淀四・はぐるま会だより

淀四小・第39回(昭和34年)卒業生ブログ

野本君の奥さんが、ラジオ出演

2006-07-24 08:16:58 | はぐるま会員サイト・01

 昨晩、いつものように、NHK・ラジオ深夜便を何気なく聴いていました。番組のゲストにには女性が出演し、宇宙や地球の話しをしていました。もしかしてと思い耳を凝らしていると、アナウンサーの方が「野本さん」と呼びかけていました。やっぱり、野本君の奥さんでした。

 野本君は、大学教授で、著名な宇宙の研究者です。以前に、このブログで紹介したことが有ります。

 奥さんは、野本君の研究成果を著書に著し、「科学サイエンスライター」としても活躍しています。途中からの視聴でしたが、主な内容を紹介します。

 時は今、長野県や九州地方で、記録的な集中豪雨による甚大な被害が報告されています。実は、日本の宇宙開発の後押しになった一因が、昭和34年9月26日に東海地方を襲った「伊勢湾台風」だったそうです。この時、5千人余りの尊い人命が失われていたのです。

 現在、日本の気象衛星「ひまわり」は世界30ヵ国以上に、無償で気象情報が提供されているそうです。野本さんはある時、オーストラリア人に「私達は、日本にとても感謝しています」といわれた事が有るそうです。

 宇宙の研究には膨大なお金が掛かりますが、一方で、人々の生活や安全に係わる成果も生まれています。その成果は、熱や摩擦に強いテフロンの開発・水の再利用技術・通信・気象情報など、広範に渡っています。

 スケールの大きい話しとしては、80億年先に太陽が死ぬと膨張し、地球は太陽に吸収され一度ガス化されてしいますが、やがて、再び星が生まれる「輪廻」を繰り返すそうです。