5月21日(水) 対戦相手:役者さん
早稲田
表現者の為のパントマイムワークショップ、今日も熱い4時間でお送りいたしました。午前中に一件の問い合わせメールがありまして、まあ今日のレッスンには間に合わないかも知れないけど
「今日もやってますので興味ありましたらどうぞ。」
という返事をしましたら
「ではお伺いします。」
という前向きなお答えが。ここまでの間に色んな人に宣伝ハガキを渡したり、色んな場所に置かせてもらったり、ウェブ上で書き込みしておりますので誰がどこでのこのマイムレッスンの事を知ったかも興味があるんです。以前もウェブで見たという役者さんが連絡をくれまして、まあ文体から察するに若い方だったんでしょう
「興味あります。」
という「こんにちは。」とか自分の名前表記とかも一切無くって一文だけメールで送ってきてですねぇ、挨拶から始まって懇切丁寧にやり取りを交わしていざ当日、開始数時間前って時に
「ワークショップ、お断りします。」
ってメールを下さいまして
「いやいやいや、『お断りします。』って表現はアンタが使うんじゃないでしょ?」
まあこういう人はパントマイムどうこう言う前に学ぶものがいっぱいあると思いショックもあまり受けないように強がって見せたのです。という苦い経験もありましたので、今回も
「来るかな?ドタキャンかな?」
と内心ドキドキしてましたら、いらっしゃいました。男性の役者さんです。しかもボクの事を全く知らないで、たまたまツイッターで書いた宣伝のリツイートを読んで興味を持ってくれたそうです。
教える側としてもガチですね。
まずはパントマイムがどんなモノか良くわからないでしょうが、とにかくやってもらう。レギュラーの生徒さんに課しているメニューをやってもらう。で、解説も加えますがとにかくやってもらう事にしまして
じゃあ発表して下さい。
数分テクニックを学んだだけで、知らない人の前でやってもらう。こんな無茶振りにもちゃんと対応して下さいましたし、おそらく場数踏んでらっしゃる方なんでしょう、とても堂々と演技をなさっておられます。それはパフォーマーさんにはパフォーマーさん用の、役者さんには役者さん用の教え方があって、この方には固定点とかもやりますがもっと大事にして欲しい気持ちの部分、感情に伴う行動のあり方を伝えたから、これだけ堂々と演技をされたんだと思います。気持ちよく立っていられたんでしょう。
「人生初のパントマイムの発表でしょ?これだけ出来るってすごいですよ。」
その後もいくつか違うテクニックをレクチャーし、その度ごとに発表してもらうんですが、とても吸収が早いですし貪欲に得ようとします。そして発表が形になっている。実質3時間強で
ここまで会得出来るんだね。と、先生ビックリでございます。最後に少しお話をしましたら次回からも参加してくださるとの事。それも嬉しいんですけど、目の前で素敵な演技をして下さるのが、そしてドンドン吸収して進化していくのが
すごく嬉しいのです。
役者の皆さん、このレッスンで変われますよ。
先生の教え方がまたイイからね。(当社比)用途に合わせた教え方が出来ます。来週はお休みですが6月からがまた楽しみですよ。まだまだ生徒さん募集中っ!
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