今日のニュースで「石原産業」は瀬戸市に埋められているフェロシルトは撤去はせずに、「フェロシルトを閉じこめる方法などで対応したい」と県に求めているとの事。
溶出の防止策としては防水シートで覆うとか、地中に鉄の板やコンクリートの壁を作って、埋めている周りを囲う方法になると思う。
しかしこの方法では年数が経つごと防水シートが劣化して破れたり、継ぎ目がよれたり、外れたりしてそこからから地下水が漏れだし汚染物質が広がることは容易に想像できる。
■フェロシルト問題とは
大手科学メーカー「石原産業」(本社・大阪市西区)が製造した土壌埋め戻し材「フェロシルト」が埋められた土地で国の環境基準を超える六価クロムやフッ素が検出された問題
■発覚
昨年11月、愛知県瀬戸市。雨が降った翌朝、約10万トンのフェロシルトが使われた住宅造成地近くの川が赤茶色に濁った。県の調査で、微量の放射線が測定され、一連の問題が明らかになる発端となった。