新総理に麻生太郎氏が就任した。私は、これまで純粋無所属、自民にも民主にも是々非々という立場を貫いてきたが、今日から、一日も早い麻生政権打倒に向けて行動を起こそうと思う。なぜなら、麻生政権が続く限り、日本の将来はないと考えるからだ。
なぜか。それは麻生氏という政治家が、定見もない、歴史に学ばない、バラマキの、旧態依然とした政治家で、自民党を先祖返りさせるばかりか、この日本を90年代の「失われた . . . 本文を読む
自民党総裁選は、案の定「出来レース」で、互いの違いもよくわからない、低調な政策論議ばかりで、まったくの消化試合になってしまった。
リーマンの破たんや事故米の問題等で世の中が震撼しているというのに、全国17カ所での遊説と称して、ひたすら自民党の宣伝合戦ばかりを繰り広げている総裁候補者の姿をみると、滑稽にすら思えてくる。何度もいうが、中味が変わらないのに、その表紙やパッケージを変えても、同じ事が . . . 本文を読む
こういうことがあった。
時は98年7月、参院選惨敗・退陣直前の遊説中のこと、財政構造改革路線を転換する「恒久減税」を自民党の幹部間の協議で決められ、飲まされた橋本首相が、たばこをくゆらせながら、長い間、車窓から外を眺めていた。
遊説中の車の中といえば、いつもは好きな本を読むか、居眠りをするか、どちらかだった橋本首相にとって、その姿は、首相としての脱力感、無力感を痛切に感じている姿に、私には . . . 本文を読む
全国の賃貸住宅の管理や都市再開発を担当している都市再生機構(UR)という独立行政法人がある。同機構は今では、国交省の官僚を中心に、天下りをさせるためにあるとしか言いようのない団体だ。
2008年7月現在の役員は、理事長と理事長代理が旧建設省出身、理事には国土交通省の局長経験者二人と財務省の局長クラスが一人、監事にも国土交通省出身者が1人といった状況だ。
同機構はもともと、1941年に設立 . . . 本文を読む