6月9日(水) 対戦相手:昨日の続き
思い出し
昨日のブログの続きです。

15時からの歯医者さんの予約。午前中は義母の病院に付き添い、帰ってお昼ご飯。そしてシャワーを浴びて、ヒゲもしっかり剃って、仕事の時に着ける勝負パンツをはいて
いざ、出陣ッ!
到着して診察室に。まずは麻酔。プレ麻酔は綿を歯茎に当てて少し寝かします。しばらくしたら本麻酔。
本麻酔は、歯茎に金属が当たってるかくらいの感触しかないです。多分注射されてるんだろうけど。痛みが全然無いのは素晴らしいですね。

麻酔が効くまでの間は歯科助手さんの説明。
レントゲン写真を見ながら、小さな、優しい声で
「歯肉を切って、歯を砕いて出す形になりますねー。」
「2、3日は腫れと痛みが出ますねー。」
マスクしてるので目しか見えないんですが、とても可愛らしいひとみで
「麻酔も場所によっては効く所と効かない所がありますのでー。」
「今日一日は血圧が上がるような事。お酒と運動は控えてくださいねー。」
「血が止まらなくなるので、うがいはあまりしないでくださいねー。」
「抜いた箇所は指やベロで押さえたりすると雑菌が入りますから、しないでくださいねー。」
キラキラした瞳でのかわいい声で、この内容。
そんなギャップな説明の後に、いよいよ先生のご登場。
「ごめんなさいねー。」
が口癖の先生。とても柔らかな口調で、先にご自身の行動を口にされるのです。
「少し引っ張りますねー。」
「押しますねー。」
「ちょっと振動がありますからねー。」
で、最初の15分くらいは麻酔効いてるし、口を開けててアゴが少し疲れたなぁ。くらいだったのですが、段々と
先生が苦戦してらっしゃるのが伝わってきたのよ。
レントゲンでの説明でも聞いてたんですけどね、埋まってる歯がデカくて頑固なので(ドリルかカッターはは不明ですが)削りながら、割りながら進めていくって。
ちなみに、ドリルもしくはカッターで歯を細かくしてる時にね、口開けてますから鼻呼吸になるでしょ。鼻腔にほんのり
何かが焼けた匂いがしてくるのよ。
サンマ?松茸?茶碗蒸しの中の椎茸かな?そんな感じの、焼けたというより焦げたような、
身体から発してはいけない匂いね。
あと、削られてる歯の方は麻酔効いてるから痛くないんですけど、そのドリル?な器具の本体部分がたまに前歯に触れて、その振動が気持ち悪いんですよ。
ガタガタガタガタガタ…。
あと、15分過ぎから(終わって時計み見たら1時間弱でしたので、30分は経ってたかもね。)の先生の全力な引っこ抜きあたりから、アゴがめちゃくちゃ痛くなってきまして、これは麻酔とかの問題ではなく、あまりに抜けないから先生が力をかけると、アゴが変な角度にねじ曲がってるといいますか。気を抜くと
アゴ、ねじ切れられるんじゃないか?
というくらいの、何というか、経験した事の無い痛みなのでした。
でも先生は全力ながらも丁寧に
「あと4分の1ですからねー。」
「もう少しで終わりますよー。」
ゴールを提示してくれると安心するよね。無事全部が引っこ抜かれまして、切った歯茎の部分を糸で縫ってくれました。
そして最後の説明の時には、先生の腕がプルプルしてたもん。ずーっと力を入れっぱなしだと起こる、あの現象です。そんなに大仕事だったのですね。だからここだけの話ですが、糸で縫う時に一回だけ、ほんの一瞬だけ、針が
下唇に刺さった
けど、先生の腕がプルプルしてたんなら仕方ないわなー。

先生、ありがとうございました。そして、頑固な奥歯ですいませんでした。終わった後も丁寧な説明の先生、最後に
「しばらくは
腫れますよぉ〜。」
そこの丁寧な説明は、あんまり要らんかなー。ボカしてもよかったかもよ。
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