後半戦は、トリネタ(一番最後に演る大ネタ)の細かい部分の作りこみです。前にも書きましたが『響』というタイトル通り、歌を使います。で、歌を使うという事は当然ハモりたくなるのが人の欲求。でもね、出演者6人のうち、音楽に長けていないのが男連中でして、
頭抱えてます。
自分の音を拾う事もままならないので、一音ずつもらって
携帯で録音する
という手段に出ました。最近のハイテク機器には助けられてますが、堀内くんが
「すいません、もう一回もらえますか?」
「何で?今録音したでしょ?」
「15秒しか録れてませんでした…。」
不安があるとすれば、携帯を使いこなせないコイツです。