10月3日(土) 対戦相手:大きな声の男の子
川崎市

小児科クリニックさんでのバルーングリーティングでした。インフルエンザの予約が開始したので今日は混雑してましたね。出会えた皆さま
ありがとうございました!
お子さんにバルーンをプレゼントするタイミングというのがありまして、基本はお会計が終わって皆さま帰る時にしております。するとパパやママはお子さんに
「頑張ったご褒美だね。」
そう、頑張るとご褒美がある、という構図があれば次回もまた頑張ろう!という気持ちになれますもんね。たまに、診察前に
「風船くーださい!」
ってしっかり言える子には、そこでプレゼントします。今日、待合室で気になった子は、他の子よりも大きな声で
「ママぁ。僕、あと赤い風船もらいたい!」
ピンポイントのご指定です。で、あの赤い風船とは、ディスプレイしてあるハロウィンの飾り付けの


コレのようです。蜘蛛ですね。
「良い子にしてたら貰えるんだよね?」
「そうね。」
ママは答えました。僕はしばらく別の棟に行ったり、他の子に作ったりしてましたので、この男の子が診察から帰ってくるのを見てませんでした。お会計までの間に男の子は大きな声で
「ねえママ、風船もらえないじゃん!」
何度も何度も訴えています。おじさん、聞こえてるよ。でも敢えて聞こえないフリをして、出来れば自分の言葉で直接「下さい!」って言って欲しいんだよねぇ。
お会計が終わり、男の子はママに背中を押されて近づいてきました。おじさんは掌を耳の近くに当てて
「なあに?」
のジェスチャーをします。すると、男の子は
すんごく小さな声で
「風船、下さい。」
さっきのは全然小さいんだけど、伝わってきたよ。で、
「じゃあどの風船が欲しいの?」
ディスプレイしてある赤い蜘蛛も、言われたらディスプレイから外してもってくるつもりでしたが、男の子からは
「ブドウください。」

いいよー、はい、どうぞ。ちゃんと言えたね。ひとつ大きくなったね。声は小さくなったけどさ。
帰り際には笑顔でバイバーイ!
喜んでもらって、よかったよ〜。
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